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\ オーバータイム!/
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AFTER THE RAIN
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瀟洒なテラスも冬の雨に打たれて、今日はどことなく寂しげだ。
「猫たちは晴れてると外に出たがるときもあるんだ。だが今日は見向きもしないな」
「ふふ、でも雨の降る様子に関心のある子もいるみたい」
ふたりの周辺にはいつしか、ストーンヘンジのように猫たちが配列されている。といっても法則性はない。寝ているもの、起きて修の足に身をすりつけるもの、まちまちだ。
「料理って楽しいよね」
濃いめのアールグレイを片手にあおいがつぶやいた。
「そう言ってもらえると嬉しい」
「どうして修くんが喜ぶの?」
「俺も楽しいと思ってるからさ。楽しさを分かち合えてるんだって実感できる」
「そうだね」あおいは言った。「分かち合えるって、いいよね」
ティーカップを一口してあおいはつづける。
「私さ、腕はご存じの通りだから、ずっと料理って嫌いだった。だから、『好きなタイプは料理上手の女性』って臆面もなく言える男の人たちにも軽く引いてた。あ、これはいまも引いちゃうかな。『どうせ自分で作る気ないんでしょ?』って」
「だったら俺は合格圏内だな。自分で作るし作るのが好きだから」
その点は自信をもって言える修だ。さらに言う。
「あと、俺は『好きなタイプは料理上手』なんて言わない。思ったことすらない」
「それはなにより。女性を代表してお礼を言わせてもらうよ」
「もし『好きな女性のタイプは?』って質問されたら……」
「ストップ」
あおいが言葉を割り込ませた。
修はきょとんとした表情になるばかりだ。
「俺、何か問題発言したか?」
「あらかじめ言っときたいだけだよ。口説く気なら、またの機会に」
修は吹き出してしまった。
「まさか俺が『好きな女性のタイプは、あおい、お前だ』とか言いだすとでも?」
赤面したのはあおいのほうだ。
「そ、そんな雰囲気を感じたもんで……」
「考えすぎだよ。そこまでオレサマ男子じゃない。俺はただ、『好きな女性のタイプは『料理を楽しんで作る人』というつもりだった。料理の話にからめての質問ならね」
「それでも半分くらい口説いてる気がするよぅ」
「受け取り方次第さ」
さらりと流して修は、立って窓に手でふれた。
「この雨、雪になるかなあ」
「どうかなぁ」
座ったままあおいが応じた。
修が窓にふれたのには理由がある。熱を冷ましたかったからだ。
心も体もぽかぽかしてきたから――。
BGMは静かで優しい雨音。
台所からただようは、ローストチキンの焼ける香。
そして、愛する人と交わす小粋な会話。
いま、これ以上望めるものがあるだろうか。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
桂木京介
シナリオタイプ(らっポ)
ゴールドシナリオ(200)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年07月28日
参加申し込みの期限
2023年08月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年08月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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