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【月影塔】上層階を阻む蛇竜を倒せ!
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まず真白が手を挙げて発言する。
「竜退治かぁ……うん、燃えてきたよ! やるぞー! ってことで、私が使う武器は弓! でもただの弓じゃないよ。物理的な矢の代わりに星の力を矢として打ち出す、ゲームでいうところの魔法弓みたいなものだね」
遠距離攻撃要員は、今回の戦いで重要な立ち位置だ。相手は間違いなく空を飛ぶので、対空攻撃手段の確保が必須である。
「俺はいつもの鳥変化とこの風の槍を使って戦うのもありだけど、作戦で協力できることはできる限りやる。俺、生物部だから蛇の生態で気になるし」
桜井は蛇竜の生態は現実世界の蛇に似ているのではないかと想定しているようだ。
蛇にしては火を吹いたり空を飛ぶなどといったファンタジー要素満載ではあるが、こちらを扉の前でじっと睨み付ける様子は、まるで本当に蛇のようであった。
「ほら、蛇って寒さに弱いだろ? それに幾ら自分で火を吐けるからって、視力もそこまでよくないはずだ。あの扉の前で動かないのは、俺達が此処でじっとしているからだと思う」
「それはどう言う事だ?」
ティオレの質問に桜井が答えた。
「奴は俺達の体温で動きを把握してる可能性が高い。あと聴覚だな。視力が悪い分、そういう器官が発達してるんだ。遠距離攻撃も風切り音で、飛んでくる方向を察知するだろうから、ここからの狙撃は避けられちまうはず……」
「そいつは厄介だ。だが、私の青光剣なら何とかなるはずだ」
ティオレは星の力のひとつ、剣士の光(青)を手元に集めると、柄の部分だけの『剣』に蒼き光刃を具現化させた。
この剣の柄は、討伐任務に出立する前に第三階層の主『イヴァン・ナハトジーク』から託された強力な新武具のひとつだ。
「こいつは念じると星の力と反応して青い光の刃が現れる。レイピアほどの細さから最大でグレートソードほどの大きさまで調節することができるよ。切れ味、破壊力も大きさに比例するが、その代わり具現化できる効果時間が反比例で減少してしまう。出力最大のグレートソード形態じゃ、最大威力を出せるが二十秒ほどしか具現化できないのがね……」
というわけで、戦闘時はロングソード形態で挑むと公言したティオレだが、更に踏み込んで言及する。
「で、ここからが肝なんだが、私の剣は形状を剣以外にも代えられる。それこそバリアや連続エネルギー弾とバリエーションも多い。だが星の力が十全でなければ、トドメの一撃まで持ち堪えられるかどうか……」
回復の懸念を口にしたティオレに、タルトが元気よく首を突っ込んだ。
「はいはいはーい! 今日は愛馬ハダルと一緒だよ! 見て見て、託された武具の中に鞍があったんだ! これが癒しの光を周囲に放つスグレモノでね? ハダルで部屋中を駆け巡りながら、皆を癒すよ☆」
タルトが手綱を引くのは死霊馬ハダル。青白い肌をした6本脚の馬。体温はなく、氷のように冷たい。そして気性難。しかし餌付けに弱いので世話をするタルトには懐きまくってるのだ。
ここで刀が思わずツッコミを入れた。
「死霊馬に癒しの光を浴びせたらダメージが入って成仏しないか……?」
「え? 星の力だから、反転や相殺くらいできるんじゃない? 知らないけど?」
「ええぇ……まぁ、イヴァンの事だから問題ないだろうけどな」
そういう刀は完全に脳筋作戦であった。
「ろっこんで加速して、奴の懐に飛び込んで、斬る!」
電気を帯びた日本刀を腰に差した刀が息巻く。
「これはますます私の弓の腕にかかってるね……! というかあの蛇龍……こうしてみると大きいなぁ……」
近接戦闘者が多いパーティー構成に、真白は急にプレッシャーを感じ始めた。
それを察した武道は、寝子高OBである先輩として、あえて軽い口調で話し始めた。
「うーん、このピリピリした空気感……久々な気分! さて、と。ラピスさんに聞きたいことあったけど、すれ違っちゃったかー、仕方がないネ! まずはアレをどうにかしなきゃだな。あ、俺も後方から援護射撃する!」
ここでちらり、と真白へ目配せする武道。大丈夫だ、こちらも援護するから、と。
武道は片手に冷気を帯びた扇子、もう片手には強化された水魔法を発射できる拳銃が握られている。
「蛇が冷気に弱いとなると……この扇子を活かすなら……これしかないかな?」
それは発射した水魔法を刹弦の扇【細雪】の冷気で瞬間凍結させ、局地的な吹雪を発生させることだった。
こうする事で蛇竜が吐く炎のブレスを相殺し、周囲への延焼を防ぐ意図もあるのだ。
「蛇竜の体温低下で動きが鈍りそうだ。あと、あの視線に睨まれたら石化の呪詛が発動するって話だし、視界を遮る行動は必要だな……」
今は蛇竜と間合いが離れている上に、物陰から盗み見るような状態で各自が話し合っているので、石化の影響は受けていない。
石化睨みに射程があることが、この時点で判明したことも大きかった。
「周囲のおっきな石像とかを足場に出来るとよさそうだ。近接戦闘メンバーは頭に入れてくれぃ!」
ティオレと刀が頷いた。
そして巡り巡って萌々子が語ってみせた。
「私達の作戦はこうです。ぴりりちゃんのハンマーで私が放り投げる爆弾を打ち込む、名付けて爆弾千球ノックです! ただし、ハンマーで衝撃を受けた瞬間に爆発したら、ぴりりちゃんも私も吹っ飛んでしまうので……ダイナマイトとか、導火線タイプのやつに私が魔法で火をつけて、時間差で爆発するようにします」
それは割と無茶苦茶な内容であった。イヴァンからも星の力で起爆する特殊な爆弾を大量に仕入れてきた萌々子である。それでも自爆の危険性の高いリスキーな作戦であることは間違いない。
しかし、遠距離攻撃の手段が乏しい現状では贅沢は言っていられない。
萌々子も魔火の光を宿した羽ペンと魔導書を駆使し、火炎魔法で蛇龍へ攻撃を仕掛けるという。
かくして、それぞれの立ち位置と役割は把握できた。
あとは如何に互いの作戦が噛み合うか、戦いながら微調整するだけだ。
「うっし! いくぞ、みんな!」
桜井が翠色の風を纏った風翼緑槍(シルフィーナ)を掲げ、仲間を鼓舞する。
そして勇士たちは、一斉に蛇竜へと飛び込んでいった!
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年04月26日
参加申し込みの期限
2024年05月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年05月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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