this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム /
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
バードワールド! 木天蓼花鳥園へようこそ
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
9
つぎへ >>
○彼女との幸せな一時○
「うわー、ペンギンさんが一列になって歩いてる!」
八神 修
と
七夜 あおい
は、木天蓼花鳥園のバードショーを訪れていた。15羽のペンギンが、よちよちぺたぺたと散歩していて、その様子がとても可愛らしい。
ペンギンの動きを追いながら、あおいは目を輝かせている。心の中が「可愛い」で溢れているのが分かり、修はそんな彼女を可愛いと感じる。
「ほら、修君、写真写真!」
「おっと、そうだね」
つい、あおいを見てしまうが、修自身、ペンギンは大好きだ。家で23匹の動物の世話をしている彼は、このショーを楽しみにしていた。余計なしがらみを持たない、ただ純粋に生きている様子を見ていると癒される。デジカメで連射していると、1羽のペンギンが足を滑らせた。おっとと、とバランスを崩しつつ、何とか転ばずに体勢を立て直して歩き出す。
ふとカメラから目を離して視線を下げると、あおいの手がパタパタと動いている。「?」と数秒考え、ショーと見比べ、ペンギンの真似をしているのだと分かり、つい吹き出す。
「えっ!? ……あっ!」
自分の手の動きに気付き、あおいは真っ赤になった。デジカメを向けると、「やだー!」と両手で顔を隠す。
「可愛いのに」
くすくすと笑うと、彼女は赤みの残った頬をぷくーと膨らませた。と言っても、本気で怒っている感じではない。
「もう!」
次に何処へ行くか相談しながら園内を歩いていると、鷹のコーナーの前を通り掛かった。太い生木の止まり木に、きりっとした顔で止まっている。
「すごい! 本物を見たの初めてだよ!」
「かっこいいね」
広めのガラスハウス越しに一枚写真を撮る。休憩中という看板が立ち、腕に止まらせる体験はやっていないようだ。
「残念だな。違う場所へ行こうか」
「あっ、じゃあ私、ここに行きたいな」
あおいがパンフレットの一点を示す。この場所なら、ちょっとした休憩も出来そうだ。
「いいな。そこにしよう」
次の場所へ行く途中の雑談で、あおいが嬉しそうに言う。
「今日は誘ってくれてありがとう。広告を見た時から来てみたかったんだー! でもこういう所って、テーマパークみたいだし一人じゃ来るの勇気いるから」
誘われなかったら来れなかったと思うんだ、とあおいは言った。
「それなら良かったよ。ほら、この前ぬいぐるみ貰っただろ?」
ホワイトデーのプレゼントのお返しとして、ホワイトチョコのお城の展望テラスで、尻尾が動いて可愛いシマエナガのぬいぐるみを貰った。その日、寝子ヶ浜海浜公園で売っていたグッズだった。
「それで、色々な鳥を見たくなってさ」
「そうなんだ。じゃあ、エナガも後で見に行こうよ!」
「ああ、エナガは貴重だ。見てみたいな」
「ね、あのぬいぐるみ、今はどうしてるの?」
「今? 机の上でお留守番してくれてるよ」
そう答えると、修は爽やかに笑った。
触れ合いコーナーにはカーペットが敷かれていて、ぺたんと座って鳥と触れ合えた。膝の上に乗ったオカメインコに、あおいがカキカキをしてあげている。
「可愛い! ふわふわ!」
「気に入らないと噛まれるので気を付けてくださいね」
「わっ!」
スタッフの言葉の間に、オカメインコは丸い目を三角にしてあおいの指先を軽く噛んだ。そして自分で羽繕いを始める。特に逃げる様子は無い。
「人に慣れてくれてるんだね。餌やり出来たりするのかな」
「はい、大丈夫ですよ」
修が質問すると、シード餌の入った深皿をスタッフが渡してくれる。あおいが皿を持つと、オカメインコは淵に乗ってパリパリと食べ始めた。餌につられて、他の小鳥達が集まってくる。
「わあ!」
あおいが歓声を上げる。小鳥達は修と彼女の肩や腕に止まり、皿を狙って首を伸ばしている。
(沢山の鳥に囲まれて、不思議の国に来たみたいだ)
ドキドキと喜びと幸せで、心が一杯になる。あおいの肩に乗ったサザナミインコの前にそっと指を近付けると、ぽん、と乗ってきた。
「ごはんどうぞ」
新しいシード餌の皿を渡され、サザナミインコにあげてみる。
「今はペレットもありますよね。ここではシードで統一しているんですか?」
「はい。ペレットにも栄養バランスや食べた量が分かりやすい等のメリットがありますが、うちはできるだけ自然食を与えるようにしているんです。必要に応じて特定の栄養に特化した食事もあげています」
「なるほど、そうなんですね」
八神家でもいつか鳥を飼う日が来るかもしれない。覚えておこうと思う。あおいを見ると、餌の皿に近付く鳥に「ほら、喧嘩しない!」と注意している。沢山の鳥にまみれている彼女が可愛くて、鳥を驚かせないように気を付けつつ、修はデジカメのシャッターを押した。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
バードワールド! 木天蓼花鳥園へようこそ
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
沢樹一海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年07月31日
参加申し込みの期限
2024年08月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年08月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!