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\ オーバータイム!/
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忘れ風
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〇ずっと覚えている
「……えっと、僕はどこに行くつもりだったんでしょうか?」
眠そうな猫目の青年が、あたりを見回した。
「というか、ここはどこなんでしょう?」
考えるが、自分の名前すら思い出せないことに気づく。
「ううむ、頭に霧がかかっとるようです。記憶喪失ってやつでしょうか」
考えこんでいたところ、視界にまばゆい金髪が飛び込んできた。
ハッキリとわかる人の姿を見つけた。
あっと思った時には、声をかけていた。
「ウォルターさん! ええと……奇遇ですねぇ?」
(この人は……名前しかわからんけど)
「君は誰?」
ぼんやりと、ウォルターは尋ねた。
「そう言われましても。僕が知りたいくらいなのですが」
見つけた時にはすごく興奮したのに、その反応にはいささか気落ちする。
「それはそれとして、ウォルターさんは僕のことわからないんですね。なんだかデジャヴです」
「デジャヴ……ということは、前にもこんなことがあった?」
ウォルターは首を傾げている。
「まあ、僕も僕のことわからないですけどね。そもそも、ウォルターさんと僕ってどういう関係ですっけ?」
「すぐわかったということは、宿敵かもしれないねぇ。……もしかして君は殺し屋?」
「えっ? ……いや、たぶん違うんじゃないでしょうか」
青年はポケットを探ってみる。
「殺し屋なら武器の一つも隠し持っとるでしょうし、ターゲットに考えなしに声はかけないような」
「そうだねぇ、君は殺し屋には見えないね。もし殺し屋だったら凄腕の暗殺者だろうね」
「そんなこといったら、ウォルターさんだって……そうだ、ウォルターさんの名前は、ずっと覚えているってあの時に誓ったので、だから覚えていられました
……あの時ってどの時でしょう?」
「さあ、僕に聞かれてもねぇ」」
「ううむ、出てきそうで出てこない……!!」
けれど青年にはわかったことがあった。
(ウォルターさんと話してると、心がうきうきしてきて、楽しいです)
だからこう言った。
「なんだか、ウォルターさんと話しとったら色々思い出せそうな気がします。もうちょっと僕とお話してもらってもいいですか?」
「いいよ……と言いたいところなんだけど……」
ウォルターの体がふらふらしていることに、青年は気づいた。
「どうしました?」
「なんだか僕、調子が悪いみたいなんだよねぇ」
「えっ?!」
そういえばいつもより顔が赤い。
(いつもっていつでしょう……とにかく具合が悪そうです)
青年があたふたしていると、
「ウォルターさま!」
女性の声がして、品のいい老婦人が走ってきた。
「よかった、ここにいらしたんですね」
「あなたは?」
青年の問いに老婦人は答えた。
「この方に仕えるメアリと申します。熱があるはずなのに姿を消してしまわれたので探しておりました。ご迷惑をおかけしておりませんでしたか?」
「いえ、迷惑なんて全然。あの……僕のことご存じじゃないでしょうか?」
そう言われてメアリは青年を眺めていたが。
「どこかでお目にかかったような気がいたしますが……どうも物忘れが激しいようで申し訳ございません」
「いえ……ウォルターさん、歩くのつらいなら、肩を貸しますよ」
家まで送った後、焦点の合わない目で
ウォルター・B
は言った。
「ありがとう、七瀬」
「えっ」
途端に
倉前 七瀬
は、自分の名を思い出したのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年04月28日
参加申し込みの期限
2024年05月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年05月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
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