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ハッピー・ハロウィン! それぞれの10月31日
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【目標に向かって邁進!】
ねこぴょんの日のあとすぐの、10月31日。
八神 修
は、大学進学後に住んでいる東京の自宅で、1人机に向かっていた。
机の上には、細かく書き込まれたノートが開かれ、デスクトップパソコンのモニターには、論文が書かれた画面が広がっている。
彼は、パソコンで関連論文を検索してはそれを読み込み、更にノートに書くという学習を続けている。
(実母を、友を奪った病を、俺は許せない)
修の胸には、子供のころからそんな想いがあった。
その病の根本的な治療法を確立するのが、小学生時代からの目標だった。
東大に進学したのもそのためで、進学後の今もこうして日夜、勉学に励んでいる。
と、飼い猫の『ミルク』が、キーボードに乗って来た。
ミルクは、大学生活に連れて来た唯一のペットだ。
「遊んでほしいんだな。ごめんな。あとでな」
修は軽くミルクを撫でてから、床に下ろす。そして再び、学習に戻った。
ふと顔を上げると、数時間が過ぎていた。
修は大きく吐息をついて、目頭を揉み、背伸びをする。
パソコンの日付に目をやって、ふと思った。
(今日は、ハロウィンだったな)
机の隅には、カボチャランタンのワンポイントのあるミニタオルが敷かれ、その上に
七夜 あおい
の写真が入ったスタンドがある。
修は、写真のあおいに笑いかけた。
(今ごろ、彼女も勉強かな)
遠く九州の地にいる恋人に、想いを馳せる。彼女には、同じミニタオルにチョコを添えた、ハロウィンのプレゼントを送ってあった。きっと今ごろは、届いているだろう。
(喜んでくれるといいな)
ふっと笑みを浮かべて、彼は思う。
その時、パソコンのビデオ通話アプリが、着信を告げた。
相手は、あおいだった。
『さっきプレゼントが届いたから、お礼が言いたくて。ありがとう。すごくうれしいわ。大事にするね』
「喜んでもらえてよかった。……あおいは、どうしてる? 今、何してた?」
少しはにかんで笑うあおいに、修は訊いた。
『今は、勉強してたわ』
言って、あおいは続ける。
『夕方から、専門学校の友人たちと、ハロウィンの食事会だったから……いつもより、机に向かうのが遅くて。今日はもう少しがんばるつもりよ』
「おー、いいねぇ」
軽く目を見張って返す修に、あおいが問い返した。
『修くんは?』
「俺? これだよー」
笑って言うと、修は手元の医学書を見せる。
『私、邪魔しちゃったかしら』
「いや、大丈夫。ちょうど休憩中だ」
軽く眉根を寄せて問うあおいに、修はやわらかく首をふった。
『ならよかったわ。……でも、ハロウィンの日でも勉強って、さすが修くんね』
「あおいも頑張ってるからね」
言われて返す修に、あおいは苦笑する。
『修くんほどじゃないわ』
「そんなことないさ」
修も、かぶりをふって言った。
そのあともしばらく2人は、近況や互いの学習のことなどを話した。
やがて。
「連絡してくれてありがとう。うれしかった。じゃあ、ハッピー・ハロウィン」
『私も楽しかったわ。体に気をつけてね。ハッピー・ハロウィン』
互いに挨拶を交わし、通話は終わった。
画面から、あおいの姿が消える。
修は何も映っていないアプリの画面をしばし見つめたあと、つと目を閉じた。
まぶたの裏には、今まで見ていたあおいの姿が浮かぶ。そして脳裏には、彼女の声や会話の内容がよみがえった。
(幸せな休憩時間だったな……)
胸に呟き、しばし幸福の余韻に浸る。
だが、ややあって目を開けると、彼は一言「よし!」と呟いた。
そして再び、学習のために机に向かうのだった。
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あとがき
担当マスター:
織人文
ファンレターはマスターページから!
参加いただき、ありがとうございました。
マスターの織人文です。
どのアクションも素敵で、書いている私までハロウィンに参加しているような気分でした。
とても楽しく書かせていただきました。
福引の結果については、実際にサイコロを振って、判定しました。
福引に参加したPC様とNPC(もしくはXキャラ)の分を1回ずつ振って、出た目を1等から6等に割り振っています。
ご了承ください。
それでは、少しでも楽しんでいただければ、うれしいです。
またの機会がありましたら、よろしくお願いします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年10月30日
参加申し込みの期限
2025年11月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年11月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
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