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夏果てで、想いの頁を綴るたび。秘めた綴じ目へ、君と踏み出す。
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雨音が聞こえた気がして薄ぼんやり目を覚ました綾花は、珪を探すように手を伸ばした。前ほど雨が苦手ではなくなったと言っても、やはり独りにしておきたくない。
「珪さん……?」
けれど一向に温もりを捕まえることができず、重たい瞼をゆっくり開ける。隣にいない――そして、代わりに包む疲労感に、ようやくシャワーの音だと理解した。
雨じゃないことにホッとして、夢じゃないことに頬が熱くなって。どんな顔でおはようと言えば良いのだろうかと、思案しながらベッドの中を転がってしまう。
身支度をして待っているべきか、まだ寝たふりをしていていいものか。まさか、「一緒に浴びませんか」なんて突撃もできないし、どうしているのが正解なのだろう。
ドキドキの朝、心配事は山のようにある。照れくさくて弾まないかもしれない朝食の会話や、そっと手を取り歩くだけでも意識しそうな昼の距離。もし、どこかでキスをしそうなムードになったとき、それは今まで通りのものなのか……それとも、少し熱を孕んだ昨夜のような?
ペアリングを撫でて、気合いをいれる。きっとむず痒いような空気は、居心地悪いものではないはずだ。
軽くルームウェアを引っかけると、綾花は浴室の扉の前に立ち、かき消されないように声を上げる。
「おはようございますっ!」
「えっ? あ、あや……っ、え!?」
「そこに珪さんがいるんだと思うと、1番に言いたくて。今日も、大好きですよ」
達成感でいっぱいの綾花は知らないだろうが、扉の内にいた珪はというと――若干、入室を期待していた。
いつまでも甘ったるい空気でゴロゴロとできれば、それも素敵なのだけど。青森に来たからには寄ってみたいところがあった2人は、朝食を終えると近代文学館へと向かった。
ホテルからタクシーで向かえる距離にある青森市のその施設では、青森県出身の作家の生い立ちや作品を、直筆の原稿など貴重な資料とともに紹介していて、さらに今回は『生き物と愛用品』というテーマに沿って、執筆していた時代背景なども知れるという。
「この万年筆であの作品を書かれたんですね」
さすが文学館で取り上げられているだけあって、綾花が読んだことのある作家ばかりだ。執筆に使われたという筆記具から、その側で作家を支えていた湯飲みやパイプ。なかにはハマりものとしてミニチュア機関車なども並んでいて、つい珪の様子を窺ってしまう。
「書かれていた当時を考えると、おそらくこれは……どうしたの?」
「いえ、珪さんが好きな感じかなと思って」
結局昨日の、珪がレトロな物が好きなのかどうかの話は、冗談に過ぎないのかよくわからなかった。それとなく聞き出せればいいのだけど、きっと今の珪が楽しそうに見えるのは綾花と同じだろう。
作品の裏側を知って、次に読むときは新たな視点で読めるとか、そんな感じのはずだと期待せずに綾花は展示品へと目を向け直す。
「そうだな……うん、どっちかというと好きかも」
「本当ですか!? やっぱり、あの機関車……それとも、あっちの目覚まし時計とか」
「昨日の大人っぽいワンピースも良かったけど、今日のも少し深呼吸した感じで可愛いよ」
展示品を眺めていた綾花は振り返れず、聞き間違いだろうかと高鳴る鼓動を鎮めるように唾を飲み込む。そういえば昨日、彼は言ったんだ。クラシックカーとかワインより、もっと特別があるんだって。
「あの、珪さん……それ、あの、もしかして」
「そっか、ごめん。僕は意地悪なんだっけ? つい口が滑っちゃって」
クスクス笑って次の展示品へと一歩進む彼の背中を追うように見て、昨夜のやりとりを思い返す。あれは、珪がそう言ったからではなかったかと記憶を辿り、その先の溺れてしまった感覚に羞恥がこみ上げ動けない。
「……やっぱり珪さんは、いじわるです」
頬だって赤くなっている。こんな顔をしていれば、何事かあったと思われそうなくらい、きっと変な顔をしているんだと思う。
「でも、好きです。……どっちかというと、どっちが好きかは秘密ですけど」
「そっか。じゃあ僕も、昨日と今日のどっちの綾花さんが好きかは秘密ね」
これでおあいこ。そう笑って手を取った珪に釣られて、綾花も笑みを零すのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月13日
参加申し込みの期限
2025年11月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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