this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
キミは、俺の、ろっこんさん!?
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
9
つぎへ >>
◆ビッグピンクエレファント戦・その1
「そうだったんだね、そちらの方が花厳君のろっこんさんの」
「シキ、さん……」
頭が高い!
そう言わんばかりにシキさんは腕組みをして胸を逸らす。
これには幸次と拓郎も、思わずははぁと平伏した。
上空にはぷかぷか浮かぶビッグピンクエレファント。あれを倒すためには空を飛べるシキさんの協力が不可欠だ。そう考えた望春が、なんとかシキさんの力を借りようとしていたという事情は、幸次と拓郎も理解した。ついでに望春とシキさんの力関係も理解。ちなみに屋上には3年の
串田 美弥子
と卒業生の
海原 茂
もいたが、ふたりともシキさんの望春に対する圧にヒイッッとなってちょっと近づけずにいたらしい。
「兎にも角にも」
と望春は気を取り直して言った。
「ビッグピンクエレファントを倒さないとね!」
「自分らも、協力する。だけど……」と、拓郎は空を見上げる。「飛べるシキさんはともかく、あの高さだと……飛び掛かるにも、もう少し高度下げないとか?」
「そうだよねぇ、もう少し降りて来てもらわないと……え?」
空を仰いだ幸次の脇を、ハナハナがすり抜ける。
猫らしい身軽さで一段高い階段室の上に飛び乗ったかと思うと、その勢いで、ビッグピンクエレファントへ向かって爪を立てるべく跳びかかる。
だが――!
ぱおーん!
ビッグピンクエレファントの鼻がぶるんと振るわれ、ハナハナの横っ腹を打った。
「にゃにゃにゃーーん!!」
ビッグピンクエレファンにとって、ハナハナは小蠅に等しい。叩きつけられた勢いで潰れなかったのは運がよかったが、その身体はホームランボールの如く勢いよく吹っ飛んでってしまう。
「シキさん!」
「飴あげるから! 助けて!」
望春は少女のシキさんに飴を渡す。シキさんは飴を舐めている間空を飛べるのだ。
シキさんは飴を奪い取ると望春をひと蹴りした。
「もう……! 話せるんだから、気に食わないことがあるなら声に出してよ……!」
シキさんはどうやら、偉そうな猫(テオ)に指示されてピンクの象を倒す流れになっているため不機嫌なようだが、正直こんなやりとりをしている場合ではない。ハナハナを助けなければ!
「命令じゃないです、お願いします!」
シキさんは、ふん、と鼻を鳴らして真上に高く飛び上がった。ハナハナはずいぶん遠くまで飛んで行ったが、シキさんの急降下なら追いつけるだろう。
(はぁ……シキさんも姉さん達と同じくらい面倒……あっ)
望春は息を呑む。
ビッグピンクエレファントは今度はシキさんを小蠅と認定したらしい。
鼻を振りあげ、シキさんを狙っている。
「どうすれば……そういえば、シキさんがいる状態で俺がろっこん使ったら、鷹のシキさんを召喚できるのかな。今目の前にいるのはろっこんが擬人化した姿だから、本物のシキさんとは似て非なる存在……?」
望春は棒付きキャンディを咥えて念じ、《飴とムチ》を発動させる。
キィーーヤ。
鋭いひと鳴きと共に舞い降りて来たのは、一羽の鷹だ。
「シキさん!」
ややこしいので、こちらを鷹シキさんと表記しよう。
望春は鷹シキさんにお願いする。
「シキさんお願い! シキさんがハナハナくんを助ける間、ビッグピンクエレファントの顔の方に行って攪乱してもらえませんか」
こちらもプライドは高いので命令ではなくお願いしなければいけない苦労人の望春である。
鷹シキさんは人のシキさんより体が小さい分小回りが利く。ビッグピンクエレファントは目の前をチョロチョロする鷹シキさんに気を取られ、鼻の振りもゆらゆらと戸惑いがちになった。
その間に、ひとシキさんがハナハナをキャッチ!
「さすがシキさん!」
「うわ~、ハナハナを助けてくれてありがとう!」
手に汗握っていた幸次も大感謝である。
ひとシキさんはハナハナを抱えて戻って来た。望春はシキさんを労う。
「シキさんなら大丈夫って信じてた……、痛っ!? 飴あげるからそれやめて!」
シキさんは無言で望春を蹴る。なんだかこの光景も見慣れて来た、と周りも苦笑いだ。
それにしても――と、茂と美弥子は上空を見上げる。
「問題は、高度だけじゃなかったな」
「さいしょにあの鼻をなんとかしないと」
ビッグピンクエレファントはぶるんぶるんと鼻を振ってけん制している。
「海原先輩、串田さん、なにかいい案が?」
拓郎の問いに、残念ながら、と首を振るふたり。尋ねた拓郎にも名案はない。
「どうすれば……」
その時だった。
階段を上ってくる複数の足音。
屋上に駆けつけたのは、対ピンクの小象・サッカーゴール作戦をやり遂げた蘭月、あおい、莉鳥と、彼女たちのろっこんさんたちだ。
「あの鼻が問題なんやね? わかった、あたしと絡満姫がなんとかするよ!」
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
キミは、俺の、ろっこんさん!?
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
コメディ
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年05月02日
参加申し込みの期限
2024年05月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年05月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!