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バードワールド! 木天蓼花鳥園へようこそ
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○デート?・NOTデート?・やっぱりデート!○
「リニューアルした木天蓼花鳥園……」
花鳥園のテレビCMが流れ始めた初日、
佐藤 英二
はCM明けのバラエティ番組を見ながら
野々 ののこ
の明るい笑顔を思い出していた。
「きっと喜んでくれそうだし、野々さんを誘って、見に行ってみようかな?」
早速、ののこに電話を掛けてみる。
『木天蓼花鳥園? 偶然だねー! 私も行きたいと思ってたんだ!』
リニューアルオープン初日の朝、早目に到着した英二は入場口の前に立っていた。思い出すのは、二月のファミレスでの出来事だ。牛丼特集の話をする中で、英二がデートはデー牛丼の略だもんねと言った時、ののこは『最近の私のなかでは、デートは英二君とどっか出かけること』と若干の訂正を入れたのだ。
(今日のお出かけも、デート……かも……?)
そう意識すると、ちょっと、かなり、ドキドキした。駅に電車が到着したのだろう。花鳥園に向かって沢山の人が歩いてくる。その中にののこの姿を見つけて、小さく手を振る。彼女も英二に気付き、ぱっと明るい笑顔になって走ってくる。
高校生活の中でののことずっと交流してきて、気になる女の子だと思っていたけれど――
(やっぱり、“好き”……なのかもしれないな……)
「わあ、桜が綺麗だねー」
大花園で、ののこは目をきらきらさせて桜を見上げる。
「うん、綺麗だね」
同意しつつ、英二はつい彼女の横顔に目を遣ってしまう。もっとはしゃぐかと思っていたけれど、じっと、真っ直ぐに桜を見ている。
「やっぱりチューリップはいいねー。テンション上がるなあ」
チューリップの前ではしゃがみこんで嬉しそうにしたり、菜の花畑を前にして「おいしそうだねー」と言って黄色の花をつついてみたりと楽しそうにしているが、はっちゃけているという感じではなく、いつもより何処となく優し気な雰囲気が感じられる。
林の中に入ると、ひんやりとした空気が心地よかった。道は幾つかに分かれていて、気まぐれに左側を選んでみる。
「静かだねえー」
ののこは両腕を広げ、林の空気を思い切り吸っている。
「英二君もどう? 気持ち良いよ!」
「そうだね。やってみようかな」
ちょっとドキドキしながら、彼女と同じポーズで大きく深呼吸した。冷たく清々しい空気が心地よく、リフレッシュ効果が高い気がした。
「ね?」
「うん。すごいスッキリするね」
たまにはこういう場所を歩くのもいいなあと思っていると、ホーホケキョ! という声がした。
「あっ!」
「ウグイスの声だね。本物って中々見られないけど、ここなら……あ、あそこ!」
英二は小枝の上に乗った、薄茶色をした小鳥を指差した。
「えっ、どこどこ? いた!」
ののこも見つけた直後、ウグイスはもう一度ホーホケキョと鳴き、飛んでいった。
名残惜しそうにしつつも、満足そうにののこは笑った。
「行っちゃった。でも、可愛かったねー」
「うん。可愛かった。こうして野生の姿を見られて、良かったなあ」
それからも、何度かウグイスの鳴き声が聞こえて、姿が見えなくなってもこの林に住んでるんだなあと実感した。
「次はバードショーを観に行こう。これはこれで楽しそうだよ」
今までは静かな自然とは打って変わった、賑やかなエンターテイメントが楽しそうだ。
「いいね! 行こう行こう!」
ペンギンが散歩をする場所に行くと、人がいっぱい集まっていた。誰もがわくわくした顔をしていて、デジカメやスマホを構えている人も多い。
「それでは、これからペンギンさん達のお散歩が始まります!」
マイクを持った飼育員の合図で、右端の池から1列になったペンギンがぺたぺたと歩いてくる。
「わあ、可愛いねー!」
一生懸命に歩くペンギンは、その可愛らしい見た目もさることながら、つぶらな瞳から純粋さと素直さが感じられて微笑ましかった。
「黄色とオレンジのインコだ! 珍しいねー」
ショーの後は、コガネメキシコインコのガラスハウスに向かった。頭が濃いオレンジ色で、お腹と背中が濃い黄色、お尻の部分が緑色の中型インコだ。スタッフの女性が説明してくれる。
「ペットとしても飼えますし、人気もありますが、取り扱い店舗は少な目ですね」
「どうしてですか? 数が少ないとか?」
少なくとも、寝子島のペットショップでは見たことがない気がして英二は質問してみる。
「他のインコより知名度は少し低いですね。それに声も大きいので、環境が整っていないと飼うのは難しいんです。だから、ここで楽しんでいってくださいね」
餌の入ったカップを購入すると、三色のインコ達が5羽、一斉に飛んできた。ののこに2羽、英二に3羽がとまる。
「わっ!」
「びっくりした……」
最初は驚いたが、インコ達は意外にも大人しく、カップを近付けるとポリポリと食べ始める。
「これまで見るだけだった鳥たちとふれ合えるのって、グッと来るよね」
「うん。今日ここに来て良かったー」
ごはんを食べ終えたインコ達が太い止まり木に戻っていく。そして、3羽と2羽でくっつきあって羽繕いをし始めた。
「すごい密着してるねー。お団子みたい!」
ののこの言う通り、なんだかみたらし団子に見えて、笑ってしまう。
「野々さん、せっかくだし記念撮影しようよ」
「そうだね! この子達と一緒に撮ろう!」
おだんごコガネメキシコインコと一緒に、写真を撮る。
(今日のデートも野々さんに沢山楽しんで貰えてたら嬉しいな)
デートだと思うと、英二はまた少し、ドキドキした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年07月31日
参加申し込みの期限
2024年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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