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心結ばれ縁繋ぎ - 紡ぐ命と導きし者 -
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日付を越えた真夜中に、ラッセルはようやく人心地がついた。
峠を越えて余裕を取り戻した柚春の心配りと、冷静に決断できるようになったウォルターの迅速な手配で、病院近隣の宿泊施設で足を伸ばせている。
汗も流し終え、すっかり無言の充足感が満ちる部屋は晴月と同室だが、ラージツインルームなので大の字で寝転がってもベッドに窮屈さはない。……というか、広すぎるベッドがふたつもあれば、別々に眠るだろうか。
ドライヤーが止まった音にドキリとして、ラッセルは足音を追うように身体を起こす。ここは階下がオフィスや宴会場になっていることもあり、客室は高層階にしかない。だからか晴月はカーテンを開けて、横浜の夜景を眺めていた。
「……眠れないのか?」
朝から弁当作りも頑張って、昼には歩き通し。夜の付き添いだって心労を重ねて、疲れてないわけがない。一時は深く悩んでいるようにも見えたけど、随分笑顔が和らいできたから大丈夫だと思ったのは……間違いだっただろうか。
「ちょっとね、湯船に浸かって考えてたの。それがね、間違いじゃなかったんだって思うと嬉しくて」
窓を開けられない代わりにガラスのギリギリまで景色を覗き込み、光の粒をなぞって指を動かす。そんな晴月の微笑みは、幸せを噛みしめる慈愛と、揺るぎない自信に満ちていた。
「私は……導いてたけど、導いてなかった。やっぱり『導く』には色々あるんだね」
答えを見つけ、凜と立つ晴月がいつも以上に綺麗なのは、夜景を背負っているからでもなさそうで。思わず夜空に飛び立っていかないかと、ラッセルは立ち上がりかけた。
けれど、次の瞬間には晴月が胸に飛び込んでいて、思いっきり二人でベッドに沈み込む。
「私ね、今ここにいてよかった。楽しいだけじゃなくて、痛くてぎゅっとすることもあるけど……歩けるから」
同じ時間を重ねられる。同じものを同じように見て、支えてくれる。ときに意見が食い違って、そっぽを向きたくなっても、ラッセルは心が整うまで待ってくれたり、間違ってたら叱ってくれる。
「人間になれたから学べたことはあるよ。でも、それはラッセルが『私』を好きでいてくれるから」
ありがとうと笑う晴月の髪をすいて、ラッセルは温かな気持ちを伝える言葉を選ぶ。どれもこれもがまどろっこしい気もするけれど、優しく抱き返して愛おしげに呟いた。
「これからもさ、一緒に歩いて行こうな。大変な山道も、水溜まりもさ……俺は、晴月と歩きたい」
「バージンロードも?」
クスクスと笑う晴月にそう聞こえたのは誤りではないけれど、覚悟と夜景だけでは格好が付かない。
それでもラッセルはコツンと額を合わせ、「お互いに準備ができたらな」と否定だけはしなかった。
別室の千里の部屋も、伸びやかに休めるようにとセミダブルが用意されていた。
デイユースとの連泊なので、昼まで爆睡したってチェックアウトには間に合うし、遅めの朝食にはルームサービスとして簡単なお弁当が届けられるというのだから、至れり尽くせりである。
「……ラッセルたちは、休めてるのかな」
病院を出る頃には安堵の息を吐いていたが、ホテルに着く頃になって思い返したように、退院まで油断できないんじゃないかと気を張り直していた。寄り添い励まし合う二人に気負うなと伝えたけれど、どこまで届いていたかはわからない。
「無理して寝なくてもいいと思うけど、起きてても考え込むだろうしな」
客室からの景色が絶景でも、無言が重苦しければ逆効果だし。さすがにホテル内で気張らしできる場所も、この時間だと限られる。
かといって、部屋のサイズが違うのでフロアも異なるから、訪ねに行くのも不自然だろう。
「ま、あいつらなら上手くやるか!」
何せ晴月が妊娠したわけでもないのに、この機会にと二人で勉強し始めるような恋人だ。準備に慌てて空回ることも、ぶつかって戸惑うことも、お互いの様子を伺って躊躇うこともある。付き合って何年だよと冷やかしたいくらい初々しくて、見逃すのがもったいないくらい一生懸命で……その真面目に取り組んでる様子に心配ないだろうなとも思うのに、弟分が一人前になるのは少しばかり寂しさもあって。
「言ってる間にラッセルたちの番になるんだろーな」
どうやって揶揄ってやろうかと考えては笑みが零れ、まだまだ勉強が足りないようだから付いててやらないとなと、素直に知らないことを吸収していく二人を見守るためにも様々な勉学をしようと思う。
やりたいことをやっているだけ。そのためには、机に齧り付くだけでなく広い世界に触れてる必要があって、その切っ掛けをくれる縁を大切にしたい。
「……忙しくなるな」
次のフットワークの行き先は、少し人生の先輩と交流できる場所になるだろうか。にやにやと二人の未来を想像する千里は、誰かが目を輝かせて自分を見てくれるからだけでなく――描きかけのキャンパスに自分の証を描き続けるために、心の筆を握りしめた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
2人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月25日
参加申し込みの期限
2026年01月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2026年01月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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