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\ オーバータイム!/
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忘れ風
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〇君は誰?
桜井 ラッセル
は、気が付くと緑の髪の少女と一緒にいた。
見覚えのないその子は、ラッセルの腕にすり寄ってきていた。
「ちょ!? 君は、えっと、どこかであったか? 誰だっけ?」
そう言ってしまい。
表情の固まったその子に、
「俺は桜井。よろしくな!」
友好的に声をかけた。
なのに。
その子は悲しそうな顔になって、空に舞い上がり消えてしまった。
「あ、……なんだったんだ。驚いた……神魂で現れたたぐいか?」
呆然と立ち尽くしたラッセルは、消えた少女のことを考える。
(幽霊みたいに空を飛んで風をまとってて……なんか……)
風の精、という言葉が不意に頭に浮かんだ。
(風は昔から浴びるのは大好きだ。大好きだったんだけど……いや、まさかな。風の精とか、そんな夢を具現化したような存在に都合よく会えるなんて)
一度は否定したラッセルだったが。
「ああ、でもそうでもないか? 今までも色んな事件に巻き込まれたし」
神魂の影響で事件に巻き込まれたり、ろっこんを使って鳥になっって空を飛んだり。
なら、精霊に出会うことだってそんなに突拍子もないこととは言えない。
「でも悪いことしたかな」
すごく可愛い子だった。
なのに、急に悲しそうな顔になって……
「俺がマズいこと言ったのか……?」
考えても、何も思い出せない。
「……なんだろ、この焦燥感なんだ。俺自身にイライラしてる……? あの子が原因なのか? 何か忘れてる……?」
何も思い出せないのに、頭から彼女の存在を消し去ることはできなかった。
思い出さなきゃいけない。そんな気がする。
「ああ、もう。じっとしてる暇すら惜しい。あの緑髪の子、探し出すぞ!」
ラッセルは、オルゴールの金の鍵を強く握りしめる。
ろっこん『ピヨコ変化』が発動し、ラッセルは金の鍵を首からぶら下げたカナリアに変身した。
(俺には翼があるんだ。どんな不思議な子でも寝子島中でも探し周って、次はしっかり話を聞くんだ)
ラッセルは彼女が消えた方向目がけ、大空へと羽ばたいた。
(あの顔をみせた理由を、……君ならしってるんだろう?)
どこまでも高く、高度を上げていく。
苦しさは空気抵抗なのか、胸の痛みなのか。
(いや、風向きに沿って飛んだほうがいいのか?)
そう思ったとき、風に乗る緑の人影を見つけた。
(見つけた……)
そちらへ向かって降りていく。
(あの子は俺のこと知ってるんだ。悲しませたこと、謝らなきゃ。
少女がこちらに気づき、迷うような顔になった。
けれど、飛んで来たラッセルへと、おずおずと手を伸ばして。
ラッセルは爪を立てることなくふわりと、彼女の手に着地した。
「ごめん、俺、覚えていなくて……とりあえず名前、聞かせてくれよ」
ゆっくりと、彼女の口が動いた。
「
風の精 晴月
……もう、忘れないで」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年04月28日
参加申し込みの期限
2024年05月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年05月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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