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ねこねこ看守と、庭園迷宮デスゲーム(?)
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ブラッドVSチョーク
スタート前にねこたちのお世話をしていて出発が遅れた
ヴィーゼ・ベルンスタイン
は、手薄になっている方角を中心に囚人探しを続けていた。
「さて、空を飛ぶのは流石にアレよねぇ……
そもそも木が生い茂ってるから難しそうだし、正攻法で行きましょうか」
あやかしであるヴィーゼは、自身の血液を自在に操る能力があり、血液を翼のようにして空を飛ぶこともできる。しかし、上空から俯瞰しての探索はあまりにチートっぽいので封印し、地道に足跡を辿ってみた。
「こっちに来たみたいだけど……このあたりで乱れててよくわからなくなってるわ」
ふと見ると、足元に日向ぼっこ中の猫がいる。
ヴィーゼはおやつをあげて情報収集に努めてみる。
「ねえ、猫ちゃん。シマシマの服を来た人通ったかなー。カリカリあげるから教えて?」
「なぁん……かりかりむしゃむしゃ」
「ううーん、猫語わからないわ。通ったよ、かな? ええと、どっちに……はい? おやつもっと?」
しばし猫との戯れタイムに突入したヴィーゼだったが、あげたおやつに見合うだけの情報は得られぬまま、くだんの猫は大あくびをして昼寝を始めてしまった。
「仕方ないわね……ひとまずここを通ったという目印に、この樹木にも血液でマークをつけて、と」
ヴィーゼが通ったあとには、こうしておどろおどろしい血液の印がつけられていった。
◇
「……」
「……」
直感を頼りに進んでいた
倉前 七瀬
とウォルターさんは樹木にべったりとついた赤い血に慄いていた。
「デスゲームなんて名ばかりと思ってましたが……ま、まさか僕の知らぬ間に、本当の死の遊戯と化したのでしょうか……」
「あるいは主催者の思惑とは別に、真の殺人鬼が紛れ込んでいて、この機会を利用して連続殺人を犯しているとか……そういうミステリ、あるよねぇ?」
ぞぞぞぞぞ。
顔を見合わせ震え上がる七瀬とウォルター。
とそのとき、樹木についた血液がぶるぶると震えたかと思うと、まるで手のようなかたちになって襲い掛かってきたではないか!
「ぎゃあああああっ! 血の手が~~~っ!」
「に、逃げるよぉ、七瀬!」
突然のホラーな展開に、脱兎のごとく駆けだすふたり。
そのうち、追って来るのが血の手だけではなくなった。
「ま~ち~な~さ~~~い!」
「うああああああっ! 頭から血を流してる女の幽霊です~~~っ!」
「いやあれ、絶対幽霊じゃないって! 足もあるし実体もあるよぉ!」
「でもふわふわ飛んでます~~~!! なんなんですか~~~っ!」
「私ですか? ちょっとばかし血の翼で飛べる気さくでお人好しなお姉さんですよー」
もうおわかりであろう。ヴィーゼである。頭から血を流しているわけではなく、地毛が血の色をしているだけだ。ヴィーゼは梢のあいだを縫うような低空飛行で追いかけながら、血液の腕をびゅるんっと逃げるふたりのほうへと伸ばす。
七瀬は追って来る血の腕が鎌首をもたげるようにうねり上がるのを見て立ち止まった。
「はあっ、はあっ……こ、このままじゃ二人とも捕まってしまいますっ! 僕が囮になりますので、ウォルターさんはその隙に逃げてくださいー!」
ウォルターさんを庇うように両腕を広げる七瀬。
だが、次の瞬間、七瀬の身体はウォルターさんによって押しのけられた。
「ばかだねえ。僕が君に庇ってもらって嬉しいと思うの? 逃げるなら一緒に、でしょー!」
ウォルターさんの手から放たれたのは、幾本ものチョークだ。
それはまるで弾丸のごとく、血の腕を貫き、ヴィーゼ本体へと迫る!
「あららっ、いい腕前ですね!」
あやまたず眉間を狙ってきたチョークを防ぐため、ヴィーゼは手の腕を引き戻し、自分の前に血の盾を作ってチョークの勢いを殺さざるを得なかった。
ウォルターさんはその隙に七瀬の手を引いて走る。
チョークをすべて防ぎ切ったヴィーゼはあとを追うが……、
「おおっと……見失いましたか……」
きょろきょろと辺りを見回すヴィーゼの足元では、猫が丸くなっている。
「猫さーん。囚人さんたちがどこに行ったか教えてくださいな? おやつあげますからー」
「なぁん……かりかりむしゃむしゃ」
猫はおやつに夢中で、囚人の行方なんか興味もない。
ヴィーゼが猫との対話に時間を使っている間に、七瀬とウォルターさんは確実に出口へと向かうことができたのである。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年07月24日
参加申し込みの期限
2025年07月31日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年07月31日 11時00分
参加キャラクター一覧
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