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寝子島高校
【進路・合格発表】寝子島に、サクラ咲くころ
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◆サクラ咲く、咲く、咲く
「よかった……合格です……」
綾辻 綾花
はほっと胸をなでおろす。喜んでる人や落ち込んでる人とすれ違って緊張していたのだが、自分の番号をみつけてホッと一安心だ。これで卒業まで引っ越し準備に集中できそうである。
「そうだ、珪先生に報告を……」
一番伝えたい人の顔を思い浮かべるが、今日は平日。まだ授業中だろう。
「放課後になったら寝子高に報告に行ってみましょう。やっぱり直接伝えたいですしね」
万条 幸次
が木天蓼大学校門前についたとき、そこはもう人でごった返していた。屈強なお兄さんたちの群れもいて、いたいけな子羊ならぬ合格者を胴上げしていたりもする。
「はぁ……緊張で吐きそう……」
幸次は胴上げを横目で見ながら、人混みをかき分けて合格者が張り出された掲示板に近づいていった。
「社会学部の番号はこれか。……俺の番号は……あっ」
あった! と言おうとた瞬間、隣にいた女子が飛び上がった。
「あった、0105番! やった~!」
込み上げる喜びを体いっぱいで表現しているのは
伊藤 佳奈
だった。
(でもこれは第一歩。あたしは大学を卒業したら教師になろうと思ってる。その為にもしっかり勉強して教職課程もきちんとこなす。浮かれてばかりはいられない!)
ぐっと拳を握って、気を引き締めたのもつかの間。ガタイの良いお兄さんたちがわらわらと現れ、佳奈の体を軽々と持ち上げてしまったではないか。
「おめでとう! ワーッショイ、ワーッショイ!」
「え、あたしを胴上げしてくれる!? でも、その、あたし、スカートなんですけど~!」
なに気にするな、というように、お兄さんたちはキラッと白い歯を見せていい笑顔になった。
「素晴らしい!」
「役得だ!」
佳奈は必死でスカートの裾を押さえる。
「ちょ、今誰か役得とか言いませんでした!?」
(う、うわ~。合格したけど、あれはちょっと遠慮したい)
佳奈の胴上げを間近で見た幸次は、突き上げかけた拳をそっとおろした。
と、近くにいた
八十八旗 信彦
と目が合う。
理工学部を受験した信彦も、合格発表を見に来ていたのだ。
「君も合格かい?」
『も』と言ったということは、彼も合格したのだろうと察して、幸次は顔をほころばせる。
「お互いよかったねぇ」
「けど胴上げはご遠慮、という顔をしているね」
「アハハ……うん」
「奇遇だ、気が合うね!」
幸次は信彦の妙にキラキラした雰囲気を見て、胴上げ好きそうなのにな、と首を傾げた。すると信彦は茶目っ気たっぷりにウィンクして見せる。
「男に囲まれて何が嬉しいんだい。セクシーなレディたちなら大歓迎だけど」
それにまだ第一志望の国立大学の試験が残っているから、ここで大喜びして気を抜くわけにもいかない。
信彦にとってマタ大は滑り止めのつもりだった。が、いざ合格してみるとマタ大もいいなという気もしてくる。彼女が寝子島在中なので、キャンパスライフ的にはマタ大の方に魅力を感じているのは確かだ。
「さて、エレナちゃんを含めて合否を心配してくれているであろう人達へ連絡しないと……」
マタ大生の先輩、
剣崎 エレナ
には本当に感謝している。信彦は成績はよかったのだが、英語だけは壊滅的だった。赤点じゃないだけマシという点数だった英語を、大学受験レベルに引き上げるまで勉強に付き合ってくれたエレナには、合格したことを真っ先に報告せねばならないだろう。
信彦はいそいそとスマホを取り出す。
しかし、そのほくほく顔を見逃すラグビー部のみなさんではなかった!
「そこの君たち! さては合格だな!?」
屈強なお兄さんたちはわらわらと信彦と幸次のほうに近づいて来た。
そのまなざしはまるでハンターのそれだ。
「く、エレナちゃんへの連絡を邪魔するとは……! これは麗しのレディ達へ連絡しようとする俺に対して、ジェラしい炎に身を焦がす嫉妬ヤロー共に違いない!」
「そ、そうかな?」
「えぇい、捕まってなるものかー!」
信彦は咄嗟に幸次の手を取って走り出す。のんびりした子羊のような幸次を置いていくことは、ジェントルな信彦にはできなかったのだ。
「え、ええ? オレも!?」
合格発表を見に来ただけなのに怒涛の展開! だが、胴上げはやっぱりご遠慮だ。
「逃げろー!」
楽し気にそう叫ぶ信彦に手を引かれ、幸次も弾かれたように走り出した。
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担当ゲームマスター
笈地 行
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【進路・受験】君等の道、未来のために
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年03月31日
参加申し込みの期限
2024年04月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年04月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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