this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
双界の決戦 ――界喰らいのグラトニエル――
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
12
つぎへ >>
「まさか張り付く暇を与えない攻撃があろうとは……」
露草は愕然としながらも都と頷きあいその場を離れる。僅かに虚無に触れた途端痛みが走ったが、ヒットポイント(以下HPと表記)はまだ残っている。
「でも見て。4分の1とは言えない。……魔法のタイミングが良かったらから、まだ世界は少し齧られた程度だよ」
都がバランスを崩しそうになりながらそう言い、露草が手を伸ばす。
(これは厄介な事になったかもしれないね)
ウサギさんはスケッチブックに黒い靄を吸い込む準備をしていたが、それより魔法の方が早いと判断、パンプキンボムを打ち込む。
「なんか攻撃パターン変わってないか?」
ようやく動けるようになった蒼留人の問いに、「だろうな」と相槌を打つのは凜太郎。彼は回りを見、表情を険しくする。全体的に、残りのHPが心もとないのだ。
「唯一の治癒士である夏朝君は確かに頑張ってくれているけど、やはり……回復が追い付かないとな……」
「アイテムを使ってもか……」
蒼留人は他の面々の様子を見、表情を険しくする。
HPMP双方を回復する『癒しのキャットランページ』は一度の戦闘で2度までしか使えない。これを先ほど夏朝が発動したからこそ離脱者はまだいないが、それでもすぐ削られるならば……。
「それならば、これを使うしかない……よね」
碧南は懐から何かを取り出し、思い切り地面に叩きつける。同時に光の雨が冒険者達に降り注いだ。彼女が使ったのは『慈雨の鏡』……破壊する事でレイド参加者全体のHPを少し回復し、回避率を一定時間少し上げるのだ。
「! あれを見て!!」
顔を上げた真白が、グラトニエルの様子の変化に気付いた。今までなかなか凍り付かなかったグラトニエルの一部が、見事に凍り付いているのだ。
「いい的ができた。そこを狙おう!」
「いいね、それ! おかえしといこうか!」
集中攻撃だ、と凜太郎がすかさず矢を放つ。それに習い、都が彼に合わせ、魔力の籠った矢を連続で射る。露草はその隙に回復アイテムを見つけ前線組に投げ渡す。
「いい具合に凍ってくれたよね! 蒼留人君! 瑠樹君!」
「あぁ! やってやろう!」
「もちろんだよぉ!」
真白も命一杯ためた力をグラトニエルへ叩きつけ、蒼留人と瑠樹もそこへと攻撃を重ねる。
再び靄が溢れるが、そこに駆けつける夏夜と二一。
「ったく、しぶといな」
「それでも、やってやれないことはないんです!」
二一が再び触手を呼び出し、グラトニエルをからめとる。そこに合わさるのは、夏夜のろっこん。重力と触手により動けなくなったグラトニエルは険しい顔で振りほどこうとする。
「……時間稼げる?」
スピカがそう問えば、離れていたはずの凜太郎が頷く。彼は更に強い一撃をグラトニエルに放ち、ヘイトを己に向ける。
「勿論。――スピカ君が傷ついて得られる平和や勝利に意味はないからね」
愛馬に乗った彼はその機動力を生かし、触手を振りほどこうとする靄目掛け矢を放つ。矢を受けた靄は色が褪せ、ふわりと虚空に消えた。凜太郎はその瞬間を見逃さず、何かを得たようだ。
「靄は纏まると脅威だが、払えば攻撃力を減らせる! さっきスピカ君と夏朝君の攻撃を見た時に、散った靄がそのまま消えるのを見た!」
「! 靄を払う……。それなら私にもできそうねっ!!」
碧南は漏れ出る靄を物ともせず細身の剣で連続攻撃を仕掛ける。確かに靄に触れると痛みが走り、力を奪われるが向こうも靄を晴らされるとそこまでHPを回復できるわけではない。
/) /)
( 'ㅅ')<じゃあどんどんいこうか。
出し惜しみはしない、とばかりにウッドハンマーとパンプキンボムを投げ続けるウサギさん。合間にMP吸収効果のあるヤドリギドレインでMP回復を図る辺りそつない。
そこに降る金色の雨。よく見れば金貨の雨である。夏朝が『商人の心得』を使う事で召喚した物だ。
(本当は、前線に行きたいけど……治癒士は一人だから! 僕は、僕の役目を全うするんだ!)
同時に放たれるは、全体回復のスクロール。回復量は多くは無いが、削れた分は取り戻せる。夏朝は回復系魔法が封じられたスクロールの量を数えつつ、魔法の温存を考える。
矢を放ち続ける都はアクロバティックな動きを見せ、至近距離で射る。
「いい具合に止めてくれてありがとね! ちょうどいい的だよ!」
悲鳴と共に消えるグラトニエルの腕。それは音もなく霧散し、靄となる。
同時に、夏夜と二一が倒れ込んだ。ろっこんの効果が弾かれ、触手も靄によって消されてしまったようだ。二人を保護した露草は、安全な所まで下がらせる。
「二人とも、よくやりましたよ!」
そう励まし、回復ポーションを飲ませている間に、スピカの詠唱が終わる。彼女の周囲にキラキラとダイアモンドダストが輝いた。
「もう一度……凍らせる。……いくよ……っ!」
スピカの詠唱が終わり、巻き起こる吹雪。それは冒険者の頬を撫で、周囲を白く染め上げる。『氷結の理』がグラトニエルを靄ごと凍り付かせたのだ。
<< もどる
1
…
6
7
8
9
10
…
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
双界の決戦 ――界喰らいのグラトニエル――
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
前回シナリオ
ネコジマ・イン・カオス! ―ゲームの世界と溶け合いました―
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
20人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年07月19日
参加申し込みの期限
2024年07月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年07月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!