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はこづめ。に
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城山 水樹
は、どうしょうもない窮屈さに目を開けた。自分のベッドで寝た覚えがあるのに、そこはよくわからない、狭い空間だった。
薄暗いのだが、誰かの体が自分の体に触れているような気がする。
(え、誰)
ドキリと心臓が高鳴る。最初に浮かんだのは痴漢。恐怖が膨れ上がり、叫びそうになるが、よく見ると、その横顔は恋人の
ヒュー・ヒューバート
だった。
非常に気まずそうにしているので、こちらに気づいているのだろう。
その瞬間、水樹は遠い地での過ちとクリスマスの思い出が同時に思い浮かんできた。
胸が詰まった。息苦しい。
「……いや、その、大丈夫か? 苦しくない?」
彼からの気遣う言葉に少しだけ涙が滲んだ。こうして普通に優しく声をかけられるだけでとうしようもなく辛い。
「ええ、平気よ」
このわけの分からない状況、恋人同士。あの出来事の前であれば、冗談の一つでも言って場を和ませたかもしれない。
(ねぇ、ヒュー。今、何を考えてる?)
○
ヒューは、よそよそしい水樹の態度に内心でため息をついた。
いきなり狭い場所で目を覚ましたヒューは一緒に閉じ込められた相方が現在複雑な思いを寄せる恋人の水樹であると気づいた。嫌でも会話をしなくてはならない状況だ。声をかけてみるが、やはりいつもの活発で明朗な返しはなかった。普通の恋人同士なら状況に不安を覚えながらも、ほんの少し楽しいと感じたかもしれないのに。
胸が締めつけられる。
「水樹」
「……何?」
「とりあえず、脱出の方法を探ろう。このままこうしてても仕方がない」
「!」
はっとしたようだ。
「そうね。さすがにこのままだと辛いし」
今は私情を持ち込んでいる場合ではないだろう。
覚悟を決めて、壁や天井を調べ始める。
「あ、水樹、ちょっと頭を横にずらして」
「こう?」
そこにはこう書かれていた。
『えっちなイタズラに耐える』
二人の間の空気が凍った気がした。
○
「何を考えてるの!?」
水樹は心の底から声が出てしまった。普通の恋人同士なら、照れながらも脱出のためだとイチャイチャするのだろうが、今の状況で信じられないくらい悪質だ。
そうは言っても、このままではどう考えても困る。
お互いに怖怖と了承を得て、覚悟を決めることにした。
「じゃあ、水樹」
「え、ええ。……ひゃっ!?」
するっとお尻を触られたのだ。顔が真っ赤になったのが自分でも分かった。
「ちょ、いや、待っていきなり!」
耳元にヒューの唇が近づく。
「初めてじゃないのに、顔、赤いね?」
「う……」
囁くような甘い声に体が固まる。
「ノ、ノリノリね」
いつの間にか抱きしめられていて、体温を感じた。
「き、切り返え早いわよ。もう」
水樹は少し慌てて、反撃をすることに。ヒューの耳穴にふうっと息を吹きかけたのだ。
「ひっ」
ビクッとなったヒューから出た声は少年のようでなんだか可愛かった。
そこまま耳タブに甘噛する。
「み、水樹、そ、そこは」
「どうしたの? 変な反の、きゃっ」
まさかの胸元を優しく撫でられた。不意打ちだ。
「ず、ずるい」
「そうか? 耐えないと、出られないんだから仕方ないだろ」
「うう」
もはや、普通の恋人同士にしか見えないイチャイチャ具合になってきた。
(ヒュー……ずっと触れ合っていたい)
水樹の目から涙が溢れた。
「え……そんなに嫌だった?」
「違う、違うの。私は……私はもう一度、あなたとやり直したい……こんなことを言う資格はないけど、でも、私……諦めきれないの。あなたと、いたい」
○
泣きじゃくる彼女。
涙声で訴える水樹を、ヒューはとっさに抱きしめた。強く、力を入れる。
視界がぼやける。泣くなんて、いつぶりだろうか。
(水樹、僕も)
声に出したのか、思っただけなのか。しかし、その先は、出てこなかった。
気づけばそこは自分の部屋で、長い夢を見ていたかのような感覚だ。
「……あれは水樹の、本心なのか?」
妙にリアルで頭から離れない。
(NYAINE、してみるか)
今なら、話せる気がした。
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あとがき
担当マスター:
高城ヒト
ファンレターはマスターページから!
ぎゅうぎゅうに詰め込まれてしまった、箱の中で、どんなイベントが起きたでしょうか?
お色気はもちろん、詰められた者同士の関係も少しだけ変えたかもしれませんね!
ご参加ありがとうございました。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年02月24日
参加申し込みの期限
2024年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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