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\ オーバータイム!/
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肩車して
一般住宅だと玄関近くにあるはず、とブレイカーを探したものの、館のブレイカーは見つからなかった。
「まるで中世ヨーロッパにタイムスリップしたみたい……」
柚春はそんな感想を抱いた。この館の主はあまり電気に頼った生活はしていなかったのかもしれない。
「住む人がいなくなって何十年も経っているみたいだから、あっても電気は通じていなかったかもしれないねぇ。僕に探索の助手を務めるよう言って来たってことは、博士は住むつもりで買ったわけじゃないだろうし」
「となると、あれ、かな」
ブレイカーの代わりに見つけたのは玄関ホールを照らす照明器具だ。鉄の輪に蝋燭を差す燭台が六つほどついたアナログかつ簡素なサークルシャンデリアであったが、幸い、燃えさしの蝋燭が残っている。
「ウォルターさんしゃがんで」
「しゃがむ? どうして?」
「いいから」
せがまれるまましゃがんだウォルターの肩に、柚春は背中のほうからよいしょ、と跨る。
「おっ、とぉ。何をするつもりかなぁ?」
背中に乗って来られたウォルターはバランスを崩しかける。
「ウォルターさんしっかり。このままゆっくり立ち上がって。肩車であの蝋燭を取るよ」
「そういうことは、言ってからやってよねぇ」
小声でぼやきつつも、ウォルターは柚春の足を持ってゆっくりと立ち上がった。
肩車をしてもらった柚春は、サークルシャンデリアへ腕を伸ばす。
「もうちょっと右。あ、行き過ぎ。一歩、左に戻って。……うん、そこ。ちょっとじっとしててね」
もぞもぞとお尻を浮かせて作業する柚春。
「……あのさぁ」
と、ウォルターが言いづらそうに声をかけてきた。
「なに?」
「君、この寒いのに、素足ってどうなのぉ」
「どうなのって」
なんなの、と脚の下のウォルターの方を見下げて、気づく。
彼の両手は柚春が倒れないようにと柚春の腿を支えているのだが、その柚春の格好が、ホットパンツに二ーソックスなのだ。つまりウォルターは、柚春の生太腿を掴まざるを得なくなっているというわけで……。
「えっち」
「えっち? あーそう? そう言うこと言う? この極寒の1月にホットパンツにニーソってさぁ」
ウォルターは意地悪く柚春の太腿を抓る。
「いたっ! やめてよ、危ないったら」
柚春はぺしぺしとウォルターの金色の頭を叩いた。軽くだ。本当は嫌がってなんていないから。
こういう展開を、期待しなかったと言ったら嘘になる。
「ね、これっていわゆるラキスケじゃない?」
なんて耳元で囁いたら、ウォルターにべしっと叩かれた。
「詰まんないこと言ってると落すよぉ?」
「はーい」
きっとウォルターさん流の照れ隠しに違いない、と含み笑いして、柚春は改めて蝋燭に手を伸ばした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
ホラー
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年11月03日
参加申し込みの期限
2023年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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