this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
グラマラス・ライフ
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
つぎへ >>
第二部がはじまった。
理緒と紗月は新規のファンらしき男性数人に囲まれて、リクエストされるがままにポーズを取っていた。
「写真集(※)と同じ構図でお願いします」
「最高です、ありがとうございます」
「次は波打ち際で」
「水をかけ合う感じで」
ひとつひとつに笑顔で応える。手慣れたものだ。理緒は撮影者の意図を読むのがうまく、あっという間にリクエストを完遂してしまう。理緒についていくだけで、紗月のショットもどんどん仕上がりがよくなっていった。
「じゃあ次は理緒さん単独で」
「あいよー」
焼け付く日差しを浴びながらそれでも、この前よりはマシだったかな、と理緒は考えている。
先月、単独で撮影会をひらいたときのことだ。舞台は公園、それもたったの二時間だったので楽な仕事だと思っていたが、順調に進んでいたさなか、いきなりゲリラ豪雨に見舞われて散々な目に遭った。けれどもプロ根性、「雨に濡れるセクシーなあたしを撮って!」と理緒は果敢に土砂降りの中を飛び出してポーズをとって、最高に色っぽい表情をきめ、ひとつの伝説になった。いままでで一番ハードな撮影会だったかもしれない。
それに比べれば今日は、ただ暑いだけだ。それくらいなんてことない。
理緒は単独でファンのリクエストに応えつづけた。海に浮かんで空を見上げる。波打ち際でのジャンプショット。体の曲線美を強調する、S字と呼ばれる定番の写真集ポーズ。
太陽は勢い絶好調で、海面が砕けた光できらきらと揺れている。水平線の向こうまで、雲ひとつない青がどこまでもつづいていた。潮の匂いと、シャッター音と、誰かの歓声。理緒はその全部を、いつものように身体ひとつで受け止めていく。
手が空いた一瞬、視線をめぐらせると、やや離れたところで紗月が逢瀬と並んで写真に収まっていた。
「紗月ちゃん、もちっとこっち向いてみー」
逢瀬が紗月をリードしているようだ。
「こ、こうですか?」
「そーそー、いい感じいい感じ」
と言って逢瀬は、気さくに紗月の肩に手を回す。紗月は最初こそ硬かったものの、逢瀬のノリに引っ張られるように表情がやわらいでいった。波打ち際でじゃれ合うようなポーズの最中、逢瀬が何か耳打ちすると、紗月がぷっと吹き出した。声を上げて笑っている。
理緒は、その光景から目を動かせずにいた。
紗月があんなふうに、声を出して笑ってる。
あたしの前でも、あそこまで無防備に笑うことなんて、そうそうないのに。
胸の奥に、冷たいものが差し込む感覚があった。
えっ、なにあたし? ジェラシっ子してる?
自分で自分にびっくりした。
ダメダメダメダメ、紗月がせっかくノリノリで仕事してるってのに。むしろ紗月の成長を、喜ぶべき場面のはずなのに。
頭ではわかっているのに、胸のあたりがざわざわして落ち着かない。
それでも、
「もう数枚いいですかー?」
男女数名のファンに囲まれるや条件反射のように「はーい」と満面の笑顔を作ってしまう自分が、今日に限ってちょっとだけ、腹立たしかった。
※沖縄で撮影した理緒と紗月のファースト写真集『ふたり旅』のこと
第三部に入ってまもなく、理緒は人混みの向こうで、みうの表情がこわばっているのに気づいた。
相手は四十代くらいの男性客だった。一眼レフを構えながら、何やらしきりにみうに話しかけている。
「もっとこう、きわどい感じでさ。グラビアなんだから、攻めていかないと」
「えっと……その、ポーズはスタッフさんの指示の範囲内で……」
「いいじゃん減るもんじゃないし! せっかく撮影会来てんだから」
男は声を荒げた。みうの愛想笑いが、明らかに引きつっていた。困っている。助けを求めるように、視線がきょろきょろと泳いでいる。
理緒は迷わず近づいた。
「すみませーん、お客さん」
にっこり笑って割って入る。
「みうちゃん、次あたしとのツーショットのリクエスト入ってるんで、借りていいですか?」
「あ、そう……なの?」
男性客は明らかに不満そうだったが、理緒の笑顔の圧に押されて、それ以上食い下がることはなかった。
「みうちゃんの限界決めるのは、スタッフさんとみうちゃん本人だけなんで。お客さんが決めることじゃないっすよ」
最後だけ、笑顔の温度を一段下げて言う。男性客はばつが悪そうに視線をそらし、後ろへと下がっていった。
ふたりきりになったところで、ようやくみうが声を出した。
「初瀬川さん……」
目に涙が浮かんでいる。
「な、泣くほどのことじゃないって。よくあることだから、気にしすぎないで」
「ありがとうございます……」
「困ったら、すぐスタッフか、近くにいるあたしらに言って。我慢する必要、まったくないから」
みうはこくこくとうなずいた。さっきまでの怯えた表情が、いつのまにか理緒を見つめる尊敬の眼差しに変わっている。理緒は照れくさくなって、軽く肩をすくめた。
こういうのも含めて、先輩の仕事だ。
みうは未成年ということもあり、三部を終えたところで先に引き上げた。
去り際、「理緒さん、今日は本当にありがとうございました」とやたら深く頭を下げていたのが印象的だった。
怯えた顔は、もうどこにもなかった。
<< もどる
1
…
10
11
12
13
14
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
グラマラス・ライフ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
オールジャンル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年06月01日
参加申し込みの期限
2026年06月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年06月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!