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\ オーバータイム!/
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おいでませ人間さま、霊界弾丸ツアー
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月原 想花
は、呆然としていた。
何がどうなったのかわからないのだが、噂に聞いていた霊界ツアーに参加することになってしまった。
(ヘタレな上にビビりなんだよ!? ……キツイ)
逃げようと思えば逃げられるかもしれないが、
(いや、ここで逃げてどうする。なんか負けたような感じになるし)
霊界に来たのは初めてではないし、前回も帰れたのだから大丈夫。正直、膝がガクガクだが、頑張ることにした。
担当のツアーガイドさんに案内されたのは「瑠璃紺逆さ屋敷」だった。
「う、浮いてる」
ゴクリと息を飲み込んだ。心境的にはややビビっているが、それ以上に空中に浮いているという事実は興味を引く。
ガイドさんが地面から1メートルほど浮いている、バリアフリー皆無の玄関へ案内してくれたので、そこから中へ。
「うっわっ」
初手下り階段で、頭から落ちたと思ったが、ふわりと体が浮いた。まるで水の中に突っ込んだような感覚だ。
「ちょっ、や、わっ」
どうにか体勢を立て直し、階段の手すりに掴まったので、浮遊感は止まったが、かなり焦った。
「お客様? 階段を下らないと一階に行けませんよ?」
幼い少女のようなガイドさんが困ったように言う。
「いや、ぼくとしては階段を落ちるところだったから踏み止まったんだけど」
「落ちることを階段を下ると言うのです」
(どうしよう)
予想以上にぶっ飛んでいるツアーなのかもしれない。
「さぁ、行きましょう」
手を繋がれ、
「うあ………うぁああっ」
階段を下るというよりやはり、落ちていくような。しかし、気づけば階段を上へ上へと上っていた。
「やだなぁ、お姉さん。そんなヘタレな振りしなくても」
「振りじゃなくて、本当にぼくはヘタレなんです……。ついでにビビリで」
「よくわかんないですけど、そういうプレイです?」
想花は、はっとした。
(話通じない人だ)
頑張って話しているというのに、相手が少しズレているようだ。
(霊界だし、まぁ)
ふわふわと浮かびながら、右左、斜め上下など迷宮のよう。
「ほ、本当に出口あるの? なんかクラクラしてきた」
「あ! 見えてきましたよ、お姉さん」
ノブが天井にあるドアを開けて中へ入った。
そこは中庭のような場所で、円形のその空間には、真ん中に綺麗な池が存在していた。
「この中に飛び込むと、脱出できますよ!」
「え……」
普通に深そうだし、濡れたくない。飛び込んだとして本当に出られるのだろうか。
「あー、無理そうなら別の出口を探します?」
「………いや……行くよ、ぼくは」
この迷宮を出るため必要もなれば
「逃げちゃ駄目だ、逃げちゃ駄目だ」
想花はすっと息を吸い込んで、走り出した。
「はあああっ」
鼻をつまんで池に飛び込む。その瞬間、
「あ、お姉さん」
バッシャーンという音と水しぶき。
「……」
想花は浅い池の真ん中で呆然と立っていた。
「で、出口は」
「すみません、お姉さん、出口はあっちでした!」
中庭の隅にあったマンホールの中から、無事脱出出来たのだった。
数十分後。
想花は「鉄紺洞遺跡」にいた。
静かに佇む遺跡の一部に手を触れた。
「はぁ、落ち着く」
不思議な並び、形。漂う雰囲気がとても良い。
(びしょびしょじゃなければなぁ)
早く帰って、小説を書きたい。このイマジネーションを忘れないうちに。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
ホラー
神話・伝説
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年12月22日
参加申し込みの期限
2023年12月29日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年12月29日 11時00分
参加キャラクター一覧
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