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【大晦日】猫の島がわんわんわん!
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どどーん、ぱちぱちっ!
真っ赤な火花を散らしながら夜空に大輪の花が咲く。
「あれは……大南天の実の花火か!」
打ちあがる花火の音が怖いのか、お一努さまはうろたえ始める。
「大丈夫」
犬たちを宥めたのは、きとりだった。
「大南天の実のぱちぱちはみんなで一緒に楽しく見よう。きっと怖くないよ」
きとりが言うと何故かそんな気がしてきたらしく、お一努さまも犬たちもこぞって空を見上げる。
花火の音を聞きつけて、幸次と花遊も、お三夜を伴って姿を現した。
お三夜の姿が、黒い仔犬から黒い仔猫に変わり、さらにおかっぱ髪の少女へと変わる。
「お一努。此度もこちらの勝ちだにゃ」
「いやだ! せっかくみんな犬になったんだ、今こそ寝子島を犬島に……!」
「諦めるにゃ。寝子島は猫島。そちがいくら望もうとも、犬島にはならぬ定めなのにゃ」
言い含めるようなお三夜さまに、なおも首を振るお一努さまであったが。
「ここにいたのか!」
現れたのは、修とあおい、シオだった。お一努さまと話したくて、花火を打ち上げるのを二右衛門たちに任せて駆けつけたのだ。
「停戦しよう、お一努さま」
修は両手を上げて、敵意のないことを示しながらお一努様に近づいていく。
「俺も家で犬を三匹飼っている。だからこそ、犬は誇り高い存在だって知っている。誰かの迷惑になる事を貴方の犬の誇りは良しとするのか?」
「ぬぬ」
犬の誇り。その言葉が、お一努さまには響いたらしい。
修は飼っている犬にするように、お一努さまの毛並みを撫でた。
「犬には、島を守る力があると思ってる。寝子島は犬島にはなれないけれど、一緒に島を守ってくれよ」
お一努さまは修を見つめ、それから犬たちを見つめた。
犬たちも修の言葉に感銘を受けたようで、つぶらな瞳でお一努さまと修を見上げている。
「……仕方ない。そこまで言うなら、守ってやるのもやぶさかではない」
素直でないお一努さまの言葉に、一同は笑いを漏らす。
シオも笑って、がしがしとお一努の背中を撫でた。
どうやらこれで、一件落着と行きそうだ。
シオの傍に寄り添ったハルキが言った。
「ほら、お一努さま。今身だしなみはバッチリなのだから、お三夜さまに伝えたいことがあるならはっきり言えば……」
「なんのことにゃ?」
お三夜さまが首を傾げる。
「だからさ、その、恋、的な」
ハルキが皆まで言わせるなという雰囲気を醸し出すと、お三夜さまとお一努さまは同時かつ即座に否定した。
「それはないぞ」「それはないにゃ」
「そうなの?」きょとんとするハルキ。
「お三夜はオレの永遠のライバルだ!」
「こんな面倒なやつと恋などありえぬにゃ!」
わんにゃんと吠えるお三夜さまとお一努さま。
――12年後はまた、ケンカするのかもしれないが、それはまた別のお話だ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
動物・自然
定員
1000人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年09月07日
参加申し込みの期限
2023年09月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年09月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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