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義を見てせざるは勇なきなり?
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◆
「さっきの女の子と黒服さん達は……あら」
無人のキャットロードの向こうに、紫苑は白髪の少女たちの姿を見つけた。少女は黒服たちに周囲を囲まれていて、まさに絶体絶命と言った状況だ。
ひとまず『死音』を発動し、隠れてこっそり接近を試みる。踏み出した一歩の先には、小石が転がっていた。
どこか違和感のあるキャットロードを眺め、武道は眼鏡の奥の瞳を細める。
「あぁ……なるほど」
「この場所、まるで鏡写しのようですね」
志桜里の言葉に、武道は頷いた。このキャットロード、店の看板やらの文字が左右反転しているのだ。そういえば、電話ボックスの漢数字も同じだった覚えがある。
「この場所自体も気になりますが、今は先ほどの少女を守るのが先決……!」
「そうだね、事情は黒服さんたちにでも聞けばいいや!」
少し離れたところに見える黒服たちの背中へ向け、武器を手に走り出す二人。
だが直後、武道は膝を武器――機動隊が持ってるデカい盾、いわゆる防弾盾またはバリスティックシールド――に、思いっ切りぶつけてしまった。
「いったぁ!?」
「!?」
「――あ、だ、大丈夫だから先行ってて!」
「しょ、承知です!」
蛇盾を構え、淀みない足取りで黒服へ向かっていく志桜里。
ゴツい盾を手に駆けていく背中から、武道は武器に対する慣れの差みたいなものを感じていた。実際、志桜里は道場のこともあり、武器の扱いには慣れている方だ。鉄剣とか使えるし。
(確かに、身を守るものが欲しいとは思ったけどね!?)
マシンガンとか刀とか物騒だし当然だけど、けどもう少し取り回しの良いものが欲しかった。覚悟していたよりは軽いが、それでも体感10キロはある。そしてなにより、デカい。武道の膝あたりまで届くサイズだ。訓練しているならともかく、素人の身には割と手に余る。
が、今はそうも言っていられない。痛みをこらえつつ、武道は志桜里の後を追った。
「うわ、もう大ピンチ!?」
少女と黒服の近くに出現することになったタルトは、既に囲まれている少女の姿に少々慌てた。
まずは黒服たちの注意を引こうと、紙袋から数冊の薄い本を取り出す。BL、GL、NL、絵柄はバラバラ。表紙の文字が反転しているが、マンガなんだし絵で伝わるはず!
で、どうやってこの薄い本で戦うつもりかというと。
「とーう!」
投げた。
タルトとしても本にこんな扱いはしたくないが、持って見せにいくわけにもいかない!
バサバサと音を立てて薄い本が地面に落ちると、流石に黒服たちの意識がそちらへ向いた。
その瞬間を見逃さず、あらかじめかぶっておいた水筒の水で、『チェシャ猫』を発動する。
「フミャ!? なんでぇ!?」
しかし変身した途端、毛が逆立ち、尻尾が太くなる。膝が笑って、身体に力が入らない!
黒服たちはマンガにチラッと目を向けたものの、青龍刀と毒入り瓶を持ったヤツが、無視してタルトへ向かってくる!
キャットロードの向かい側からガツン!と大きな音が聞えて来たのは、その時だった。
音に反応したマシンガンが銃口を向けた先には、まさに歩き出したばかりの紫苑が居る。
「えっ」
驚いたのは紫苑である。ろっこんを発動したのに、近づいてもいないうちからどうして気付かれたのか、って今はそれより!
近くにあった立て看板の陰に飛び込んだ直後、マシンガンの弾が地面にハチの巣を描く。
さらに日本刀が紫苑の方へ向かおうとした時、立ち並ぶ店の裏から回りこんでいた莉鳥がその横面に飛びかかった。
突き出したトンファーを、黒服は鞘ぐるみで受け止める。そのまま円を描く動きでトンファーをもぎ取ろうとした瞬間、莉鳥は目を閉じて指先に意識を集中させた。
『スタンハンド』が発動する。
「っ……!」
本来指先から放たれる電流が、莉鳥自身の身体に帯電する。しかしそれは、周囲の風景からおおよそ推測していた通りの挙動。そして電流が、ステンレス製のトンファーにも帯電する。
突如として電流を帯びたトンファーに、日本刀の黒服は警戒した様子で飛び退いた。
(よし、これで)
帯電したトンファーを振りまわし、莉鳥は日本刀の懐へ飛び込んだ。
白刃を抜き放った黒服が、逆手に構えた鞘でトンファーを受け止める。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
5人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年03月19日
参加申し込みの期限
2024年03月26日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月26日 11時00分
参加キャラクター一覧
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