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June Is Bustin’ Out All Over
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「わ、見てください、あれ。クレープ屋さん、トッピング三倍まで無料ですって」
「三倍は多いんじゃないかな?」
と珪は言うのだけれど、
「せっかくですし。でも焼きそばも捨てがたいですね。あっちはタピオカ……じゃなくて、何ですかあれ、カラフルなアイス?」
綾花からは言葉が次々とこぼれる。指差し、振り返り、また前を見る。まるで視界に入るものすべてを取りこぼすまいとしているかのようだ。屋台の呼び込みにも律儀に会釈してしまう。
クラス出店の列に並び、焼きたてのベビーカステラを受け取った。紙袋の底がほんのり温かい。
「おいしいですね」
袋ごと差し出すと、珪は素直に手を入れてひとつを頬張った。
「大学生活なんですけど」
と綾花が話を向けると、
「ああ、なじんだかい?」
珪はすぐに応じてくれる。
「まだまだ慣れないけど読書に最適な場所は見つけました。それに、図書館がすごいんです!」
「僕が卒業してからできた図書館だよね。入ったことはないけど、塔みたいな建物なんだってね」
「まさにそんな感じですよ。あそこに見える高い建物で」
と会話を交わしているところで、同じ学科のメンバーが通りかかった。
「綾辻さん」
女性三人、それほど親しくしている顔ぶれではないが、お菓子を交換したこともある。
そちらの方は? と言われる前に綾花は珪を紹介した。
「早川珪さん。私の恋人です」
とっさに出た表現が『彼氏』ではなく『恋人』になったあたりが、我ながら古風かなと思ったりもする。
でもやっぱり、恋人、って言いたい。
もう教師と生徒じゃないから。
とても大切で、大好きな人だから。
珪は否定することはないが、照れがあるのか「そうです。僕が恋人です」とつづけたりはせず、ただ微笑だけ浮かべている。
三人は色めきだった。「え、ビジュよすぎ……」「普通に俳優枠なんだけど」「同じマタ大? 社会人?」とかなんとか、どっと反応が押し寄せてきた。実は高校時代の恩師で司書でと綾花が明かすと、三人のバイブスはますます上がる。「なにそれ少女漫画展開!」「尊い!」「まるで図書室の王子様……!」と、もれなく語尾にエクスクラメーションマークがつく始末だ。
しばし、きゃいきゃいと囲まれようやく解放されて、珪は苦笑気味に肩をすくめた。
「参ったな。僕みたいなおじさんをつかまえて『王子様』もあったもんじゃないよ」
「おじさんだなんて。珪さん、大学生に紛れてもわからないぐらい若いですよ」
「いや、自分としては歳相応だと思ってるよ」
と、あくまで謙虚な珪なのである。
でも──。
歩きながら綾花は、行き交う通行人、特に女性の視線を感じずにはおれない。珪に対する称賛の視線だ。熱視線といってもいい。
珪さんの端正な見た目は、どうしても人目を引くから。
でも綾花は、自身に集まる男性からの視線には気づいていないのである。
┄◦◡◦┄◦◡◦┄◦◡◦┄◦◡◦┄◦◡◦┄◦◡◦┄
柚春とウォルターの待ち合わせ場所は、木天蓼大学名物とも言われる壮麗な正門前だった。
煉瓦造りの巨大な門柱は見上げるほどに高く、城門のような威容を誇っている。深い赤茶の煉瓦は年月を経て艶を帯び、アーチ状の門には蔦が絡まって、古典的な紋章が金色に輝いていた。ここに色とりどりの、学生による手作りと思わしき布飾りがひるがえっている様子も、ミスマッチながら面白い。
門前には学生や来場者が行き交い、写真や動画を撮る者も多い。
その人波の中に、ウォルターの姿はすぐに見つかった。
「ワット、待った?」
声をかけると、彼はニコッとして告げた。
「うん。二時間くらい待ったよ」
柚春の血の気が引く。
「えっ、僕、待ち合わせの時間、まちがえてた!?」
慌ててスマートフォンを確認しかけた柚春に、ウォルターは肩を揺らして笑う。
「冗談さ。僕もいま着いたばかりだから」
どこか少年じみた笑みだ。
「もう、びっくりさせないでよ」
「ごめんごめん」
彼の目はやはり楽しそうだ。
「入ろうか」
そう告げたときのウォルターは、やはり少年のようだった。
学園祭という舞台に、ほんのわずかでも期待を抱いているのかもしれない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年02月05日
参加申し込みの期限
2026年02月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年02月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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