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\ オーバータイム!/
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綾辻 綾花
は、はっとして目を開けた。寝た覚えはないが、意識を失っていたようだ。
「……ここは」
「ああ、良かった。やっと起きたね」
「珪さん?」
早川 珪
と身動きが取れない空間で二人切り。覚えのある状況だ。
体を揺すったり、壁を押したりしてみる。
「……また閉じ込められたんですね、私達」
「みたいだね」
「大丈夫ですか? 体勢」
「綾辻さんこそ」
お互い、多少楽な位置に移動しようということになった。
「じゃあ、僕が横にズレるね」
珪が動いたところで、綾花も体勢を変えようとしたのだが。
「あっ」
上半身のバランスを崩してしまった。とっさに手をつける場所もなく、必然的に珪に飛びついて、計らずともぎゅっと抱きしめることに。
「ご、ごめんなさい、つい」
「んーー! んーー!」
見ると綾花の胸元に、珪の顔が埋まっていた。
「い、今離れます! えっと、あっ」
熱い息と離れようとする珪の動きが絶妙にくすぐったい。
「ひゃっ! 珪さ、ん。動かないで、下さ……やっ、あんっ」
そんな過程を経て、どうにか楽な位置へ移動。見ると、珪は顔を真っ赤にして、横を向いていた。目元を手で押さえている。
「だ、大丈夫ですか?」
「……あ、ああ。ちょっと苦しかっただけだからね。それより、ごめんね、綾辻さん。嫌だっただろ」
「! そんなことないです」
少し切なくなった。嫌なはずがない。相手が珪なのだから。
しかし、今は教師としてこのハプニングに対応しようとしてくれているのだろう。
「ズルいですよ、珪さん……」
珪は苦笑を浮かべた後、深呼吸をして、
「そこに書いてあるのが脱出の条件みたいだね」
「え?」
2人で位置を変えたからか、壁に文字が現れていた。
『おんなのこが顔のどこかにちゅーすれば出られるよ』
デジャブである。
「これ、前と一緒ですね。つまり……」
珪の唇に一瞬目が行くが、恥ずかしくなり視線をそらした。
「口……違う場所で試してみませんか?」
まさか指定が入るとは思わなかった。恥ずかしさを堪えて、珪の額や頬にしてみるが、変わらず。
「うう、あの、試しに珪さんが、してくれませんか? ……キス、を」
「脱出のために、試しに、だね?」
綾花は顔を赤くしてこくりと頷いた。
目を閉じる。珪の吐息が近づいてくるのが分かる。
心臓の音が大きい。初めてではないはずなのに、凄くドキドキする。
「綾辻さん」
名前を呼ばれ、目を開けると、近距離に珪の顔があった。
「……!」
「おんなのこから、だったよね?」
この距離なら、少し前のめりになるだけで大丈夫だ。鼻と鼻の先がくっつきそう。
「大丈夫」
「はい」
綾花は目を閉じながら、珪の唇にツンと自分のそれをつけた。
そして、その空間は消えて気づけば夕方の学校に2人で立っていた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年02月24日
参加申し込みの期限
2024年03月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年03月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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