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葉月 朱真
は意識が戻るのと同時に目を開けた。
「ん……?」
やや薄暗い空間だった。ほんのり甘い香りが漂っていて、不思議な気分になる。
「朱真さん、やっと起きたか」
「和光さん?」
許嫁であり、幼なじみの寒河江和光だった。
「ここは」
見知らぬ空間だ、と思ったがすぐに自分で訂正する。
(縦横高さの比率、全体の形、内側の材質……和光さんのために用意したバレンタインチョコレートの箱にそっくりだ)
なぜその中にいるのかは不明だが。
「しかし、いつからここに」
和光を見ると、口を結んでいた。
「ん、大丈夫か?」
「ずっと壁に手をついているのは中々辛くてな」
身動きが取れないので思うように動けないのもある。
ちなみに、朱真は背を壁につけて座っているような状態だが、和光は覆い被さるような体勢なのだ。壁についた手を離せば楽になるだろうが、もろに押し倒されるような状態になる。
「和光さん、手を離して構わない。お互い許嫁なのだから、それくらい問題ないさ」
和光は少し考えてから、
「わかった。悪いな」
壁から手を離し、朱真は和光に抱き締められながら押し倒されるような形になった。
(う……これはちょっと恥ずかしいな)
「朱真さん? 苦しくないか?」
「ああ、平気だ」
マズイ、顔が熱くなってきた。と、よく見ると足元にチョコレートが見えた。朱真が用意したそれと同じ形で、添えられたメモに何かが書かれていた。
『全身をくまなく撫でて愛を囁き合う』
「撫でる!?」
「撫でる? 何か分かったのか?」
思わず出た声に和光が反応してしまった。
(いくら和光さんが相手でもそれはまだちょっと早いのでは!?)
しかし、黙っていても仕方ない。彼に事情を話す。
お互いの意見としては一致した。脱出のためには仕方ない。
「その、朱真さん」
「か、覚悟はできてる」
和光に身を委ねることにする。
最初は頭だった。さわさわと優しく撫でられ、
「可愛いよ、朱真さん」
「! 直球だな」
「私も中々恥ずかしいな」
和光も顔は赤い。
彼は首や肩、背中を撫で、腹に指を這わせた後、
「ごめんね」
胸元を包み込まれた感覚にどきりとする。
「んん」
優しく撫でられ、こそばゆい感じが溜まらない。
「あっ」
敏感な部分を強く撫でられ、体がびくっとなる。
「ごめん、大丈夫か?」
「あ、ああ。問題ない」
そうしているうち、変な感覚になってきた。声を出すのが躊躇しなくなって行き、和光もやや責めているような愛の言葉で朱真の耳をくすぐってくる。
(うう、まずい。どうにかなってしまいそうだ)
「朱真」
呼び捨てで呼ばれ、心臓が止まるかと思った。この場の雰囲気だろうか。
見つめ合った朱真と和光は、荒い息のまま、唇を重ねて。
……そして、気づけばそこは朱真の部屋、元の場所に戻っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年02月24日
参加申し込みの期限
2024年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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