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黒猫はパンツがお好き?
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奈良橋 博美
はすでに住宅街での聞き込みを開始していた。
博美だって女のはしくれだ。下着を盗まれるのが嫌な気持ちは分かる。
ねこったーを見る限り、同じ考えの者達もいるようだ。
「ありがとうございました」
被害にあった時の話を聞かせてくれた女性に、武道で磨かれた美しい一礼で別れを告げた博美は、道の端に寄って携帯を取り出すと、地図アプリを立ち上げた。
事件を解決する手助けになればと思い、入手した情報を地図アプリに記録して、逐次ねこったーで報告しているのだ。
「よし!」
最新情報を入力し終えて顔を上げた博美は、向かい側から歩いてきた
神無月 綾
と目が合った。
博美と手元のタブレットを見比べた綾は、タブレットを博美に見せながら聞いてくる。
「もしかして、この黒猫盗難被害発生場所の地図は、あなたが公開してくれているんですか?」
ネットを駆使して情報を集めていた綾の持つタブレットの画面には、博美がねこったーで公開したばかりの最新データの載った地図が表示されていた。
「ああ、そうだよ。そっちも調査してるのか? 早く黒猫が捕まるといいよな!」
「そうですね」
滅多に他人に心を許さない綾だが、博美のまっすぐな言葉と笑顔は好ましく思えた。
「黒猫…?」
二人の側を通り過ぎようとしていた
宮祀 智瑜
が自転車を止めた。
「あの、黒猫ってパンツを持って行っちゃう噂の猫ちゃんの事ですか?」
「ああ、そうだよ。俺達、そいつを捜しているんだ」
博美の答えに、智瑜が安心したような笑顔を見せた。
「私も捜してるんです。お客さんにも聞いているんですけど、なかなか手掛かりがなくて…」
智瑜の自転車の荷台には、『宮祀青果店』の文字が入ったカゴが備え付けられている。
中は空なので、配達帰りなのだろう。
「携帯持ってるか? そっちに俺が調べた情報は大体載せてあるから、良かったら活用してくれ」
博美が智瑜に、地図のアドレスを教える。
「その地図ですが、私が調べたところ、2箇所ほどそちらの地図に無い場所を見つけました。シェアしましょうか?」
綾が博美に申し出る。
「実は、私もケータイの地図に印をつけているんです。情報を合わせたら、精度があがりますね」
「助かるぜ!」
博美と綾と智瑜はそれぞれが調べた情報を照らし合わせた。
「ええと、テリトリーが約500メートルとして、今の被害の範囲を重ねると…、やはり、この辺りに出没する確立が高いと思うんです」
智瑜が綾のタブレットの地図の上で、くるりと円を描いた拍子に指先が画面に触れ、地図が大きく動いた。
「ごめんなさいっ」
慌てる智瑜に、綾が大丈夫だと答える。
「あれ? 星ヶ丘にも印がついてるぞ?」
博美の知らない場所に、違う色のマークが付けられていた。
「私の部屋です。私も被害にあったんですが、今のところ猫の行動範囲内ではないので、こちらは別件かもしれません。あとで正式に警察へ被害届を出しておくつもりです」
「そうか。俺も、星ヶ丘でも被害がないか聞いておくよ。それで、二人ともこのまま聞き込み続けるんなら、頼まれてくれないか? 聞き込みの時に、聞いて欲しい情報があるんだ」
綾が警戒し、智瑜が首を傾げる。
「何を聞けばいいんですか?」
智瑜が聞く。
「盗まれた時間帯と、下着の色・柄・素材、洗剤。あと…何か最近、身近で不思議な事が起きてないか聞いてみてくれ。それか、不思議な力を持っていないかとか…」
奇妙な質問事項に、綾が怪訝な顔をする。
「私、宗教に加担する気は…」
「違うって。いいから、聞いてくれ。頼む! このとーりっ!!」
博美が両手を合わせて綾を拝み倒す。
「聞くだけ聞いてみてはどうでしょうか?」
智瑜が控えめに博美に加勢する。
「……わかりました。一応聞いてみますけど、ちゃんと答えてもらえるかは期待しないで下さい」
綾が躊躇いながらも頷いてくれた。
「ありがとう! よろしく頼むぜ!!」
博美と綾は、円を描くように二手に分かれて聞き込みをする事になった。
「私は、このあたりを自転車で走ってみます。お店の常連さんにも、もう少しお話を聞いてみますね」
自転車という機動力を持つ智瑜が、地図の空白地帯への重点的な聞き込みを担当する。
三人は、お互いの情報の共有を約束して別れた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
青丹 よし乃
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
推理・サスペンス
動物・自然
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年12月30日
参加申し込みの期限
2014年01月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年01月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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