this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
ファントムバタフライの館
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
閉じ込められて
「ファントムバタフライの館のゴースト……」
閉じ込められた
稲積 柚春
と
ウォルター・B
は、玄関ホールの弧を描く階段を上った先の二階部分の廊下を見つめ続けていた。そこにさっき、白っぽいシンプルなドレスを着た髪の長い女性がいたのをたしかに見た。けれど消えた。数多の白い蝶となって。
(――ゴースト。幽霊)
暗がりの向こうで、ウォルターの声も震えている気がする。
「とにかく出口を探そう。それからウィリアム博士も」
柚春はホラーはどちらかといえば不得手だ。その手の映画は好んでは見ないし、とくに和ものは見ない。出そう、と思ってしまう。だけれども曰く付きの場所でなければ、最近の撮影は凝ってるね! と流すタイプではある。だから努めて明るい声で。
「わかった! 博士がより甥っ子に楽しんで貰おうとサプライズ演出を……」
などと言ってみたのだが、自分でもその線はないなと語尾がすぼんだ。
「……してない? そ、そっか。現実かぁ……」
と、そのとき。
地の底で石臼を回すような重たい低音に続いて、玄関ホールが蒼白い閃光に包まれた。
一拍遅れて轟音。
「きゃ!」
柚春は驚いて、飛びつくようにウォルターの腕にしがみつく。
「大丈夫、雷だよぉ」
ウォルターは玄関ホールの天井近くの明かり取りの窓を見上げた。夜ではあるが館の中より明るいそこに、先ほどまでは煌々と輝く月がいたはずなのに、いまは見る間に黒く重たい雲が蔓延ってきている。時折走る稲光。天気は荒れてきそうだ。
「急いだほうがいいねぇ」
ウォルターの意見に柚春も同意し、しがみ付いていない方の手でスマホのライトを点けた。
「とりあえずの灯りだよ」
「ありがと。近頃のスマホって懐中電灯代わりにもなって便利だよねぇ」
「うん。ただ、バッテリーの心配もあるからウォルターさんのは取っといて。一台ずつ使っていこう」
「了解だよぉ」
「まずは、と……」
柚春は手始めに、ホール内の床を照らすようにスマホのライトを向けてみた。
「二階に博士がいるなら、この玄関ホールや階段には足跡があるはず。行き先もこれでわかればいいんだけど」
玄関ホール内を右から左へ、それから階段を下から上へ、とぐるり照らす。
だが、床にうっすらと積もった埃は均等で、足跡らしきものは見えない。
「どうしてだろう。足跡が全然ないね」
足跡がつかない床なのかと振り返ってみるが、柚春とウォルターの分の足跡はしっかりついている。
これにはウォルターも首を捻った。
「足跡がないのは変だけれど、ずっとここにいるわけにもいかないから、とりあえず進もうかぁ」
そう言って進もうとするウォルターを、待って、と柚春は引き留めた。
「買った邸なら電気が使えても不思議じゃないよ。ブレーカーを探してみよう」
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
ファントムバタフライの館
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオSSS(600)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
恋愛
ホラー
NPC交流
定員
1人
参加キャラクター数
1人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年11月03日
参加申し込みの期限
2023年11月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年11月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!