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夏果てで、想いの頁を綴るたび。秘めた綴じ目へ、君と踏み出す。
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ねぶたが小屋に戻っても、街は興奮冷めやらぬ人々が行き交っていた。
まだ掛け声を口ずさむ人や、跳人の鈴を拾ったと浮かれる人。連夜盛り上がりを見せたねぶたが夜の街を駆け抜ける姿は今日が見納めとあって、今夜を名残惜しむ声と明日のクライマックスへ期待する声が交錯している。
その思いへ同調したのか、はたまた好機と捉えたのか。
街の各所は延長営業をする形で人々を受け入れて、緩やかに祭りの賑やかさを引き継いだ。
少し特徴的な外観をした観光物産館は、ライトアップされた姿を記念写真に収める人も多いが、施設内だって大変充実している――となれば、観光客の足が向かないわけがない。
もちろん、寝子島から1泊旅行に来ている
綾辻 綾花
も例外ではなかった。
今日のうちに土産を買えたなら、明日の飛行機まで何の心配もなくゆっくり過ごせるし、万が一迷ってしまっても、一晩ゆっくり考える時間がある。
どちらになっても今夜見ておくと良いだろうと、気軽な気持ちで
早川 珪
と仲良く連れ立ってきたわけだ。
しかし、観光物産館はそんじょそこらの土産物屋とは訳が違った。所狭しと並ぶのは、よくある東北物産展では見かけない、ここでしか買えなさそうな山の幸や海の幸。実用的な物から愛らしい物まである民工芸品は、実演コーナーで職人が惜しみなく手腕を披露し、ちょっとした解説までしてくれるのだから目移り必至だ。
「これだけあると、絞り込むのが大変ですね……」
友達へ渡すものは、少し日持ちする菓子がいいだろうか。両親には小さめの八幡馬など、形に残る物はどうだろう。縁起物だし、飾ってくれるかもしれない。
(それだと……私と珪さんの分はどうしよう。飾るもの? 使うもの?)
今日の旅行の思い出は形にしたい。でもやっぱり美味しいものも魅力的だし、一緒に味わって旅行を振り返る時間も作りたい。必死の形相で悩む綾花に、珪も別の意味で悩んでいるのか棚のあちこちを見ている。
「夏休み明けまでひと月あるし、職場用にはいらないかな……綾花さんは、やっぱりご両親に?」
「もちろん買いますよ。けど、なんでも喜んでくれると思うので、逆に決めきれなくて」
あれもこれもと目移りしたまま話す綾花は笑っているけれど、聞いてる珪は一語も漏らすまいと真剣な目をしていた。しかし、綾花はそれに気付くことなく珪と揃いの土産が欲しいことを切り出してみる。
「珪さんは、自分用のお土産って何か買いますか? 今、お互いの部屋に置けるような何かを考えてて」
彼の部屋を見る限り、派手な飾りは好まないかもしれない。となると、ワンポイントにはなっても悪目立ちしない置物か、実用的な物が妥当だろうか。
「ああ、うん。それも素敵なんだけど、まずはご両親のお土産を先に決めたほうがいいんじゃないかな?」
目移りする状況だからこそ、ひとつひとつを確実にと微笑む珪は、間違ったことを言っていない。けれど、なんとなく遠回しに断られたように思った綾花は、確認するように珪の服の裾を引っ張った。
「……お揃いを持ちたくないとか、そういう意味じゃないですよね?」
「まさか! ただ、ご両親のお土産を決めてくれると――その、なんというか」
困ったなと言うように笑って、格好悪いなと息を吐いて。珪は土産物を探しているんだという素振りで目線を泳がせた。
「僕がご挨拶させてもらうときに、好みがわかっていれば……お土産や話題が助かるな、と思ってさ」
その照れくさそうな顔が可愛くて、綾花はクスクスと笑ってしまう。珪がしてくれたように買い物だって付き合うし、もちろん聞いてくれたら両親の好みも答えるのに。……さりげなく整えておきたかったのだろうか?
「ふふっ、じゃあとっておきを教えますね。これだけやっておけば絶対に、大丈夫なことがあるんです」
固唾をのんで見守る珪の腕に腕を絡め、秘密ですよと言わんばかりに顔を寄せる。綾花が自信を持って両親の攻略方法だと告げたのは、ある意味で当然だけれど珪が予想もしていないことだった。
「私が、珪さんの隣で幸せそうに笑っていればいいんですよ」
親に愛された自信があり、自身も親を愛している綾花にとって、これは揶揄いに寄せた本気の言葉。家族仲が良い綾辻家に挨拶へ行くのなら、必要なのは親の機嫌を伺うことではなく、親を安心させることになるだろう。
愛娘が信じ愛した男を疑っていないからこそ興味があって、どれくらい2人が幸せなのかを見たいはずだ。
(楽しみにしている感じだったけど、『娘はやらん!』みたいなことを言いたかったりするのかな?)
だとしても、1度言ってみたかったとかで本気で言うようには思わない。それくらい、2人は珪に会えるのを楽しみに待っている。
「あはは……なら、先に綾花さんを幸せにしないとね?」
その言い方が何かを形にしてくれるような気がして、思わず綾花の鼓動が跳ねた。けれどすぐに、珪の視線が裂織のコースターや津軽塗の箸など生活雑貨に向けられて、お土産の話かと赤くなりそうな頬を押さえて息を整える。
「幸せに、してくださいね?」
だから深い意味を込めずに返せたと思うのだけど――妙に照れくさい空気が、2人を包んでいた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年11月13日
参加申し込みの期限
2025年11月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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