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June Is Bustin’ Out All Over
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水無月祭の会場は、目を奪うものだらけだ。
特撮ヒーローがたこ焼きを焼き、巨大キャンバスが風をはらみ、撮影クルーが慌ただしく駆け抜ける。それら喧騒を見下ろすように、ライブステージに登場予定のミュージシャン――Greedy Catsのポスターが会場を睥睨していた。
だが、その光景にも引けを取らない異様さがここにある。
モアイ像が立っているのだから。しかも『異世界はこちら』と書かれた案内つきで。
もちろん本物ではない。発泡スチロール製、高さはせいぜい一メートル半。それでも台座にすえられた姿は妙に堂々としていて、思わず足を止めてしまう者も少なくない。
しかも異世界へのいざないは、モアイ像にとどまらなかった。張り紙に従って進むと、今度は土偶、さらにストーンヘンジ。そしてなぜか、ピラミッドにスフィンクスまで登場する。
どれもこれも一昔前の異世界モチーフだ。レトロで、チープで、胡散臭くて──それでも、少しだけわくわくしてしまわないだろうか。
かくしてたどりついた学舎の一室、そこには木天蓼大学異世界探検部、通称イセ探が間借りした模擬店なのである。その名も『
異世界ミステリーカフェ
』!
「おかえりなさいませ。ミステリーゾーンへようこそ」
すらりとした立ち姿は執事風、漆黒の燕尾服に身をつつみ、背後で鋭く分かれた長いテールが優雅に揺れる。雪のように白いウィングカラーシャツの襟元は黒い蝶ネクタイ、白手袋をはめた長い指が銀のトレイを完璧な水平にたもっていた。垂れた前髪は右目を隠し、気品ある表情をさらにミステリアスに演出している。
一礼して顔を上げた
鷹取 洋二
は、たちまち破顔した。
「ってああ、碧南さんだったか。チラシ配りはうまくいったかい?」
「あっ、はい……洋二さん……」
「どうしたのそんな棒立ちになって?」
「いえあの……洋二さんの執事姿、めっちゃ似合ってて……」
そう言ってから、
羽生 碧南
は慌てて視線をそらした。目が合っていた時間が、長かったことに気づいたから。
「ありがとう。碧南さんのメイド姿も素敵さ。惚れ惚れしちゃうね」
そう言いながらも洋二も、視線を戻すのが一瞬遅れた。
洋二の言葉は大げさではない。碧南はいま、黒のクラシカルメイド服をまとっていた。膝丈のスカートが長い脚を際立たせ、エナメルのヒールと白いストッキングのコントラストもまばゆい。自然なボブカットが肩に軽くかかって、白いエプロンとフリルのカチューシャが清楚さを添えていた。背筋を伸ばした立ち姿には、キュートさと気品が見事に両立していた。
洋二さんと私、おそろいでカフェの従業員だなんて、妄想、いやドリームがはかどるなあ……。
しかしこのコスチュームは碧南と洋二だけではないのだ。
「オホー、開店時間ヨー!」
店内から出てきたのは
オルガ・オングストローム
部長である。さすが北欧出身。プラチナブロンドの髪に黒のメイド服が映えて本格派だ。惜しむらくは背がちっこいことくらいか。
「部長可愛い! サファリ服から着替えたんですね」
「異世界の店でメイド&執事、このコンセプトがいけると思ったヨ」
「私とシュリーは高身長だから、メイド服なんてないと思ってたんですけど」
「私にぬかりはないのコトよ。衣装デザイン部に格安で作ってもらったカラ」
「気合入ってますね」
「そりゃあ、大事な活動費稼ぎの機会だからネ。今日と明日でがっぽり稼ぐヨー!」
オルガは腕組してフンスと鼻息した。
「で、でも部長」
顔をのぞかせたのは、硬マッチョ執事の
重 錘左衛門
(おもし・すいざえもん)だ。ちゃんと蝶ネクタイまでしているのに服装がノースリーブなのは、パンパンの肉体に合わせられる上着が作れなかったからだという。
「まだお客さん、来てないですね……。部長の話では、開店前から大行列の予感、とかでしたけど……」
「すいじゃえもん、大きいナリしていきなり盛り下がること言うなやー」
口をへの字にして、店から
綺生 煌牙
(きりゅう・こうが)が出てきた。なお、煌牙だけは執事服ではなく、白い長袖のシェフコートだ。彼の服装チョイスについて一年生女性陣三人はしきりと勿体ないと惜しがったのだが、本人は「ワイは裏方に徹するから」とどこ吹く風だった。
「ちょっとわかりにくい場所だからねぇ。メイン会場からはけっこう遠いし」
でもじきに盛況になるさ、と洋二は楽観的だった。
ところが。
十分が過ぎ、二十分が過ぎても客の姿は見えなかった。寂しさがきわだつ。遠くからメイン会場のにぎわいが風にのって流れてくるだけになおさら。
三十分ほど過ぎてとうとう、
「わ、私、またチラシ配りに行きますか?」
メイド姿の
シュリー・リン
が出てきて不安そうに告げた。
「いや、ええで。ていうかもうチラシ、ないんや。予算はモアイやら土偶やらに使(つこ)てしもたからなー」
カッカッカと煌牙は笑ったが、さすがに空元気という風に見える。
転機はまもなくやってきた。
「歩き続けた果てなき道程(みちのり)、ワインディンロード越えるとき、霧の向こうにサークル浮上、ストーリー暴走オレら参上。カフェなら上等、タイミングまさに神がかり。乾いた喉にゃあちょうどいい」
長身にして堂々としたシルエットの女性だ。黒のベースボールキャップを深く被り、つばの下から覗く黒いサングラスが鋭い視線を隠している。長い黒髪は肩から背中までストレートに流れ、唇には控えめなグロス、顎を少し上げて自信たっぷりの表情だった。
「フツーに言え。フツーに」
彼女の肩に腕を回したのは、これまた長身の女性だった。灰色の髪に白い開襟シャツ、姉妹だろうか顔かたちは相方に似ているが、身長はさらに高い。バスケ選手の碧南やシュリーすら越えると書けば、その高さが伝わるだろうか。
「歩き疲れた喉かわいた、でいーだろ」と黒髪のほうに告げて、灰色の髪の彼女は碧南に視線を向けた。「もうオープンしてますかい? よけりゃ二名で」
吉住獅百合は指を二本立てたが、彼女がやるとピースサインに見えてならない。
とっさに「いらっしゃいませ」と言いかけて、こういう場所のお約束を碧南は思い出す。
「おかえりなさいませ、お嬢様がた!」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年02月05日
参加申し込みの期限
2026年02月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年02月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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