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ある夏の風物詩
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羽生 碧南
は
鷹取 洋二
と「浴衣ウォーク」に参加していた。洋二とは去年の暮れに両想いになって、お付き合いをしている。バスケットボール部の特待生でデートする暇が無い日々だったのだが、なんとか時間を捻出したのだった。
スタート地点でリストバンドをもらう。九夜山の山頂へ向かい始める前にまずは参道商店街の浴衣レンタルができる店へ。碧南のような高身長な女子にとって、浴衣は数少ない「着られるアイテム」の1つだ。180センチの身長では、どうしても着られる服が本当に限られてしまうからだ。
「洋二さんの浴衣、私に選ばせてください」
「ありがとう。君が選んでくれるなら嬉しい……では僕は君に似合う浴衣を選ぼう」
「ありがとうございます!」
お互い選び合った浴衣を着付けしてもらって、店の外へ出る。碧南は白地に赤い椿の花がたくさん描かれた浴衣、洋二は紺色の生地の浴衣だ。
洋二に選んでもらった浴衣に加え、碧南は赤い花の髪飾りをつけていた。これは
旧市街のイベント
で洋二に買ってもらったものだ。
「髪飾りもよく似合うねえ」
「ありがとうございます」
碧南と洋二は並んで歩き出す。
「碧南さん、手を」
「はい……っ」
洋二から差し出された手をつかむ。恋人つなぎ。つないでもいい関係性になってしばらく経つが、まだまだ緊張する。もうどうしようもなくドキドキしている。乙女ゲーでは百戦錬磨の恋の達人でも、リアルはまだまだ恋愛初心者なのだ。
「緊張するかい?」
「はい」
顔が赤くなっていたのだろうか。碧南は小さな声で答える。
「それなら僕も同じだ。愛する人と手をつないでいるのに、何も感じないなんてことはありえない」
そう語りかけられて、碧南の顔はもっと熱くなる。同じだとしても、それでも。
(ドキドキするなっていう方が無理!)
つないだ手と絡められた指に洋二のぬくもりを感じて、さらに碧南の心臓は高鳴るのだった。
恋人つなぎのまま、一緒にチェックポイントを巡り歩く。山頂への道のりは決して短くない。無理なくゆっくりと歩みを進める。その方が体力を消耗しなくて済むからだ。それに、なによりも。
(恋人つなぎの時間が長くなる――ずっと離れたくないから)
山頂には特別な席が設けられていた。カップル席、と大きく掲示してある。他と席をわかりやすくするためだろうが、これはこれで少し恥ずかしさを感じる。碧南は洋二と一緒にテーブルのある2人席に座った。花火が始まるまでもう少し時間がある。
「何か注文するかい?」
「かき氷は途中でもらったから、アイスクリームが食べたいです」
リストバンドをしているからだろうか、アイスクリームはサービスとして1つ多く乗っていた。各チェックポイントでも思ったが、得した気分になる。
アイスクリームを食べながら、碧南と洋二は、花火が夜空を彩るのを見守った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
鳴葉ゆらゆ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年07月21日
参加申し込みの期限
2025年07月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年07月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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