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【初めてのバレンタイン】
ねこぴょんの日から最初のバレンタイン当日。
八神 修
は、遠距離恋愛中の恋人、
七夜 あおい
に会うため、東京から彼女のいる九州へとやって来ていた。
空港で落ち合った二人は、どちらもうれしそうである。
それはそうだろう。普段はメールや電話などでこまめにやりとりしているし、休みを利用して会うこともあった。それでも、寝子島にいたころのように、頻繁に会えるわけではないのだから。
「今日はちょっと変わったメニューで楽しもう。川下りはどうだ?」
修の提案に、あおいは目をまたたかせた。
「え? 冬なのに?」
思わず問うたのは、川下りは夏のものという印象があるからだろう。
「うん、冬なのに」
修は笑ってうなずくと、続けた。
「実は、冬は『こたつ舟』をやってるところがあるんだ。柳川川下りといってね」
「名前は聞いたことがあるような……」
あおいは、記憶を探る顔になって呟いたが、すぐにうなずく。
「面白そう、行ってみたいわ」
そんなわけで、二人は冬の川下りを楽しむことになった。
空港を出て特急電車で移動し、温かいこたつとココアと共に、流れて行く景色を堪能する。
川下りのあとは、同じ街でショッピングや散策を楽しんだ。
買い物をして、通りをぶらつくだけだったが、二人にとってはただ一緒にいるだけで、幸せな気分だった。
夕方、再び特急電車で空港のある街に戻った二人は、日が落ちるころ、皿倉山にいた。
展望台から一望できる夜景を、二人は声もなく眺めている。
「綺麗ね……」
「ああ、本当に見事な夜景だ……」
ややあって呟くあおいに、修もうなずいた。
昼間は温かかったが、日が落ちたせいか、風が冷たい。
修がふと見やると、薄着のあおいは寒そうに自分で自分の肩を抱いていた。
「これを着るといい」
修は着ていたコートを脱いで、彼女の肩にかけてやる。
「大丈夫よ。それに、これじゃ修君が寒いでしょ」
「俺はほら、カイロを、ね」
慌てて言うあおいに、修はポケットからカイロを取り出してみせた。そして、茶目っ気たっぷりに尋ねる。
「カイロも使う?」
「大丈夫よ」
あおいはクスクスと笑いながら返した。
「この上着、修君のぬくもりが残ってるもの」
「あおい……」
軽く目を見張る修に、あおいはそっと肩を寄せる。
ややあって、つと修から離れると、あおいはバッグから可愛くラッピングされた袋を取り出した。
「これ……。か、簡単なものだけど……修君に今日渡したくて、作ってみたの」
少し緊張気味のあおいの言葉に、修の目が見開かれる。
「ありがとう、うれしいな」
心はうれしさに舞い上がっていたが、普段の冷静さを保って言うと、修は袋を受け取った。
「開けてみても?」
「ええ」
尋ねると、あおいは小さくうなずく。
袋に入っていたのは、小さなカップに入ったハート型のチョコたちだった。チョコの上には小さなハートのトッピングシュガーや、色とりどりのアラザンが飾られていて、なんとも可愛かった。
一つをつまんで、修は口に入れる。口の中に、じんわりと甘味が広がった。
形や味もだが、何よりこれをあおいが自分のために作ってくれたのだという事実が修に、くらくらするような幸せと喜びを感じさせる。
「お、美味しい?」
「ああ、すごく美味しい」
緊張の面持ちで尋ねるあおいに、修は大きくうなずいた。
「今まで食べた中で、一番のチョコだ」
「修君たら、大袈裟」
言われてホッとしたのか、あおいは笑い出す。
それへ修は、「俺からも」と可愛い包みを差し出した。彼の方も、彼女に渡すつもりで、トリュフチョコを作って持って来ていたのだ。
差し出されたそれを見て、あおいは一瞬驚いたようだったが、すぐに「ありがとう」と笑顔で受け取った。そんな彼女を、修はそっと抱きしめるのだった。
そのあともしばらく夜景を眺めた二人は、やがて山を降りた。
修は今夜は、この街のホテルへ泊まる予定だった。
「また明日遊ぼう」
「ええ」
名残惜しくはあったが、二人は明日の約束をして別れる。
その手には、どちらももらったチョコと、互いのぬくもりが抱きしめられていた。
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ブロンズシナリオ(100)
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3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2025年02月14日
参加申し込みの期限
2025年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2025年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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