this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
バレンタイン・アソート
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
8
つぎへ >>
【バレンタインデート】
ねこぴょんの日の翌年のバレンタイン当日。
大学二年への進級を控えた
羽生 碧南
は、シーサイドタウン駅前で、両想いになって二年目の恋人、
鷹取 洋二
を待っていた。
(なんだか、緊張するな。いや、今でも信じられないんだよね。私が洋二さんと両想いなんて。でも……これが事実なんだよね)
胸に呟き、つと彼女は手にした紙バッグを見下ろす。
その中には、洋二へのバレンタインのプレゼントが入っている。
中身は、チョコ系の駄菓子だ。駄菓子が好きな洋二のために、駄菓子屋を巡って買い集めたものを箱に詰め、ラッピングしたものだった。もちろん、洋二のお気に入りの駄菓子も混ざっている。
やがて待ち合わせの時間より少し早く、洋二がやって来た。
「これ、バレンタインのプレゼントよ。チョコ系駄菓子の詰め合わせセット」
さっそく碧南が紙バックを差し出すと、洋二は目を輝かせてそれを受け取る。
「さすが碧南さんだねぇ。ありがとう」
本当にうれしそうな彼に、碧南もうれしくなって、笑顔になった。
そのまま二人は、駅前を離れて、肩を並べて目的もなく通りをぶらつく。
とはいえ、碧南にとっては「ただそれだけ」でも充分うれしいことで、隣を歩く洋二をふりかえっては、一人キュンとなる胸を抑えて「尊い」と感じたりするのだった。
二人が歩く通りは、バレンタイン一色に染まっている。
店頭のディスプレイがハートだったり、板チョコっぽい体にハートの頭、背中に薄羽のある妖精風のキャラクターの絵があちこちに描かれていたり、その着ぐるみを着た人たちが歩いていたりするのだ。
「あ、かわいい」
いつしか火照って来る頬に、照れ隠しもあって碧南は着ぐるみ姿の人を見て、呟く。
「あれはどうやら、あの店の宣伝をしているようだねぇ」
それを聞いて洋二が指さしたのは、チラシや風船を配っている着ぐるみの人たちだった。その後ろには、雑貨屋らしい店がある。
「あの店に入ってみないかい?」
「あ……。ええ!」
そういうつもりで言ったわけではなかったものの、洋二の提案に大きくうなずく碧南だった。
雑貨屋に入り、二人は店内を見て回る。
一番目立つ場所には、ハートのアクセサリーやポーチなどを集めた、バレンタイン用らしいコーナーがあった。そこでなんとなく足を止めた碧南は、甲の部分がハート型になったアームウォーマーを手に取った。
(モフモフしてあったかそう……。これがあったら、ゲームや裁縫する時も、手が温かくていいだろうな……)
そう思ったものの、値段を見ると今日の財布の中身では、少し足りそうにない。
と、洋二が傍から訊いて来た。
「それが気に入ったのかい?」
「あ……ううん。見てただけよ」
碧南は慌てて答えると、品物を戻した。
そのあとも少し店内を見て回り、そのまま二人は何も買わずに外に出た。
通りをまた二人でぶらついて――少し歩くと、ちょうど公衆トイレがあったので、碧南は「お化粧直してくるね」とそこに入った。
出て来ると、待っていてくれたはずの洋二の姿が見えない。碧南があたりを見回していると、小走りにやって来る洋二の姿が見えた。
「洋二さん」
「すまない。これを買っていたんだ。君にプレゼント」
言って差し出されたのは、きれいにラッピングされた長方形のものだった。
「私に?」
「ああ。開けてごらん」
驚いて問い返す碧南に、洋二がうなずく。
促されて碧南がラッピングをほどくと、中から出て来たのは雑貨屋で彼女が見ていたアームウォーマーだった。
「洋二さん、これ……!」
目を見張る碧南に、洋二は笑って言った。
「碧南さんに、似合うと思ったんだ。それに君、冬が苦手じゃなかったかい? 寒い時は手首を温めるといいというし、きっと温かく過ごせると思うんだ」
「ありがとう、洋二さん。大事に使うね」
彼の気持ちがうれしくて、碧南はプレゼントを抱きしめ、満面の笑顔で返すのだった。
そのあとも通りを二人でぶらつき、やがて夕方。彼らは来た時と同じ、シーサイドタウン駅前で別れることになった。
碧南は彼からのプレゼントを大事に抱きしめ、去って行く洋二に笑顔で手をふる。
そして洋二も。帰宅後に碧南からのプレゼントの箱を開け、喜びの声を上げたのだった。
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
8
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
バレンタイン・アソート
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年02月14日
参加申し込みの期限
2025年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!