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【ホームルーム】委員決定っ! 体育科篇
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●9組のホームルーム●
カッカカッカッ、「委員選出」。
黒板に大きくそう書き終えると、
高野 有紀
先生がこちらを振り向いた。
「さて、予告していた通り、今日のホームルームでは、このクラスの委員を決めるよ」
ニカッと笑いかけるが、9組の生徒たちの大半は、どこかまだ緊張を隠せない表情のよう。
戌井 創
も、そのうちの1人だ。童顔の口許を彼なりに引き締め、コクコクと神妙な顔で先生の話を聞いている。
もっとも、クラス全員が彼のように真面目な態度……というわけでもない。
中には、だるそうにシャーペンをくわえている
虎沢 英子
や、俺にはカンケーねぇし、と言わんばかりにあくびをかましている
新庄 武蔵
などの生徒も、教室にはちらほら。
「決めるのは、学級委員、風紀委員、美化委員、図書委員、保健委員、体育委員の6つだったね。
そうだな……、まずは学級委員だけ先に選んでもらって、後の進行はその4人に任せようか」
その方が私もラクだしな、と付け加えながら高野先生が、委員決定までの流れを、改めて板書でまとめ直した。
───────────────────────────────────
・学級委員の定員は4名。
・立候補を募り、欠員が出た場合はさらに推薦候補を募る。
・推薦された生徒が、欠員の人数を上回った場合は、クラス内の投票で決定。
・選挙は、投票用紙に候補者1名の名前を書いて投票する、無記名方式。
───────────────────────────────────
「ではさっそく始めるよ。学級委員になりたい者は、挙手して希望してくれ」
まずは、ちょっとの沈黙。互いに顔を見合わせ、まだ馴染んで日も浅い、クラスメイトの様子をうかがう生徒たち。すこしずつ、教室がざわめき始める。
やがて、そのざわめきを割って、スッときれいな所作で挙がる手があった。
「だれもいないなら、俺が立候補しておくか」
男子の制服だけど、声は女の子。サバサバとした表情で立ち上がったのは、
奈良橋 博美
だ。
「立候補が足りないなら俺様がやってやらんでもないがな」
続いて手を上げたのは、
花王 紅玉
である。こちらは椅子にふんぞり返って、立ち上がりもしないけど。
(あっ、花王君だ!)
まだ微妙にサイズが合ってないダテメガネを直しながら、同じ剣道部の
七種 蛍火
が、思わずそちらを見る。
(花王君も、学級委員に立候補するんだ。頑張ってほしいなー……)
さて、これで2人の立候補者が出た。
「よし、他に希望者はいないかー?」
促す高野先生の声に、やがて
志波 拓郎
が立ち上がった。考えがまとまるまでには時間が掛かる彼だったが、いったんこうと決まれば、動作には無駄がないようだ。
「ん……埋まりが、悪そう……なら……やって、みるか……。
よく、考えたら……体育科だから、運動部所属な人……多い、わけだしな」
こうしてまず、3人の立候補者が9組の学級委員に確定した。
奈良橋博美、花王紅玉、志波拓郎が、続いて教室の前に出て、就任の挨拶をする。
「こういう時は、マニフェストを出すんだっけ?」
と言いながら、
奈良橋 博美
が所信表明を始めた。
「俺が学級委員になった場合は、イベントのクラス全員参加強制。
苦手だからとか面倒だからとかは認めない。
俺自身が面倒で参加してなかったらごめん」
ガタッと机ごとずっこける
戌井 創
、他数人のクラスメイト。気にせず奈良橋は、
「あと、男女平等でいこうぜ。
女子だから力仕事免除・男子だから家庭科関係免除なんてことは認めない。
きっと、その中から男女恋愛とかも生まれるさ。こんな感じに、一年過ごそうぜ」
「おー、頑張れよ奈良橋!」
同じ空手部の
虎沢 英子
から、応援の声がとぶ。
続いては、
花王 紅玉
の演説だ。
「ふむ……そうさな、俺様が委員になった暁には俺様の言うことは絶対だぞ。
その代わり他のどのクラスよりも楽しく愉快かつ高尚なクラスにすることを約束してやろう」
このちびっ子はあまりにふんぞり返りすぎて、今にも後ろに倒れそうだ。なんとなくその背中に手を添え、バランスを支えてやる
志波 拓郎
。なんという裏方仕事。
その拓郎はと言えば、
「表立って……というより、裏から、他の学級委員や……クラスの、皆を、支えられる……
そんな、立場になりたいし……やる、からには……精一杯、やらせて……もらう」
さすがに自己アピールの時は、頬を叩いてしっかり目を覚まし、訥々と自分の考えを述べる。
「真面目な時はまじめに……祭り事には、皆で騒いで、思い切り楽しめる、そんなクラスに……なるよう、サポートを、したい」
こんな感じで、いいんだろうか?と、自信のなさそうな視線を送る拓郎に、高野先生が笑みを返した。
「よし、この3名が学級委員に相応しいと思う者は、拍手で承認!」
ぱちぱちと信任の拍手が起こり、こうして9組3人までの学級委員就任が決まった。
「さて、学級委員の定員は4人。残る1名の枠は、クラスから推薦を募ろうと思うが……」
待ってました、とばかりに
虎沢 英子
が手を挙げ、すっくと立ち上がった。
「はーい。推薦で
新庄 武蔵
君が良いと思いまーす。
野球やってるし責任感も忍耐力もあると思うんで推薦しましたー、以上……」
ぷっ……クク……と笑いをこらえながら着席する虎沢を、ものすごい形相で睨み付け、すかさず新庄武蔵が立ち上がる。
「ういーっすセンセー虎沢英子を推薦するぜ。
言っておくが俺は野球以外はさほど興味ねぇしサボる気まんまんだがいいんだな?
い・い・ん・だ・な?」
被ったタオルの下から鋭いガンを飛ばしながら、着席する新庄。
あっけにとられる虎沢英子、次いでがばっと机にその金髪頭を伏せ、
(おいおい、何だそりゃ!? あたしだって学級委員なんかやりたくねーぞ!)
と冷や汗だらっだら。
残る1枠に、推薦候補が2名。
こうして、「いかに自分が学級委員に相応しくないと思うのか」、2人の候補者の泥沼アピールタイムが始まったのだった……。
新庄 武蔵
のターン。
「いいか。俺は不良だぜ? 授業はさぼってっし単位ギリギリを狙ってるしよ。それ以外の時間は野球につぎ込みてぇ」
堂々たるギリギリ発言に、さすがの高野先生も苦笑している。
「それに学級委員なんざなったら先公と顔をつき合わせなきゃいけねぇしよ……。
下手したら
熊先公
とも顔をあわせなきゃいけねぇとか苦痛だ……。
それにあれだ。英子は空手っていう武道もやってっし根はマジメだから適任だと思うぜ。
英子がやってくれるなら俺も安心して野球ができるしな。
こんな不良に学級委員任せちゃいけねぇだろ? みんなもそう思うだろ? な! なっ!」
虎沢 英子
のターン。
「う……あ……、」
言うべきことを思い付かずに、口をぱくぱくさせる虎沢。
(おいおいおい、これ不味いパターンなんじゃねーか!?)
高野先生がストップウォッチを示し、アピールタイム終了。
投票結果は、2票差で……
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鈴木二文字
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年11月23日
参加申し込みの期限
2012年11月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年11月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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