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【バレンタイン】チョコレート・アンド・ファンタスティカ
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バレンタインの数日前、
佐藤 英二
は、クラスメイトの
野々 ののこ
に声をかけた。
「野々さん、2月14日なんだけど、もしよかったら、僕と一緒に遊ばない?」
バレンタインのお誘いだし、ののこもバレンタインの日だとわかっているだろうが、あえてそうは言わなかった。
(僕が野々さんのこと気になってるのはそうだけど、恋愛というか……あの笑顔が見たいんだよね。野々さんがにこにこ楽しそうにしてくれるのが、僕は一番嬉しいし)
ということで、あくまで遊びのお誘いだ。
ののこは元気に「いいよっ!」と即答。
「どこ行く? その日は寝子島全部で、チョコレート・アンド・ファンタスティカっていうイベントがあるよ!」
さすが楽しいことが大好きなののこ。よく知っている。
「僕が行きたいなって思ってるのはシーサイドタウンかな。キャットロードで『メルティ・ラッキー・ベル』っていうベルを探すイベントがあるんだって」
そう言えば、ののこは大きな目をきらきらと輝かせた。
「面白そう! じゃあ行き先はキャットストリートに決定!」
――ということで、当日である。
待ち合わせの場所に、ののこは、小さなハート柄の白いセーターと黒色のミニスカート、同色のショートブーツに、コートを羽織ってやって来た。
英二はこんな感じの格好。
「よぉしっ、キャットロードに行こうっ!」
「野々さん、そんな急がなくても、ベルは逃げないよ~」
今にも駆け出しそうなののこを、英二は笑いながら追いかけた。
※
「英二くん、ベルあった?」
「そこの看板の下にひとつと、あっちの植え込みにひとつあったよ。野々さんは見つけた?」
「全然見つからないんだよね~。アプリはどんな感じ?」
「まだクリアの画面にはならないなあ……」
英二とののこは、まるで逃げた子猫を探すみたいに、道のあちこちをきょろきょろ見上げ、見下ろし、覗き込んだ。
ベルは店の軒下などわかりやすい所にあることもあれば、通りの物陰にあることもある。
ひとつなど、雑貨屋のインテリアの中にあった。
ののこが「可愛いお店~」と言ったから「じゃあ見てみようよ」と入ったけれど、英二一人では、立ち入ることはなかっただろう。
(ほんとにいいよなあ、野々さん。いっつもにこにこしてて、見ているこっちまで楽しくなるよ)
今だって、ののこは「見つからなーい」と言いながら、軽やかなステップで、キャットロードを行き来しているのである。
そんな姿をつい微笑ましく見守っていると、突如、ののこは「あっ!」と声を上げた。
「あった! あんなに高い所に!」
指さす先を見れば、街路樹の枝に、ベルがついているようだ。
「んー届かない」
背伸びをし、限界まで腕を伸ばすののこに代わり、カランとベルを鳴らす英二。
と、スマホからピロロン♪ と音がして、画面に『クリア』の文字が。
「わっ、これで全部だ! サンマさんかマンボウさん探さなきゃ!」
「サンマさんさっき見たよ! 今日もかわいかった~」
ののこはサンマさんのことを思い出したのか、ちょっとうっとりした声で言った。
そのののこに手を引かれ、サンマさんを発見。
スマホを見せると、記念品のファンタスティカ・チョコレート・アソートボックスを貰うことができた。
箱はそれぞれひとつずつ。中身は同じ。わかってはいるけれど。
「……野々さん、よかったらこれ、交換しない?」
「これ? いいよ!」
ののこは花が咲くように笑い、手にしたばかりのアソートボックスを差し出してくれた。
英二はちょっと緊張しながらそれを受け取り、自分のボックスをののこに渡す。
「野々さん、ベル一緒に探してくれて、ありがとう」
「こちらこそだよ!」
その後は二人、ホットウーロン茶を買って温まりながら、通りをゆっくり散歩した。
気になる店に立ち寄って、偶然見つけた猫と遊んで、行きついた先は通り中央にある、ハート型の大きなベルだ。
「これ、どんな音がするのかな?」
「二人で鳴らすと幸運が訪れるらしいし、鳴らしてみようか?」
そう言って、ベルを揺らす鎖に手をかけたとき。
「ちょっと待ってぇ~。せっかくだから写真撮ってあげるよぉ~」
ふらりと現れたマンボウくんが、英二のスマホで記念写真を撮ってくれた。
ののこも英二も、満開の笑顔で写ったこの写真は、その後、英二の宝物兼お守りになったらしい。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年02月14日
参加申し込みの期限
2024年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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