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June Is Bustin’ Out All Over
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「ねっ」と
姫木 じゅん
は
朝鳥 さゆる
の耳にささやく。「あの物陰でヤッちゃお?」
「ばっ」さゆるは絶句する。肺が一瞬、呼吸の仕方を忘れた。「バカ言わないで!」
昨日は土曜日、日曜定休の『プロムナード』が一番盛り上がる日だ。その日じゅんは遅くまで飲んで、さゆるに肩を借りて帰宅するはめになった。というのに今朝はもうしっかり定刻通り起床して、ニチアサをしっかりリアルタイムで、コマーシャルからエンドカードまで余さず視聴したあたりはさすがだった。
こういうときはたいてい二度寝して、場合によっては夕方まで起きないじゅんなのだが、今朝は勝手がちがった。
「今日、マタ大の文化祭だったよね」
行きたいと言うのだ。
「にぎやかすぎてうるさいよ。たぶん」
遠回しに「二日酔いの頭で大丈夫?」と告げたつもりだが、酔い覚ましドリンクの小瓶をグイグイ飲みつつじゅんは言ったのだ。
「泰葉さんとNACCHIもマタ大だしさぁ、みんなの学生姿も見られるかもじゃん」
かくして水無月祭を訪れたふたりだが、どうもじゅんの来校目的はもっと不純なところにあったらしい。校内、彼女は人気(ひとけ)のないところばかり目を向けては、
「学校ってコーフンするよねえ。前、
あんたの高校に忍び込んだときのこと
思い出しちゃって……」
などと潤んだ目でさゆるを見上げるのだ。
「あたしさ、元々はこういうことには淡白なほうなんだよ。むしろ毛嫌いしてたくらい。さゆると会うまでは」
じゅんは体を擦り寄せ、さゆるの手を取って自分の左胸に乗せる。
「ドキドキしてるのわかる?」
「TPOってものをわきまえて」
「え~? わきまえないからこそ燃えるんじゃん?」
やめてと言いながらも、さゆるははからずも、体の芯に熱いものを覚えつつあった。
ここで、
「朝鳥さん!」
声がかかった。女子二人組、
葦野 橙子
(よしの・とうこ)と
松
(まつ)
かれん
がやってくる。ともに入学を期に親しくなった一年生だ。
「来てると思わなかったー」
「行くつもりはなかったんだけど、なりゆきで。そういえば数寄屋橋さんは?」
「オトコ」
と短いやりとりがあったのち、
「ところでそちらは」じゅんに目を向けてかれんが訊いた。「妹さん?」
じゅんの『見た目中学生。実際はアラサー』という神通力は大学でも有効らしい。ぱちんと両手を頬に当て、じゅんはつま先立ちになる。
「ヤダー、そう見えちゃう?」
さらに上目遣いに唇を尖らせ、クイッと首をかしげてみせた。大げさに瞬きをして、黒目をきらりと光らせる。
「でも残念! 同棲相手でした☆」
橙子とかれんの魂が天高く飛んでいったのがさゆるには見えた。
「ドウセイ」現実認識がバグっているようで橙子は目を白黒させている。
「つまり」かれんも、宇宙人でも見たような反応だ。
「ごめんねー、こう見えてあたし社会人なの」じゅんはまったく動じない。「あ、さゆるは渡さないからね。あたしが先約済みだから」
もはや橙子とかれんは完全にエンスト状態、煙が出ていないのが不思議なくらいだった。
いやきっと、さゆるもシステムエラーを起こしていたのだろう。一秒の間を開けてようやく我に返って、
「こんなところで言わないでよ!」
と慌てるはめになった。
ファーストインプレッションこそ爆発的だったが、「そこらでお茶しない? なんか土偶がカフェを案内してるし」とじゅんが言い、四人して『異世界ミステリーカフェ』なる謎の模擬店に入ることで落ち着いた。
名前とコンセプトこそ奇天烈だが、店内は正統派のメイド喫茶である。いや、謎の展示物の数々はあまり正統派でない気もするが、それはともかく、
「あたし大学行ってないんで、こういう空気、新鮮なんだよねえ」
コーヒーを一口してじゅんは言う。でも自分の話はここまでで、
「それでさ、教えてほしいのは……」
あとはもっぱら、橙子とかれんに質問する。さすがに接客業、話上手というか聞き上手で、たくみにふたりから、大学でのさゆるについてじゅんは聞き出している。
「朝鳥は超美人だからどうしても目立ってて」
「でもですね、近寄る男性はあんまいないんですよ。気後れするみたい」
「ノート、すっごくきれいに取ってて。自分も書いてるのにぜんぜんちがうんです」
「『朝鳥さんに、ノートをコピーさせてと頼んで』って男子に言われることもあります」
「直接頼めばいいのに!」
「まあやっぱり気後れしてるんでしょうかね」
「それにこないだなんて、すごくいい匂いしてて……」
じゅんは多少合いの手を入れる程度、あとはずっとニヤニヤしながら聞き役に徹していた。
あの子たちからあたしがどんなふうに写っているのか、どんな顔を見せているかを聞きたいのだろう──。
わかっているが遮るわけにもいかず、恥ずかしさをこらえつつ、さゆるも黙って聞くほかない。
頬が熱い。体も。
これが羞恥プレイというものだろうか。じゅんの言う『燃える』とはちがうはずだ。けれどもこの『責め』に体は正直だった。胸の奥がきゅっと締めつけられ、甘いざわめきが広がる。
気づけば視線が物陰を探している。──何を期待しているのか。
そう思った瞬間、さゆるはますます紅潮した。
橙子とかれんと別れ、ふたたび歩き出そうとしたところで、水無月祭のスタッフジャンパーを着た女性に呼び止められた。
「学生さんですか? 『水無月姫コンテスト』のエントリーを募集しているんです。豪華景品もありますよ」
要するにミスコンだ。枠に余裕があり、飛び入り参加者を探しているらしい。
「私、そういうのはちょっと……」
さゆるが言葉を濁す横で、じゅんが目を輝かせる。
「出ちゃえ出ちゃえ」
「ならじゅんが出ればいいじゃない」
「あたし学生じゃないし。てゆーか中学生だし」
「またそういう逃げを」
──気がつけば、さゆるはステージに立っていた。
借り物のドレスに身を包み、控えめに自己紹介をする。続いて特技を、とうながされ、あのときの歌を選んだ。
寝子祭でも、面接でも歌った曲。
胸の奥の震えをそのまま声に乗せ、さゆるは情感たっぷりに歌いあげた。
──『June Is Bustin’ Out All Over』了
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2026年02月05日
参加申し込みの期限
2026年02月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年02月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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