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光風霽月
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この公園には、素敵な逸話もある。
虹の麓で願いを口に出せば、それが叶うように虹が想いの架け橋となってくれるというものと、月の橋を見つけられたなら幸せになれる、というものだ。
けれど、今はお昼過ぎ。虹を観測するには少々太陽の位置が高く、月というならば夜に見つかるのではないかと4人は予測していた。
「欄干に月の模様も無いし、そんな名前がつけられた橋じゃないってことだけは確かなんですよね?」
「ああ、それは公園のサイトにも書いてあった。でも場所柄そんな難しい謎解きじゃねーとは思うんだけどな」
頃合いを見計らって合流した2組は、次はどこへ行こうかと相談していた。
お互いの衣装に似合う風景を探し歩くのも良いけれど、折角なら逸話にもあやかりたい。見逃さないようにするためには、どう見て回るのが正解だろうか。
こうならないために計画表を作ったラッセルだったが、虹の見やすい時間までは考慮していなかったようだ。
(緩く考え過ぎてたな……まだ風車小屋も正面まで連れてってやれてねーし、プレゼントだって考えたいのに)
「晴月さんは、どこか行きたい場所ある?」
「えっとねー……さっきの、資料館!」
園内マップと睨めっこをしていたラッセルは、驚いて顔を上げる。晴月なら真っ先に『風車小屋!』と答えると思っていたのだろう。何か新しい好きな物でも見つけたのかと、次の言葉を待つ。
しかし晴月はコソリと柚春へ耳打ちし、互いに顔を見合わせて笑っている。何か秘密の計画でもあるのだろうか?
「あそこなら、園内のミニチュアもあったから月の橋を探すヒントがあるかもしれないね」
「そうそう! 本もいーっぱいだから、そういうお話があるのかも」
「なるほどねぇ。それじゃあ日本語以外の資料は僕が受け持つよ」
みんなが手分けをしてヒントを探そうとしている中で、ラッセルは自分に何が出来るか考える。
考えに考えて――晴月がこの逸話に興味を示しているというのなら、そこで成し遂げたいことがイメージできた。
「じゃあ、俺は……工房に行ってもいいか? 情報を整理しながら、静かに考えたいっつーか」
それも嘘では無いが、大半の理由は晴月へのプレゼント作りだ。少々自分勝手かと思い、申し訳なさげに頭を掻く。しかし、3人は誰もラッセルを責めないどころか嬉しそうな顔で「頼みましたよ」と言うのだ。
(まさか、俺を工房に連れてくために資料館へ行きたいなんて言ったんじゃ)
ニコニコと微笑む晴月は、さっきも「お絵かきしていいよ」なんて言っていた。お祭りだって風車小屋だって楽しみだろうに、ラッセルを気遣って言ってくれたのだとしたら、半端な物は渡せない。
その心遣いが嬉しく、けれどハードルが上がったような気がして。ラッセルは気合いを入れて、プレゼントを作ろうと工房へ向かうのだった。
(とは言っても……)
工房に着いたラッセルは、何を作るかで迷った。
デザインのイメージはある。ただ、贈るものがすぐに決められない。単純に今日の思い出を描いた絵というのも有りだけれど、もっと身近な物がいいように思うし、かと言って形に残るものと言うのも重い気がして。
何を作れるか見本を展示してあるコーナーを端から端まで眺め、ラッセルは溜息を吐く。もう一往復しようかと振り返ったとき、目深に帽子を被った男がこちらに猟銃を向けていた。
「ヘタレな狼がいたら仕留めちまうぞー?」
「その声……千っ!?」
「――来ちゃった☆」
テヘッ♪と戯けてみせる顔は、見る人によっては可愛いのだろう。実際、千里の顔立ちは格好良いよりは可愛い。しかし、今のラッセルにとっては憎たらしいことこの上なかった。
「おまっ、あんだけついてくんなつっただろーが!」
「つれないこと言うなよ。これでも、ラッセルの恋路が気になってんだ」
そう言って千里は見本をゆっくり眺め、懐かしそうに笑む。弄りに来たのだとばかり思っていたラッセルは、その顔を見て少し強く言いすぎたかと反省しかけた。
「ほら、言葉を飲み込んじまうとこがあるだろ? 彼女を優先しすぎて、無理してないかとか……オレを置いてくぐらいだ、一念発起して面白い進展があるのかなってさ!」
前半の言葉がラッセルの心へ染みこむ前に、爽やかにいい笑顔で千里が本音を口にする。でもまあ、どちらも嘘ではないのだろう。それだけはラッセルにも伝わっているので、「今すぐ帰れ!」とは言えなかった。
「しょーがねーな……なら、何か一緒に作るか?」
「それもいいけど。オレに話したいこと、あるんじゃねーのか?」
さすがと言うべきか、そんなに顔に出ていたかと恥じるべきか。足を止めそうになるときには、必ず道を照らしに現れる親友の存在を心強く思いながら、ラッセルは降参だとばかりに手を上げた。
「実はさ、プレゼントに迷ってるんだ」
「え、晴月は指輪が欲しがってたんだろ?」
「あー、それ実はさ……って、そっから聞いてたのかよ!?」
思わず絶叫してしまったラッセルを1度資料館から連れ出そうと、千里はイベント広場へと誘う。
アクセサリーをプレゼントするなら雑貨屋を見る方が早いし、あちらにも工作キットの類いはあった。晴月の興味が向くままに店々を巡っていたラッセルが見落としている物も多いだろうとの考えらしい。
その申し出は嬉しいし、色々と考えてくれているのも分かる。わかる、けれどだ。
(恥ずかしいやら情けねーやら……だけど、背に腹はかえられねぇ!)
あれやこれやも見られていたのかと問い詰めたいが、それはまた帰ってからでも構わない。今はただ、彼女の喜ぶプレゼントを用意するのだという目的だけ見据えて、ラッセルは素直に相談することにした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
2人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年10月16日
参加申し込みの期限
2024年10月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年10月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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