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【バレンタイン】チョコレート・アンド・ファンタスティカ
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「メルティ・ラッキー・ベル? へえ、サウンズファン! 楽しそうだな!」
青木 慎之介
は、
月守 輝夜
の手元を覗きこんだ。
視線の先にあるのは、ついさっき雪だるまの着ぐるみにもらった、チョコレート・アンド・ファンタスティカのタウンマップである。
その中に書かれていた、キャットロードの情報を見て、慎之介は言っているのだ。
「探してみようか、慎之介くん」
「グッドアイデア!」
慎之介が破顔する。その表情に、輝夜はつられるように微笑んだ。
もともと大好きな彼だけど、いつもよりももっともっとドキドキするのは、イレギュラーに慎之介と会っているからだ。
(だってまさか、バレンタインを慎之介くんと過ごせるなんて思わなかった)
雪だるまに教えてもらった通りに、スマホにアプリをダウンロードし、小さなベルを探し始める。
店の看板の下につけられたひとつを見つけたのは、輝夜だった。
「あっ、あったよ、慎之介くん!」
すぐにぱっと振り返るが、さっきまで傍にいたはずの慎之介の姿は見えず。
どこに? と思って周囲を見れば、彼は別のお店の階段横のひとつを見つけたところだった。
「慎之介くん!」
慌てて駆け寄り、慎之介が見つけたベルを一緒に鳴らす。
スマホのアプリが反応し、マップ上に印が突いた。
「まずは1個目」
「ふうっ、グッド!」
「あっちに私が見つけたのもあるから、2個目もすぐだよ」
輝夜は先ほどのベルがあるほうを指さして言った。
二人ばらばらに探すのは、効率はいい……けれど、ちょっとだけ、寂しい気がする。
(会えないとわかっているときは平気なのに、近くにいると、ちょっとの距離が惜しいっていうか……)
そんな気持ちは慎之介も同じだったのかもしれない。
彼は、輝夜がおずおずと伸ばした手を、きゅっと握ってくれた。
「一緒に探そうぜ。フォローミー!」
輝夜は右手にスマホ、左手を慎之介とつないで。
慎之介は、右手を輝夜とつないで。
二人は順調に、小さなベルを見つけていった。
街路樹についているものはちょっと高い所にあって、輝夜も慎之介も手が届かなかったけれど、慎之介が思い切りジャンプしたら、なんとか鳴らすことができた。
「すごい! かっこいい!」
ぱちぱちと拍手する輝夜に、照れ笑いを見せる慎之介。
ただ後半は、ベルを見つけるのも、だんだん難しくなってきた。
キャットロードを何度も往復して、あちこちに目を向ける。
それでもベルはなかなか見つからない。
「なかなかハードなイベントだな」
「どこだろうね。あっ!」
店と店の間の隙間に、発見!
カラン、と鳴らすと、スマホのアプリがピロロン♪ と鳴った。そして画面にはクリアの文字。
「すごいね。全部見つけられたよ」
「グッジョブ!」
慎之介の声をきっかけに、二人手を上げ、パチンと重ねてハイタッチ!
その後はサンマさんにスマホを見せて、無事ファンタスティカ・チョコレート・アソートボックスをもらったのだが……。
「綺麗なチョコがいっぱい。食べるのもったいないね」
「しばらくとっておけばいい。メモリアルチョコレートさ。俺はそうする」
慎之介の言葉に、輝夜の心が温かくなる。
(慎之介くん、記念にしたいくらい、今日を楽しんでくれたんだ……)
「じゃあ私もそうするよ。とっておいて、大事に食べるね」
手をつないだまま、キャットロードをゆっくり歩く。
最後に、大きな幸運が訪れるというベルを鳴らしに行くのだ。
「大きな幸運ってなんだろうね」
「なんだろうな。インクレディブルなことだろうな」
「だったら想像もつかないね」
輝夜はくすくすと笑った。
慎之介が隣にいるだけで、一日がこんなに楽しい。
これがもう、最高の幸運のような気すらする。
一緒にベルを鳴らした後。
輝夜は、持参したバレンタインチョコを取り出した。
「慎之介くん、好きだよ」
はにかみながら、でもしっかりと、想いを言葉にして伝える。
離れていても、この広い空のように、気持ちも繋がり続けますように。
そう思いながら、準備したチョコだ。
「サンキュー! すっげえ嬉しいよ。やっぱり、帰って来て、月守に会ってよかった」
「慎之介くん……!」
愛おしさがこみあげてたまらず、輝夜は慎之介を抱きしめた。
輝夜の背に、そっとまわる慎之介の腕。
寒空の下、二人はこうして、ぬくもりを分かちあったのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
瀬田一稀
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2024年02月14日
参加申し込みの期限
2024年02月21日 11時00分
アクション投稿の期限
2024年02月21日 11時00分
参加キャラクター一覧
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