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コーヒーはおいしいよ? カフェ・フェスタへようこそ!
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【1】試飲コーナーにて
倉前 七瀬
と
ウォルター・B
は、さっそくmiao内の大催事場へとやって来た。
会場は、チラシにもあったとおり、いくつかのコーナーに分かれているようだ。
「コーヒーのいい匂いがしますねぇ!」
あたりを見回して声を上げると、七瀬は隣を歩くウォルターに尋ねる。
「ウォルターさんはイギリスご出身ですし、紅茶好きのイメージがありますけど、コーヒーはどうですか?」
「特別嫌いではないかなぁ。倉前は?」
少し考えて言うと、ウォルターは問い返した。
「僕はどっちも好きですよー」
答えて七瀬は付け加える。
「でも、実はコーヒーをブラックで飲むようになってからまだ日が浅くて。なので、いろんなコーヒーの味を知りたいです。飲み比べしましょう」
「いいねぇ」
ウォルターもうなずく。
そんなわけで、2人は試飲コーナーへと足を運んだ。
大きな長方形のテーブルに、コーヒーの入ったサーバーがいくつも並んでいる。サーバーには、豆の種類と焙煎度を書いたラベルが貼られていた。紙コップが用意され、客が自由に試飲できるようになっている。
七瀬とウォルターは、それぞれコーヒーを端から順番に試し始めた。
「これは後味もスッキリで飲みやすいです。こちらは、ちょっぴり酸味がありますね。嫌いじゃないです」
七瀬は、それぞれの感想を口にする。だが。
「こっちの味は……ぅうっ!?」
次を一口飲んで、彼は思わず声を上げた。片手で口元を抑えつつ、手にした紙コップをウォルターの方に差し出す。
「ウォルターさんも一口どうぞ……。これ、すごく苦くないですか?」
言われてウォルターはそれを受け取ると、中身を口に含んだ。
「ああ……少し苦味が強いねぇ」
ケロリとした顔で言う彼に、七瀬は思わず頭を抱える。
「うぅ、僕にはまだ早かったみたいです」
そんな2人に。
「おや、七瀬くんと先生じゃないか。君たちも来てたんだね」
と声をかける者がいた。
2人がふり返ると、そこには
柏村 文也
が立っていた。
「あ、文也さんもいらしとったんですね」
「面白そうなイベントだからね。店で使う豆も補充したかったし、ちょうどいいと思ってね」
軽く目を見張って言う七瀬に、文也は笑ってうなずく。
彼は、古書喫茶「思ひ出」の店主だ。
「それはじゃあ、お店用かなぁ?」
文也が提げている紙袋に気づいて、ウォルターが尋ねる。
「これは、自分用」
それへ文也は、笑顔で答えた。
文也が最初に向かったのは、豆の売り場だった。
カウンターとその後ろに置かれた棚には、豆の入ったガラス瓶が並んでいた。
どうやら売っているのは、スペシャリティコーヒーばかりで、100gいくらの量り売りらしかった。また、ノンカフェインやブレンドもあるようだ。更に、その場で粉に挽いてもらえるサービスもあるらしい。
「へぇ、意外といろいろあるんだね」
瓶のラベルを眺めつつ、文也は呟く。
ブラジル、コロンビア、キリマンジャロ、タンザニア……さまざまな土地で栽培された豆が、浅煎りから深煎りまで、いくつもの焙煎度で並んでいる。
「ちょっと高くてもいいから、珍しい豆があると小生としてはうれしいところなんだけどな~」
などと呟きつつ棚を眺めていた彼は、その中にコピ・ルアクを見つけた。
コピ・ルアクとは、ジャコウネコのフンから取り出されたコーヒー豆で、高級品として有名だ。
彼はそれを、自分用にと購入したのだった。
文也はそのことを七瀬とウォルターに話す。
「じゃあ、お店用のコーヒーはこれから?」
動物のフンから取り出された豆って、いったいどんな味なんだろうか……と思いながら、七瀬が尋ねた。
「そ、これから。ブレンドにしたいから、いくつか種類がほしいし、まずは試飲してみようと思ってね」
文也はうなずく。
試飲コーナーにやって来て、彼はまずキリマンジャロを焙煎度ごとに飲み比べた。というのも、ブレンドするのにその豆ははずせないと考えたからだ。
そのあと、他のもいくつか飲み比べてみた。
(この豆……深みがあっていいなあ……)
舌と好みにピンと来るものを見つけては、また次へと試飲を続け、買う豆を決めて行く。
そんな中で、七瀬たちに気づいたのだった。
「買う豆もだいたい決まったし……」
低く言って、文也は2人をふり返る。
「コーヒーが飲みたくなったら、いつでも拙の店に来てよ。某が美味しいコーヒーを淹れてあげる。もちろんお代はいただくけど」
「ああ。今度お邪魔するねぇ」
ウォルターがのんびりとうなずいた。
「僕には、あっさりめのものお願いしますね」
七瀬は、少しだけ引きつった笑顔で言う。
「善処するよ」
へらへら笑って返すと、文也は踵を返した。そのまま、豆売り場へと向かう。
七瀬とウォルターは、その彼を苦笑と共に見送った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
織人文
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
15人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年09月21日
参加申し込みの期限
2023年09月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年09月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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