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授業風景 ~1年体育科の場合~
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浅沼 柳司
がハードルのスタート位置立つ。
「今日は二回できるんか……んなら、一回目、いこかー」
おもむろにスタート位置に近づこうとする柳司。
「待て待て待て、浅沼! 先ずはしっかりとストレッチするんだ!」
「なんや風雲児かいな。最初に準備体操したやろ?」
「それでもだ! しっかりほぐした柔軟な体こそが、パワーをうむってもんだ!」
ぐっと拳を突き出す轟。
「そだヨ、油断一秒、怪我一緒ダヨー」
「汐崎さん、それいうなら怪我一生だっちゃ」
自作の標語? を唱える
汐崎 キミ
と、ほんわかとした口調で突っ込む
鈴野 海斗
。
「はぁ、分かった、分かった。なんやお前らと話してると力がぬけるわ~」
「いっちに、さんしぃ~、にーにぃ、さんしぃ~」
轟の号令でストレッチをする四人。
「ワァ、浅沼君、体柔らかいネー」
「おうよ、空手家は柔軟性が命やからな。硬いと、んん! 回し蹴りとか、よう蹴れんし」
「むむっ、俺も柔軟性では負けないぞ! 鈴野、もっと押してくれ!」
メラメラと瞳に炎を灯す轟。
「わかったちゃぁ! えい、えい、えい!」
海斗が子供のコアラのように轟の背中に抱きつく。
「む、むぎゅぅ! ちょ、つよ、い……むぎゅ~~」
ぺちゃっと潰れる轟。
「アハハ、鈴野君抱きついてるヨ! 浅沼君、俺も乗っかる!?」
「……遠慮しとくわ……」
四つあるレーンに並ぶ四人。
足首を回したり、屈伸をして準備をする。
「よぉーし、自己新記録の更新めざすっちゃ!」
「アハ、鈴野君、気合い入ってるジャン! でも俺も負けないヨ」
「おっと、俺も負けないぜ! 弾丸の如くぶっ飛ぶぜぇ! うぉおおぉ!」
「風雲児……ほんま暑苦しいのぅ……」
スターターが合図を出し、一斉に走り出す四人。
一回目はそれぞれ、ハードル走の感触を確かめたり、フォームのチェックをする為か、八分ぐらいの力で走った。
……ただ一人、いつでも100%男の轟を除いてだが。
「おい、お前ら! なぜベストを尽くさない!?」
ぶっちぎりで一位の轟が、びっと指を指す。
「あんなー、ハードルやんの、ちょー久しぶりやで? 勘掴まな、ならんやろ? 大体、俺なんか110m初めてやわ」
「アハハ、浅沼君も、ソウなんダ? おそろしいダ―!」
「汐崎さん、それ言うなら、おそろいだっちゃ!」
にっこにこしながら言うキミに、ぽわぽわとした口調で突っ込む海斗。
「それにな風雲児、準備が必要っていったのは、お前やで? 一回目はウォーミングアップや」
ジロッと睨む柳司。
「そうだっちゃ。準備OK! オラの本気、みせるっちゃよ?」
眠そうな目に意志の光を灯す海斗。
「アハ! ミンナ燃えてるネ! 俺も負けないヨ!」
やたら爽やかに言い放つキミ。
「くっ……そうか……なら、今度こそ勝負だ!」
再びスタートラインに並び、合図を待つ四人。
海斗がほつれかけたポニーテールの位置を直す。
―日々ジョギングとかで鍛えてる成果をだすっちゃ。目指せ自己新記録……そして、クラス一位だっちゃ!―
キミがハードルに目をやる。
―ウーン、やっぱたかいネ。でも俺のジャンプ力なら、ピョーンだヨ―
スターターの生徒が大きく腕を振り上げる。
誰かが大きく息を吐いて、吸った。
視線が集まる……スターターが一気に手を振り下ろした。
「おぉおぉお~~~~~!!」
という雄叫びと共に、駆け出す轟。いきなり先頭に立つ。
―今度も勝つ!―
全力疾走で最初のハードルへ向かい、跳躍!
ガンッ!
前足がハードルを蹴り倒す。
「くぅ! ま、まだ余裕だ!」
「もらったでぇ!」
失速した轟を柳司が追越す。
長い足を伸し、ハードルを跳び越える。
―よっしゃ、とりあえず一個目クリア! っちゅーか、ハードルて、何歩で跳ぶんやっけ? 三歩か? 四歩か?―
逡巡している間に、次のハードルが迫る。
「ええい、ままよ! …………っとぉお!?」
まごつく柳司を海斗が追越す。
「一位だっちゃぁ! 努力は裏切らないっちゃ!」
リズミカルな走法で海斗が駆けていく。小柄な体が、絶妙のタイミングでハードルを跳び越していく。
―いいペースだっちゃ! これなら自己新もねらえるっちゃ―
揺れるポニーテールを追いかけるキミ。
「アハ! 綺麗なフォームだネ!」
―はやいネ♪ でもボクも脚力には自信あるんだヨ!―
背後から轟の雄叫びと、ハードルを蹴倒す音がする。
―くぅ、三台、三台までなら倒しても平気だ! 絶対追いついてやるぜ!―
「な、なんや、このパワー! くっそぉ」
轟の気迫に押されるように、加速する柳司。
―三歩、四歩……くぅ、もぉごちゃごちゃ考えるの止めや! がむしゃら、行ったる―
迷いを振り切った柳司は、先行するキミと海斗に迫る。
海斗がハードルを跳び越し、キミが駆ける。
―ウウ、ラストスパートだヨ!―
あと三台、二台、そして……ラスト一台。
背後から迫る足音。
―さ、さすがみんな速いっちゃ! けども……オラ、負けね―っちゃ!―
眠そうな瞳をつり上げ、駆ける海斗。
ゴールの白線が迫る。
足音が大きくなる。
激しい気遣いが聞こえる。
そして……ゴールラインを駆け抜けた。
「はぁはぁはぁ…………鈴野……お前、やるやんけ」
「ビックリしたね! 俺も足には自信あったノニ」
地面に座り込み、荒い息を吐く彼ら。
「ふぅ、ふぅ……ありがとっちゃ! 実は、最近、鍛えてるっちゃよ。日々切磋琢磨するっちゃよ」
つるりとした額を手の甲で拭いながら、微笑む海斗。
「へー、そなんや? なんやお前、見た目とちごうて、男前なとこあるんやなぁ」
「すごいジャーン★ 俺ももっと鍛えないトネ」
うんうんと頷いているキミ。
「うぉおお! 感動したぜ!」
「な、なんや!? ど、どした風雲児?」
両手を握りしめて、ワナワナと打ち震えている轟。
「鈴野、お前アレだろ!? 水面の上では優雅な白鳥だが、水の中では懸命に足を掻いているってヤツだろ?」
「そ、そこまででもないっちゃよ、あは、照れるっちゃ」
「いや、謙遜するな! よぉし、お前は俺のライバルだ! 次の体育では必ず勝つ!」
「アハ、あっついネ! さすらい魂だネ!」
「汐崎さん、それを言うなら、さむらい魂だっちゃ」
ボケる(天然?)キミに、突っ込む海斗。
そして、一人興奮する轟。
「はぁ~~~、ホンマ……暑苦しいやっちゃで……」
柳司は大きくため息をついた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
甲二
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
学校生活
スポーツ
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年11月20日
参加申し込みの期限
2013年11月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年11月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
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