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そして花と微睡む
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【旅風】
「もうプレゼントみたいなものだよ。あおいと過ごす連休はさ」
七夜 あおい
の頬は赤く灯る。付き合いたてのような鮮やかさだが、交際一年目だ。
八神 修
は福岡駅のホームに降り立つと、そんな彼女をそっと抱き締めた。
「ふふ。昨日もニャスコードで話したじゃない?」
「こうして実際に触れるのとは違うさ」
恋人たちが電子的通信に頼らずこうして顔を合わせるのは、しばらくぶりだ。たがいに学生であり、勉学に勤しんだりそれぞれの友人たちと交友を深めたり、忙しい日々を過ごしているから、普段はまさしくニャスコードやらNYAINやらに頼り切りである。そのかわり連絡は密に取り合うことにしていた。
「今回は、連休の間はこちらにいられるからな。あちこち行って、なんでも楽しむつもりだよ」
「一年暮らしてるけど、実はまだそんなに詳しくないんだ。だから今日は私も楽しみ!」
そんなわけで二月の後半、連休を使っての福岡旅行と決めた。
まだまだ冷え込む今日この頃だが、九州の気温は関東圏よりいくぶんかあたたかい。
「進学先を東京にしておいて良かったとつくづく思うよ。オックスフォードやケンブリッジなんかにしたら、今ごろ会いに来るのが大変だったな」
「修くんなら、どこからでも飛んできそうだけどね~?」
「うっ。そんなことは……ないよ?」
行先は特に決めていない。旅行ガイドブック片手にあおいと相談しながら、あえての行き当たりばったりを楽しむつもりだ。
「それじゃ、しゅっぱーつ」
「おーっ」
勉強に追われて住んでいる福岡の観光もままならないというあおいだから、どちらを向いても物珍しく目を輝かせた。
「織幡神社。主祭神の武内宿禰(たけうちのすくね)をまつり、地元ではシキハンさまなどと呼ばれて親しまれており……」
「自然豊かでいいところだね。寝子島神社を思い出しちゃうな」
古めかしく神さびた社殿のたたずまいに、どこか気圧される。ひんやりとした風が吹き、樹々の枝葉を揺らすさまはなんとも穏やかな心持ちにさせてくれた。
修が取り出したゴツゴツとして本格的なカメラに、あおいは少しばかり目を剥いたが、今日はすべてを撮る気まんまんである。社殿と鮮やかな赤色をした灯篭とあおいをいっしょに画角へ収め、シャッターを切った。
次に訪れたのは、唐津街道赤間宿跡。かつて栄えた宿場町であり、今でも白壁の町屋が並び、当時の面影を見て取ることができる。
「町茶屋、問屋場、旅籠、商家……それに家具屋や呉服屋、酒屋に鍛治屋。もちろん旅館も。そんなものがぎっしりと並んでいて、赤間に来ればなんでも揃うとうたわれたそうだよ」
「へ~、すごい! たしかに風情があるね」
現代においてはそれらの旧家屋を利用した商店街となっているようだ。このあたりで著名だという土産物屋に入ると、ずらり並ぶ商品から、地元食材を使ったご飯のお供をいくつかお土産に購入した。
「花は……まだ咲いていないかな」
「二月だもんねえ。あっでも、ほら。あれ!」
その後もあちこち、当てどなく歩いてはその土地のたたえる情緒に感動し、そのたびあおいとの会話も弾む。彼女が指差した先には、早咲きの黄色い菜の花が満開となっており、青い空とのコントラストに思わず、
「……綺麗だな」
「うん」
目を奪われた。
海岸近くの公園の一角、海が見える広場のベンチに腰掛けて、購入しておいたコーヒーとちょっとしたスイーツをいただく。深い緑がさわやかな、抹茶のドーナツだ。
「最近は、どうだい?」
「うん?」
「ほら……少し、
悩んでいた
だろう。進路のことで」
はむ、とドーナツを頬張り、あおいはこくりとうなずく。
「焦りはあるよ。でも修くんに言われて、少しは冷静になれたかな。周りを見たら、まだ内定決まってる子もそう多くはないし。でも、悠長にしてるつもりもなくて」
「ああ」
「もう少しだけ、自信が持てたら……積極的に動いてみるつもり。自分で決めた道だもん」
そう言って前を向くあおいの瞳は、真っすぐで力強くて、きらめいている。悩みに暮れるプロセスもきっと必要だが、彼女ならそれも大丈夫だろう。
「いつでも相談してくれていい。それで、きみの力になれるのなら」
「うん、頼りにしてる」
福岡の地に己の願いを残そうと、修は天に祈った。きみがいつか、なりたい自分になれますように。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年03月10日
参加申し込みの期限
2026年03月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年03月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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