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光風霽月
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一口にイングリッシュガーデンと言っても、様式は様々だ。
その土地、その人に向くコテージガーデンや、狭い庭でも奥行きを見せるボーダーガーデン。それから、こうして広大な公園では川や湖をも一部とするも、きっちりと区画を整備せず自然体のままの姿が楽しめる風景庭園などがある。
「イタリアやフランスの平面幾何学式庭園は圧巻だけど、起伏を利用した自然風景式庭園もいいよねぇ」
と、ウォルターから西洋庭園の違いを聞いてる間に、一行はイングリッシュガーデンへ到着した。
入り口辺りには色ごとに分けられた早咲き種のバラが、同系色の花々と共に咲き誇っていて、ちょっとした休憩スペースにもなっている。奥には仕掛けがあるのか涼やかな音色が聞こえており、柚春はその音と香りを楽しむように目を伏せた。
そんな何気ない仕草につい魅入ってしまいそうになって、ウォルターは苦笑する。どうにか空いてる場所を探すフリで彼女から視線を逸らしてみたけれど、浮かれた心は中々静まってくれないようだ。
「ね、あっちのオレンジ色の所なら座れそうだよ!」
晴月の指し示す方を見れば、テーブルなどはなく芝生が広がっていた。それじゃあと柚春がトートバッグを覗き込み、そこにворがいないことを再確認して一瞬瞳を曇らせる。けれど、これ以上みんなに気を遣わせてなるものかと、すぐ気丈に微笑んだ。
そんな柚春の様子を見かねてか――ウォルターの思惑通り、彼は現れた。
「……あの人形なら、オレが預かってるから心配すんな」
黒いローブを身に纏い、フードで顔を隠し気味だけれど声音は透破だ。ちらりと少しだけフードをずらし、柚春へと顔を見せた透破だったが、彼女にじっと見つめ返され戸惑ったように再びフードで目元を隠す。
まるで上手く謝れない子供のようだ。けれど、それも仕方が無いのだろう。
彼は何か諸事情があり、柚春に正体がバレるのを避けている。そう察しているからウォルターも彼と話したことについては柚春に話をしていないし、知り得た名前も教えていない。
だから――実際は自分が『そう』なので、預かっているという言葉は嘘では無い。が、「ここで見せて」となれば返答に困るのは目に見えている。
「そっか! あなたが持っててくれるなら安心だね」
けれど柚春は何も疑わずに微笑む。いつもだったら、この庭園でворの写真が撮れるねと喜んでもおかしくないのに。もしかしたら柚春も……彼がворだと思い始めているのかもしれない。
そんな素振りは今までだって1度もなかった。聡いようで鈍い彼女は、1年以上共に過ごしてもворに対しては『大切な友達』としてぬい活に励んでいたのだ。もし透破と繋がっていると考えたのであれば、今日だって連れ出してはいないだろう。
しかし、それを問うのはウォルターの役目ではない。まして今まで黙ってきた透破から告げるとも思えず、出方を窺うように彼を見た。
「ったく……見せつけられるほうの立場も考えてやれっての」
今日を柚春がどんなに楽しみにしていたか知ってはいるが、デートなんだろうと茶化す。そうすることで透破は自分の気持ちを伝え、ворにも見せられないねと布を被した籠をポンポンと叩いた。
「まあそんで、オレがいるってことは……わかってんよな、ウォルター?」
冷ややかな視線のまま口角を上げて、透破は牽制する。いくらオマエが人間だからって、柚春が心を寄せているからって……守る役目はまだ降りちゃいないとでも言うように。
けれどウォルターは、不敵に笑って柚春の頭を抱き寄せた。
「それは、どっちの意味でだい?」
彼はいつだって柚春の味方だ。泣かせるな、恥を掻かせるな。なんなら「なんで手を出さないのか」と怒るくせに、彼女を喜ばす言動をしたならば「あんなことしやがって!」と叫ぶ。
結局のところ、柚春の望みが叶わないのも大切にされてないのも嫌なのだろう。何をやっても気に食わないと憤る透破への答えを、ウォルターが知るわけも無い。
だから彼は、ここでの最適解を考えた。泣かせもしないし恥も掻かせない証拠として、抱き寄せたその手に指輪があることをちらつかせ、自分だって浮かれているんだと見せつけるように。
「浮かれすぎて、ヘマすんなよってことだよ」
鈍色の瞳はヤレヤレと細められ、ウォルターに捕らわれたままの柚春の頭を乱雑に撫でる。すると、本人の抗議よりウォルターのほうがムッとした顔で睨み返すものだから、透破は声を出して笑った。
「そういうトコだぜ?」
「……ご忠告どうも」
そのやりとりを最後に、透破は千里の待つ場所へと向かった。
後ろでは髪を整え終わった柚春が叫んでいる。
「あの、良かったらворにも公園を見せてあげてね!」
その玩具の瞳に何かを映すと信じているわけではないだろうけど。大切にされていることを噛みしめて、透破は振り返らずに手を上げることで返事をした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
浅野 悠希
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
2人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
2人
参加キャラクター数
2人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年10月16日
参加申し込みの期限
2024年10月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年10月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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