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義を見てせざるは勇なきなり?
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◆
鞘を回収しようと動く日本刀をけん制し続ける最中、莉鳥はトンファーの帯びた電流が弱まってきていることに気付いた。
(まずい、ろっこんを)
そのためには、目を閉じて集中する必要がある。最初は不意打ちというのもあり、お互いの武器が接触した隙を利用して発動できた。しかし、今度はうまくいくか。
「本、投げられる!?」
ふとよぎった直感に従い、莉鳥は声を張り上げた。それが誰に向けてのものかは、言うまでもない。
「まかせて!」
紙袋の中には、まだまだ薄い本が入っている。というか補充までワンセット効果なのか、数が減ってない気がする。
それはともかく、タルトは先にろっこんを発動。身軽さを利用して日本刀に少しでも近い位置へと疾走した。着くなり解除、そして紙袋から薄い本を数冊手に取り、全力で日本刀目がけて投げつける!
視界に飛び込んできた薄い本に、日本刀の視線が反射的にそちらへ流れる。
その隙に、莉鳥は目を閉じた。『スタンハンド』を再発動、トンファーが再び帯電する。
(そ、そろそろしんどいですね……!)
ファーストフード店のカウンターに立てこもりながら、紫苑は逃げまわって切れ切れな息を整えた。紫苑本人からは普段との違いがわからない、というのもしんどい要素のひとつだ。
そのうちに、ふと気付く。
(……あれ? もしかしてろっこん解除すれば、逆に困惑するのでは?)
その思いつきにしたがって、紫苑はろっこんを解除してみることにした。
爆音が突然止み、マシンガンは困惑と共にトリガーを引く指を離した。そして自分に迫る足音に気付いて、弾かれたように振り返る。
志桜里がかなりの距離まで迫っていた。
この距離ならば「抜ける」と判じたか、トリガーを引く黒服。だが、至近距離からの銃弾が蛇盾を貫く「やがて」の訪れより、志桜里が距離を詰める方が早い!
「銃も矢も通らないうちに、突き進んで圧し潰す……装甲はこうやって使うんです」
しかし相手も、固定された銃座というわけではない。トリガーから指は離さないまま、黒服は後退の構えを取った。
そこで紫苑が、すかさず『死音』を再発動。
背後から再び響く大きな音に、しかし黒服は目立った反応を見せなかった。あるいはこれまでの流れから、どうせ姿は見せないと思ったのかもしれない。
そのまま後退を続けた黒服の耳に、今度は普通の大きさの声が触れる。
「ずっと隠れてると思いました?」
ろっこんを解除した紫苑が、黒服のすぐ背後に居た。
「えいっ」
顔だけ振り向けた黒服の頬を、紫苑は鉄扇で思いっ切り張り倒した。
横面を張られてよろめいた黒服へ、志桜里が追いつく。猛進の勢いのまま、マシンガンの黒服を引き倒す。その拍子に、彼の得物は手から離れて地面を転がっていった。
志桜里はそのまま蛇盾を振り上げ、毒瓶にそうしたように刃を振り下ろす!
寸前、黒服は倒れた姿勢のまま地面を蹴った。背中を擦りつけるような格好で滑り抜けた身体に、刃は届かなった。
黒服はそのまま勢いをつけて倒立、腕の力を使った跳躍からマシンガンを回収して立ち上がる。
「ポーンのわりにはやりますね!」
志桜里は、マシンガンから紫苑を庇う位置へと移動。そしてそのまま再び距離を詰める!
――さて。
ここでマシンガンには、ひとつの見落としがあった。
それは一連の交錯で立ち位置が変わったことにより、彼自身の位置が先ほどまでよりも、莉鳥と日本刀に近づいているということだ。
そこへタルトが折よく投げつけた薄い本が、日本刀の注意を逸らす。
(今だ!)
トンファーが、日本刀の黒服を掠める。一瞬だが、その電流は動きを鈍らせるのに十分だった。
その隙に、マシンガンの背後から一気に距離を詰める!
駆け寄る莉鳥の姿を捉えた紫苑が、『死音』を発動。鉄扇を開閉し、反転によって響いた大きな金属音で莉鳥の足音を誤魔化した。
ただでさえ志桜里に意識が向いているマシンガンは、背後から迫る莉鳥にまったく気付かない。
「これで……!」
その声でようやくマシンガンが気付いた時には、莉鳥は既にトンファーの間合いへ黒服を収めていた。
そして黒服の意識が莉鳥へ傾いたその一瞬は、志桜里にとっては度し難いほど大きな隙となる。
「潰れなさい!」
前からは蛇盾、後ろからは帯電したトンファー。その挟撃をまともに受ける形になったマシンガンが、なすすべなく崩れ落ちる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年03月19日
参加申し込みの期限
2024年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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