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いくら寝子島が小さな島と言っても、海岸沿いには色々ある。
高級クルーザーが出入りする港に、市場に隣接した漁港。海水浴などもできる砂浜や、波が豪快に砕かれる海崖と、軽く思いつくだけでも盛りだくさん。
どこへ行こうか迷うほど見どころの多い寝子島で、魅力再発見なイベントがあると聞いた
桜井 ラッセル
は、スタンプラリーの案内に沿って
風の精 晴月
と巡ってみることにした。
(鳥になれた頃は、俺だって穴場らしい穴場も行けたけど……)
もう奇跡みたいな力は、上手く使えない。これからは、安全に立ち入れる場所までしか足を伸ばせなくなる。
でも代わりに、誰もが持っている日々が手に入った。それも、自分ひとりじゃなくて――風の精霊だった晴月も一緒に、普通の人として歩いて行ける。
空を飛べなくなったのに、どこかラッセルは幸せそうな顔で、今という時間を噛み締めていた。
すると、晴月から不満の声が上がる。
「ねーラッセル。本当にお弁当、これで良かったの?」
納得のいかない顔をして、手元のランチトートに目を落とす。そこには、晴月の力作おにぎりが入っていた。
対となるおかずは、ラッセルの手製……と言うほどではないが、温めるだけな物に力を借りながらテキパキ準備して、水筒と共に持っている。だから必然的に、晴月が自分のおにぎりへ不満を持っていることはわかった。
「すげぇ頑張ってくれてたじゃん! だってさ、俺が好きなペンギンのかたち――」
「フクロウさんですぅうううう!!」
ぷいっと横を向いて、スタスタ歩いてしまう晴月に焦りながらも、ラッセルの顔はどこか緩んでしまう。
飛んで逃げられなくなっても、走ることはできる。癇癪をぶつけて怒鳴ることだってできる。だけど晴月はそのどちらもしないで、急ぎ足で砂浜へ降りる階段まで向かうと、キョロキョロと浜辺に誰かを探すように見渡し始めた。
「このあたりなら……ペンギンさんに似ていると噂のフクロウさん、好きな人はいるかな~?」
まだ拗ねているようだけど、ちらちらとラッセルの様子を気にしているあたり、本気で怒ったわけではないのが伝わってくる。少し困らせて、ラッセルが慌てる姿を見たいのだろうが、そんな甘えてくれるような仕草では彼もニコニコと微笑みっぱなしだ。
「はいはーい! 一挙両得だし、晴月の手作りってことも考えたら一石三鳥だな」
距離を詰めて、今度は離れないようにとしっかり手を握る。
辿り着いたのは参道商店街を北へ通り過ぎ、寝子島大橋を西から望める海岸。少し岩場が多いので、足場の心配なところではあるが、特に寝子島街道と併走する寝子島電鉄が、朝の光に照らされていく姿は雄大でお勧めだという声も多いらしい。
「へぇっ! 見通しがいい駅裏よりも、あえてこっちなのは意味があるんだな」
「ね、朝も良いけど夜も綺麗みたい。電車の明かりがふわ~って、空を飛んでるみたいだって!」
スタンプを押す頃には晴月も機嫌が戻ってきたようで、スタンプ台に貼られたお勧めコメントを見ながら、また別の時間にも来たいねと笑っている。
そうして、少しばかりの昼食休憩をとって、今度は寝子島駅の周辺をゆっくり歩くことにした。
駄菓子屋では遠足のように予算を決め、どちらがよりピッタリな金額で買えるかと競って。旧友の家がやっているそば屋から漂う出汁の香りに惹かれては、そば菓子や麺なら買えるかなと予算と腹具合を相談する。
「そうだ、ここまで来たらお好み焼きもいいよな。それなら食べ歩きもできるし、1枚ですむし……」
もしかしたら、歓迎会のために限定メニューもあるかもしれない。顔を輝かせるラッセルに、晴月はクスクス笑ってスタンプカードを見せた。
「じゃあ、これをもう少し押したらか……ラッセルのお勧めに行ったら、戻ってこよう!」
さすがに食べ物の連続だったかと苦笑して、それじゃあと神社に続く階段へと足を向ける。
でも目指すのはその横手にある木々の迷路。耳福池へと繋がる、獣道のような草葉を踏みしめて行けば、ほんの少し高台になった場所から商店街と駅が見下ろせる。
「……わぁっ!」
「展望台まで登ってないから街も近いし、けど海まで全部ひと繋ぎでいいだろ?」
「うん、飛んでないのに浮いてるみたいな……立ってるのに不思議」
時間帯によって風情が違って、眺めるだけのこともあればスケッチを夢中でしたときもあった。
無心になるだけでなく、心が落ち着くここは考え事をするのにも向いて、何度も足を運んだお気に入り。
「晴月はさ、寝子島を上から見ることが多かったと思うけど、これからは見るだけじゃなくて体験してほしい」
立つことで足裏から伝わる温度や質感。自分の歩幅で変わっていく景色と、通りごとに違う匂いが漂うこと。
手で触れ舌で味わえば、見方が変わることもあると語るラッセルは、変わった瞬間を見てきたようだ。
「見ると実際やってみるとはまた違うからさ。そうやって晴月の中で何か得られたらいいなって」
「だったら……今の景色が、空から見るのと本当に違うか見比べたいっ!」
突然のおねだりに、ロープウェイへ連れて行けばいいのかと焦ったけれど、晴月は両腕を広げて笑っていた。
ほら、と腕を少しパタつかせ、催促するようにラッセルを見ている。
「ああ……よっし、任せろ!」
横抱きにされた晴月は、足が浮いていることに懐かしさを感じながら、しっかりとラッセルに身を寄せる。
視点はそう大きく変わらないはずだけど、ラッセルが抱き上げてくれているというだけで、景色が爽快になった気がするのだから、晴月の笑みは零れっぱなしだ。
「ねーラッセル、このままポストカード貰いに行こうよ。さっきので、1枚は貰えるんだよね?」
「このまま!? 確か、町役場で引き換えだったよな……行けっか? まあ、行けるとこまで行ってみるか……」
なにせこのポストカード、1年先まで好きな日付に送れるという。
そこへ一筆、今日あったことをしたためて、未来の自分に自慢してやるのも悪くない。
「思い出になるし、やるしかねぇな。そういう気合いの入ったハガキなら、……家族にみせれるかも、だし」
ぽつりと呟いた言葉は、晴月にも聞こえていた。
何せこの至近距離だ、聞こえるばかりかラッセルの恥ずかしそうな顔が見えて、意味までちゃんと理解した。
「誰かに見せるの? だったら、いっぱいスタンプ集めて、色んな寝子島を見て貰おうよ!」
ポストカードは数種類あるんだってと無邪気に話す晴月は、この瞬間には気付いていなさそうな顔ではしゃいでいたけれど――1年後に向けた気合いがナイトウェアのカタログに注がれ、ラッセルは「保管をしておくんだ!」と説明に苦慮したという。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年12月09日
参加申し込みの期限
2025年12月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年12月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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