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異世界浸食!『焚書官かく語りき』
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「もー、何このダンジョン、悪意ありすぎ!」
蒼が伸びて襲い来るつり革を斬り捨てれば、次は警察犬の吐く鎖が襲う。
「あっぶね!」
「ありがと!」
ラッセルのチェーンソーが唸り、鎖をはじいた途端、床が揺れた。
――同時に、ぐるりと列車の上下が反転し、幽霊がすべるように迫る。
「きゃ、っ!」
幽霊を避けた紫が、つり革に囚われ、全開の窓へと引きずられた。
「させるか!」
蒼留人が一跳びで紫に迫り、抜き打ちの一撃。
「大丈夫ですか、紫さん」
「あ、ありがとう、三毛澤君」
窓から中に引き込んだのは、ツナギに麦わら帽子の三毛澤だ。
「列車でバトルって、狭くて武器が振り回しにくいね」
「だよな。座席も邪魔だし」
「上下左右反転が面倒くさい。元の方向を覚えとかなきゃならんし」
一通り敵を倒して小休止となり。蒼の疲れた声に、ラッセルと蒼留人はこくりと頷く。
触れた相手の動きを遅くする幽霊、鎖を吐く警察犬が襲い、動くつり革は窓から人間を放り出す。
外に出されると、最初からやり直しなのだ。
「どうりで護送列車なのに窓が全開なはずだわ……ありがとう」
「どういたしまして」
紫の手当を終えて、道具をしまう八村の横から、三毛澤が顔を出して聞いた。
「紫さん、俺たちって、後世ではなんて言われてるんですか?」
「三毛澤君は『瑞々しい感性の東北の至宝』ね。八村君は『喪失と再生の名匠』かしら」
「本当? 嬉しいな、今度お墓参りに行ったら自慢しよう」
「私は恥ずかしいです……」
頭を抱えて俯く八村を、紫はそっと慰めた。
◆
「八村さん、俺たち全員を宙に浮かせる魔法は使えるか?」
「えぇ、可能ですよ。今ですか?」
「……いや」
次の車両への戸を開けた蒼留人は、天井をじっと見つめながら言った。
「照明が2回点滅したら、使って欲しいんだ」
「分かりました」
蒼留人は、壁からにじみ出るように出現した幽霊に向かう。
「どりゃっ!」
「すまない!」
途中、足に噛みつこうとした警察犬が三毛澤の輝く拳の餌食となり、幽霊を2体斬ることに成功。ラッセルのチェーンソーが警察犬を蹴散らし、彼に迫るつり革を蒼が斬ったその時、照明がちかちかと瞬いた。
すかさず八村が軍刀を掲げて叫ぶ。
「地は我らを縛ること能わず!」
一同の足が地面を離れた後、ぐるりと列車が上下反転したが、何事もなく天井に足をつく。
「すごい! 蒼留人さん、よく分かりましたね!」
「ずっと観察していたんでしょうね」
三毛澤と八村の賛辞に、蒼留人は無言で頷く。
「よっしゃあ! これで足下の問題は大方解決だな!」
「全開で行けるね、桜井君!」
ラッセルと蒼は拳を突き合わせ、魔物達をにらみつけた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
陣 杏里
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年10月05日
参加申し込みの期限
2023年10月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年10月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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