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そして花と微睡む
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【同じ時を刻む】
おハイソな星ヶ丘地区も、いまや
稲積 柚春
の地元となった。
ウォルター・B
と人目を忍ぶ間柄であった頃、この街はきらきらとまばゆく輝く、なんだか別世界のように思われたものだ。まったくもって立場の異なる、天上の人々が住まう場所……などというと大げさではあるけれど、手の届かない相手に恋をした学生の柚春にとっては、おおよそそのような印象を抱きがちだったように思う。
「ふっふっふー」
「なんだい。なんだかご機嫌だねぇ」
「だーって、嬉しいんだもん」
だから彼と並んでこの街を気兼ねなく歩くことができるのは、柚春にとって大きな喜びだ。いずれは身も心もこの街の住人となり、慣れてゆき、そんな感覚も薄れてゆくのかもしれないが、それはそれで喜ばしいと思う。ウォルターの居場所に、自分も馴染んでゆくということなのだから。
「あんまり大っぴらにワットと歩けなかったからね。今はそれも、解禁! ってことで」
「なるほどね」
今ではもう、腕を絡める柚春を彼がたしなめたりはしないし、こうして星ヶ丘の一番きらきらとした大通りを寄り添いながら歩くことだってできる。
「それで、フラワーガーデン? だっけ」
「『フラワーガーデンパーティー』! ほら、あそこが会場だよ」
都会のど真ん中に現れたお花畑を見物してみようと思ったのには、いくつか理由がある。ひとつは近場であること、ふたつは興味を惹かれたから。
「妖精や動物たちと花々が共存する、フォトジェニックな空間をお楽しみください……って。参考になりそうだなあって思ったの」
「ああ。家の庭の話かい?
メアリ
ともなにか相談してたねえ」
「そうそう! どんなお花を植えようかな~って」
このくらいフォトジェニックな庭になったら、子どもたちの撮影会に便利じゃない? というのが、みっつ目だ。
『フラワーガーデンパーティー』はなるほど、見事な出来栄えで見応えがある。小さな妖精たちは緑と花の彩りの合間を飛び回り、動物たちは降りそそぐ陽気につられて跳ねまわる……そこに置かれているのは陶器の人形でありながら、そんなストーリーも感じさせてくれる、丁寧な世界の作り込みように感心してしまう。
「ね、あそこ! あの小さな豹の赤ちゃん、ワットにちょっと似てない?」
「あっちの妖精はなんだか、髪型が君に似てるよね」
そんなふうに話も弾む。
せっかくなので写真も撮影してみる。それぞれに似た人形へ顔を近づけながらに、交代でぱしゃりと撮った。
「よろしければ、おふたりの写真をお撮りしましょうか?」
「わ、ぜひお願いします!」
イベントのスタッフの申し出はありがたく、ツーショットもカメラに収めることができた。
「それで、参考になりそうかい」
「うん、ばっちり。帰ったらメアリさんとも相談して、なにを植えるか決めないとね」
そう言うと、ウォルターはやわらかくにこやかに笑んだ。それをまた、ぱしゃりと一枚。これからは、アルバムの中身がどんどん増えそうだ。
見物がてらに話も弾む。
いつかふたりで臨むだろう、結婚式のこと。プロポーズから間をおかずの結婚となったが、挙式を通じてたがいの両親へお披露目する席は必要だと柚春は考える。いつ行うのか? その上で、いかにしておもてなしをするべきか? 梅雨時になってしまうとガーデンパーティーも難しいし新学期であればウォルターも多忙だろう。いっそ夏頃に、初夏のハーブを使い柚春の持ち味たっぷりな式としようか。
彼にどんなもてなしがいいかと尋ねると、僕が射的で的を次々に……などと言い出したので、苦笑いしつつ却下。レモン香るケーキなどでもてなす案はどこかで活かせるかもしれない。
「ありがとう。いろいろと考えてくれて」
ふと、枝葉の重なりから差し込む光に朗らかな顔を浮かべながら、彼が言う。
「うん?」
「真剣に考えてくれてさ。けど、あまり無理はしないでねぇ」
「あはは、ぜんぜん無理じゃないよ! だって楽しくって、毎日眠るのがもったいないくらいだから」
彼とともに過ごす時間を大切にしたいし、そうでない時間は彼のために彼の帰る家を整え、彼のために料理をして……趣味と実益を兼ねた香りの探求も楽しいし、ご近所さんとの会話も増えた。日々充実し、満たされている。
それに、と柚春は腕をまくってみせた。
「無理はしないよ。クリスマスにもらった、この時計に誓ってね」
ああ、とうなずき、ウォルターも手首をちらと垣間見せる。ふたりの腕を飾るロイヤルブルーとユニオン・ジャック・ブルーの腕時計はお揃いで、同じ時を刻み続ける。どちらか片方が止まることはないだろう。
「笑うときも眠るときも……これからもずっと、いっしょに時を刻んでいこうね」
「そうだね。おたがいに」
はにかむその表情はきっと、どんなに年をとっても、しわが刻まれても少しばかり頬が垂れてきても、愛おしさは変わらない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
墨谷幽
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年03月10日
参加申し込みの期限
2026年03月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年03月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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