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春探しの彩色マーチ
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お昼寝ムードから一転して、殺人事件!?とも思われたこの空気。
しかし。
「……あ、えっと。生きてる、みたいですよぅ」
怖さ半分、けれど好奇心で近づいた瑠奈が生きていることを知らせる。どうやら事件とかそういう事ではないらしい。皆の視点がその倒れている人物に集まる。
「あのー、生きてますかーっ?」
「んぁ……?」
瑠奈の問いかけに反応有り!
「ホントだ! 生きてた!」
ののこが興味津々に覗きこむ。
そんなののこに視線を返す倒れていた人物――
屍 骸
は、その体を重たそうに起こした。実は彼は寝ていただけ、つまり寝起きなわけでイマイチ状況を把握していない様子。しかし、大凡の反応はつく。『死体に間違えられないか』と骸が懸念していた通りなのだろう。
「あー……なんだ、病的なナリしてるわけだが、この通り生きてる。いってみりゃ、特技だ」
「なんかすごい特技!」
半分冗談のつもりだったのだが、見事に興味をそそったらしく、興味津々なののこに瑠奈がこくりと頷いて。
「し、死体じゃなくて、よかったです」
生きていることに安堵した時子が胸を撫で下ろす。
「俺ぁ、見た目よりずっとしぶとくてなぁ、でもなんだ、」
不健康には変わりなく、改善したいということらしく、日光浴に身を焦がしていたとか、何だとか。健康的に過ごせば体調を崩す体質は彼自身も手を焼いているのだとか、そんな身の上話。
「え、それじゃ陽の光は辛いんじゃ……」
「実の所、苦手だ」
でも――と骸は続ける。
本人の言い分を纏めるとバケメン(怖い顔的な)からフツメン(普通の顔)にビフォーアフターするためなら!我慢大事!
そういうことらしい。
「あたし、お手伝いします……!」
瑠奈の声に連なるように皆も頷いた。
「ビフォーアフターの援護ーっ!」
「おー!!」
「おいおい、お前らノリいいねぇ」
ニッと笑う骸。
彼としては満面の笑みなようなのだが、滲み出るホラー的な怖さがひしひしと。嬉しそうなのに、怖い。なんか怖いぞ。
もちろん、一瞬周りの面子が固まったのは言うまでもない。ただ彼の綺麗な歯は、それを中和するには少しだけお役立ちしたとか。
何はともあれ、お昼寝仲間がまたひとり増えたのだった。
ふわふわ。ふわふわ。
空のよく見える場所で大きなしゃぼん玉を作っているのは
空風 由利
。
ふわふわ、ふわふわ。
ひとつ、またひとつと大きなしゃぼん玉が形を成していく。
それを見つめながらふぅ、と息を吹くと――――?
ふわりと由利の身体ごとしゃぼん玉が包んだではありませんか!
ろっこん、気分は空色――それは何かをしゃぼん玉で包む能力。
散歩のために彼女の用意した、空への切符。
そんな、しゃぼん玉が一つふわりと風に揺れ、輪を外れる。
その先には……というと、春探しの重大任務中! の
天馬 ひびき
が居たのだ!
みんなの名前を聞きまわり、春や花の文字を探す、彼女の春探し。
春に心がうきうきする理由、それを『スプリングって跳ねるでしょ?だから春も心が跳ねるのよ』なんて。
大発見だと、楽しくなっていたひびきだったが。
「にょえ?」
きょろきょろと視線を散らせる。一体何が起こってるの? 視線はそう語る。
なんの悪戯か、しゃぼん玉はひびきを包んでしまっている。
「あっ、ごめんさー」
「もしかして飛んでる……?」
由利の声にひびきが返せば、
「最近しゃぼん玉の中に入れることを知ったんだよねー」
だから、ついと由利は笑いながらそう言っては、ついでに一緒に空散歩への招待もどうかなと。
宇宙の大好きなひびき、浮くことへの憧れだって人一倍。
なら――と、頷いてそのまま、空への散歩。どうせなら、誰かと一緒に。
ふわふわ。ふわふわ。しゃぼん玉の中は無重力。まるで憧れの宇宙にいるみたいとひびきは嬉しくなる。
風の軌道そのままに、ふわふわ、ふわふわと。
「わー、寝子島って空から見るとこんな風に見えるんだねー」
「空も近いね、このまま宇宙に行けないかなぁ!」
「あっ、島もちょっと猫みたいな形してるかもへへへっ、大発見」
上にも下にも楽しみがいっぱい。
でも風は気まぐれさんだ。
「にょー」
「あらら?」
一緒に浮いていたはずのひびきと由利のしゃぼん玉を、なんと別々の方向に流してしまったのだ。
けれどこうなれば仕方ない、このまま空の散歩を楽しんだもの勝ちである。
ほんのりと空散歩を楽しんでいたひびきだったが、目線の先にはなんと、お昼寝場所へ到着したののこたちが居て。
「あ、おっきなしゃぼん玉ー!」
指をさされると同時に、ぱんっとしゃぼん玉はなくなってしまう。
「にょえええぇぇぇぇ」
地面にドサリ。幸いひびきに怪我はなく、ののこの方もさっきのはただの大きなしゃぼん玉と思っている様子。
空の散歩はちょっとだったけど、大好きな宇宙に近づけた気がして、嬉しさのほうが勝っている。また今度頼んでみようかな♪なんて。
「あれー? 転んだの? 大丈夫~?」
近づいてきたののこが首を傾げるけど。
「心配ないわ。私、天馬ひびき。このこは「はやぶさ」っていうの」
鞄から天馬のぬいぐるみを出して「こんにちは」とペコリ挨拶のマネ。
「ねぇ、私も仲間に入れてくれないかなっ?」
「いいよ~!」
ののこがおいでおいでと手招きして。
「お昼寝前にお弁当食べるところだったんだ~」
雅人がのんびりと状況説明をすこし。
それぞれのお弁当を食べながらのお話タイム。
持ってない子には、各々みんなから少しずつ。むしろ皆で交換会!
ここは鳥たちや動物たちにとってもお気に入りの場所らしく、各々が寛いでいる。
「う~ん、癒されるなぁ~」
和み和みのほんわりムード、それはまるでぽかぽか陽気の魔法。
「は~い、どーぞ~」
お裾分けーと雅人は鳥へもお弁当をあげようとしてみる。食いしん坊な鳥さんはぱくりと美味しそうに頂いて。
もう少し――と催促の視線が来ちゃうから、仕方ないなぁ~なんて。
「ねぇ、どうしてペガサスなのに、はやぶさなの?」
ののこのそんな疑問には、探査衛星の名前なんだとか、そこから広がる宇宙の話。
「寝子島は空気が澄んでて星がよーっく見えるから来たの、宇宙がとっても近いからね」
「星、とっても綺麗ですよね」
時子もゆるりと頷く。隣で一緒に頷いた骸も何だか楽しそうだ。
苦手だと言っていた陽の光、けれど、辛いことだけじゃないはず。 知人に提案された日光浴、それに最適だった今日の催し。来てよかったなぁ――とぽかぽかの空気の中で思うのだった。
お弁当タイムの後はそう、お昼寝タイム。陽気でぽかぽか、お腹もいっぱい、みんな各々に横になれば、眠りの案内人はすぐそこに。
ふわふわな寝心地。心地良い、鳥の声。みんなで、うとうと。うとうと。
一番先にこてんと寝てしまったのは瑠奈。みんなの夢を聞きたかったひびきもうとうと。ののこの横で時子もうとうと。
雅人も骸もすっかり春の陽気の虜、こてんと皆で夢のなか。
起きた時には――皆で「夢」の話をしよう。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
癒雨
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2012年11月24日
参加申し込みの期限
2012年12月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2012年12月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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