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June Is Bustin’ Out All Over
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模擬店めぐりもそこそこに、柚春はウォルターに屋内展示の観覧を提案した。
「今日は、歴史や種族に関しての展示があれば見てみたいな」
「学園祭らしいといえばらしいけど、どうしてまた歴史に? それに種族って?」
「ほら、不思議なことがあったじゃない?
前に晴月さんが──
」
「そうだったねぇ。あの日、かなり堂々とした路駐ならぬ山道駐車したけど、違反切符を切られなかったのは不思議だった」
「じゃなくてっ」
「ははは、わかってるよ。都合よくあの子に、『八幡かなえ』という人の戸籍が付与されたって話だろう? 墓の名前も『八幡かなえ』だったものが、後から通りかかったら『九鬼姫』になってた」
「葬儀も済んで墓石もあって神様もいなくなった後に偽造文書……どうやって作成したんだろ。ただの幽霊が、そんなことできるのかな」
「柚春、あまりそういう言い方をするものじゃないよ」
ウォルターの声は穏やかだったが、笑みの奥にわずかな真剣さが混じっていた。
「僕らが、あの子を友達だと思っているならさ。本人のいないところで『偽造』とか言うのは、ちょっとだけ乱暴かもしれないね。九鬼姫という人に対しても、『ただの幽霊』なんて呼ぶのはかわいそうじゃないかな?」
叱る調子ではない。ただ、線を引くような言い方だった。
柚春は視線を落とす。
「ごめん。そんなつもりじゃなかった。ただ……」
大丈夫、とウォルターは言葉をゆるめた。
「わかってるよ。柚春に悪気がないことはね。だって、常識じゃ説明がつかない出来事だったし」
少し考えるように空を見上げる。
「僕の考えだけど」
学園祭のざわめきが遠くに流れていく。
「この世界からはまだ、神魂の要素が完全に消えたわけじゃないんじゃないかな。普段は沈んでいるけど、ときどき、必要な形で表に出る。戸籍とか墓石とかも、その延長線上にあるのかもしれない」
「必要な形、って?」
「辻褄を合わせるための力、かな」
ウォルターは肩をすくめる。
「世界って、意外と几帳面なのかもしれない」
柚春は少し笑った。
「ワット、たまにそういう言い方するよね。理屈っぽいのに、どこか詩的で」
「褒めてる?」
「もちろん」
並んで歩き出す。さっきまでの硬さは、もうない。
郷土史研究会などのサークルを見てまわったが、求めていた回答をくれるものではなかった。それでも勉強になったことはたしかだ。
「頭を使うと疲れちゃうね」
「そうだねぇ、じゃあ、のんびりとお茶でも飲んで頭を休めようか。ちょうどあのへん、喫茶店が軒をつらねてるし」
「賛成っ」
世界の辻褄はひとまず脇に置き、ふたりは学園祭の真ん中へ戻っていった。
┄◦◡◦┄◦◡◦┄◦◡◦┄◦◡◦┄◦◡◦┄◦◡◦┄
コスプレ、着ぐるみ、サンドイッチマン。どれも横目に素通りしてきた綾花が、今回はさすがに足を止めた。
サファリハットのプラチナブロンド少女と、縦にも横にも重量級のマッチョマン。そんな謎コンビがチラシを配っている。マッチョのほうは帽子に加え、立て看板まで装備していた。
「『異世界ミステリーカフェ』、ですか?」
「イエス! 異世界探検部が世界の不思議スポットにちなんだ展示とお茶のカフェやってるノヨ! 入部者も募集中ヨ!」
少女は満面の笑みでビラを押しつけ、糸目のマッチョを従えて次の標的へ向かっていった。
「そういえば私、まだサークルとか入ってないです」
綾花は珪に言う。
「入るのもいいし、入らないのもいいよね」
「どこかに所属できたら、と思う反面、ちょっと怖い気持ちもあります。マタ大には過去、ボランティアサークルを隠れ蓑にした危険なサークルがあったそうですし……」
「ニュースにもなったよね。大きな大学だと、危険なものが紛れ込みやすいから」
あの子たちは大丈夫そうだけど、と珪は、異世界探検部のほうに目を向けて笑った。
「どこか入りたいサークルができたら、相談させてもらっていいですか」
「いいよ。おじさんだから多少は人生経験があるし」
「また『おじさん』なんておっしゃるんですか」
笑いあってさらに進む。
「ほらあの先、カップル限定のゲーム大会があるみたいですよ。見に行きませんか?」
見るだけ、だったはずがいつの間にやら綾花と珪は、『恋人協力バトル♡水無月杯』の参加者に名を連ねていた。
大会はいわば『公開いちゃいちゃ耐久戦』だった。用意されているのは二人三脚レース、以心伝心クイズ、ハート型風船を割らずに運ぶ競技……なかなかのラインナップである。
「見物人に徹するのが正解だったのでは?」
「いまさらですよ」
綾花はにこやかに言い、珪の逃げ道をふさぐ。
「珪さん、頑張りましょう」
六月の青空の下、綾花と珪は拍手と照れ笑いの渦中へ送り込まれる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年02月05日
参加申し込みの期限
2026年02月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年02月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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