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バードワールド! 木天蓼花鳥園へようこそ
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〇白文鳥はいちご大福〇
「本土にそんな場所が……!?」
テレビで流れた、様々な鳥が生き生きと暮らしている様子に、
倉前 七瀬
は引き込まれていた。リニューアルオープンした木天蓼花鳥園に、ぜひ行ってみたい。
七瀬は
ウォルター・B
を誘うことにした。
「僕と一緒に、もふもふの鳥と触れ合いに行きませんか」と誘うと、ウォルターは屈託なく「いいよぉ」とOKしてくれた。
木天蓼花鳥園の入り口には、ルリコンゴウインコやコガネメキシコインコ、オニオオハシなどの色鮮やかな鳥のモニュメントがあった。中央にはシマエナガの大きな看板があり、最近の流行を物語っている。
「こんな施設があったんですねぇ〜!」
中に入って周囲を見回し、エントランスで四つ折りのパンフレットを開く。ウォルターは目を細めてそんな七瀬を見つめている。
「七瀬は鳥も好きなんだねぇ」
「毛がもふもふした動物も好きですが、羽でもふもふした鳥も好きです!」
わくわくしながらもふもふの鳥の写真を眺める。つい触り心地を想像してみたりする。
「ガラスハウス……ここはどうですか?」
いろんな子と触れ合えそうで、楽しそうだ。
「いいねぇ、行ってみようか」
ウォルターはパンフレットを見て微笑んだ。
ガラスハウスの区画では、種類別に分かれたハウスを外から眺めたり、中に入って鳥と触れ合うことも出来る。入口で見たモニュメントのインコ達の姿もあった。
七瀬は家庭でよく飼われているインコやオウムのガラスハウスに入った。ハウスの中で、大型小型で更に区分けがされ、中央部分にいくつかテーブルセットが置かれている。
「セキセイインコにオウム。かわいい!」
ハウスに入ると、黄色に緑、白に水色とカラフルなセキセイインコが沢山の止まり木でくつろいでいた。サザナミインコや、少し体の大きいオカメインコの姿もある。
「オカメインコは基本的に大人しいので、穏やかな子を一緒にしています」
と、スタッフが説明してくれた。
「へぇ、仲良さそうにしてるねぇ」
「お互いに羽繕いをし合っていますね」
次に、餌を買って文鳥のガラスハウスに入る。白文鳥やノーマルの灰色の文鳥などがちょこちょこしている。
「小さくて可愛いですねぇ。ウォルターさんはお好きな鳥はいますか?」
「そうだねぇ、大体の鳥は好きだよ。鷹とか、日本らしい鳥も美しいねぇ」
ここでは鷲や鷹も暮らしていて、スタッフにレクチャーを受けつつ安全に触れ合うことも可能だった。ガラス越しに、分厚いアームカバーをつけたお客が鷹を腕に乗せているのが見える。
「カッコいい猛禽類はウォルターさんに似合いそうです」
木の上から飛んでくる鷹をしっかりと腕に乗せるウォルターを想像して、七瀬は頷いた。
「そうかな。なんだか照れるなぁ」
彼はまんざらでもない様子でのんびりと言う。
「でも、ペンギンなんてのも、それはそれで可愛らしいのでよかですね」
七瀬はペンギンに囲まれるウォルターを思い描いた。とてもほっこりする光景だ。
「ペンギンかぁ。バードショーでお散歩が見られるから後で行ってみようか」
そんな話をしていたら、頭に何かが乗ってきた感触があった。手を頭上に持っていくと、ぽん、と軽く移動してくる。
「いちご大福!! ……もとい白文鳥、かわいい!!」
ころころ丸くて真っ白な羽が、すごく可愛い。ウォルターの肩にはノーマルの文鳥が乗っている。それを機に、十何羽という数の文鳥が飛んできた。
「うわわ、あっという間に鳥まみれです!」
文鳥達は、七瀬の持っている粟穂をぷちぷちと結構な勢いで食べている。
「もしや先ほど買ったこの子たちのおやつにつられて……?」
「粟穂は文鳥の好物だからねぇ」
ウォルターの腕にも文鳥は乗っているが、数は少ない。彼が選んだ小松菜よりも、粟穂がよほど魅力的らしい。こうしている間にも、文鳥は次々とやってくる。
「ウォルターさんヘルプ! このままだと埋もれちゃいます」
「仕方ないなあ」
七瀬の持っていた粟穂をひょいと取ると、ウォルターはそれを半分に折った。
「はい、七瀬」
「ありがとうございます!」
半分ずつにすると、文鳥達も半分ずつに分かれた。わいわいしつつ、二人は文鳥への餌やりを楽しんだ。
「エナガまで!? シマエナガとはまた違うかわいさ、かわいい!」
「本来飼育はできませんが、うちでは自治体からの許可を元に保護しているんですよ」
別のガラスハウスにはエナガがいた。エナガはシマエナガとは違い、白より黒い部分が多く、少しスラリとしている。
「かわいいですね! ごはんあげてもいいですか?」
「もちろんです!」
「これは珍しい体験だねぇ」
七瀬とウォルターはエナガにもごはんをあげ、一時の交流を楽しんだ。
それから鷹やペンギンも見学に行き、最後にショップを訪れる。
「いやぁ、楽しかった。お土産買って帰りますね」
店内を巡っていると、七瀬の目が輝いた。
「こ、これは!」
それは――
「白文鳥! ……のようないちご大福。おいしそう!」
文鳥の顔のように飾り付けされたもちもちのいちご大福だった。余談だが、文鳥はよく大福やおもちに例えられる。おなかがもっちもちなのだ。
「ウォルターさん、僕これ買うので一緒に食べませんか?」
「いいねぇ。食べようか」
七瀬は白文鳥――ではなくいちご大福を二つとアイスグリーンティーを頼み、イートインコーナーでウォルターと今日の感想を語り合った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年07月31日
参加申し込みの期限
2024年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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