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ハッピーバースデー! 12月☆
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クリスマス生まれのかぐや姫へ
12月25日、クリスマス当日のシーサイドアウトレットは混み合っていた。
とくに日が落ちてからは、大観覧車は長い行列になっている。
並んでいるのはほとんどがカップルで、
月守 輝夜
と
青木 慎之介
も例に洩れず、であった。
「慎之介くんと一緒に誕生日を迎えられて嬉しいな」
輝夜が手袋をはめた指を絡めると、慎之介もにこと笑って、握り返してくる。
「へへ。月守のバースデーに間に合ってよかったぜ」
慎之介はアメリカに留学中であったが、年末年始を日本で過ごすべく帰国したところだった。
夜景が見えるところに行きたいな、という輝夜の願いを叶えて、デート先は観覧車となった。
彼と一緒だったから時間の感覚がなくなっていたけれど、30分は並んだだろうか。順番が回ってきて、輝夜と慎之介は、ゴンドラに向かい合わせに乗りこんだ。
ゴンドラはゆっくりと昇っていく。
寝子島の夜景がキラキラと煌めいている。
「乗るのに時間かかっちまったな。時間、大丈夫か?」
「うん……ちょっと遅くなるってお母さんに言っておいたから……遅くなっても大丈夫」
それから輝夜は、秘密だよ、というように口元に手を当てて囁いた。
「お泊りは出来ないけどね」
輝夜の大胆発言に、慎之介は挙動不審になった。
慌てたように、カバンの中から赤いリボンのついた小さな袋を取り出す。
「わ、渡したいものがあって。ハッピーバースデー、月守。プレゼント、アメリカで買ってきた」
「嬉しい……開けるね」
中から出てきたのは、白い月と青い地球が二連になったネックレスだった。月は本物の月に似た球体のデザイン。月と地球のサイズは実際と真逆で、地球が月を追いかけているようにも見える。
「ムーン&アースのネックレス。すごく迷ったけど、月守にはやっぱり月がいいかなと思って」
「もしかして……地球は慎之介くん?」
慎之介は照れくさそうに鼻の頭を掻く。
私のことを想いながら選んでくれたんだ。
そう思った途端、輝夜は慎之介をぎゅっと抱きしめていた。
「ありがとう。離れててもずっと一緒に感じられそう。大切にするね」
輝夜は早速、身に着けてみる。
「どう? 似合うかな?」
「思った通り。ソー、キュート」
慎之介に褒められて、輝夜の頬が赤らむ。
「慎之介くん、優しいところも大好きだよ」
観覧車はてっぺんへと登ってゆく。
ゴンドラの中、二人きりだと意識して、輝夜は勇気を出してみる。
「ねえ、……慎之介くんの誕生日の日のこと憶えてる?」
「もちろん」
「私からキスしたよね。……お返しが欲しいな」
慎之介はゴクリと唾を飲み込んで、輝夜を見つめた。
輝夜はすこし顎をあげて瞼を閉じる。
観覧車から見下す眩い寝子島の夜景を背景に。
二人の影はゆっくりと重なる。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年06月15日
参加申し込みの期限
2023年06月22日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年06月22日 11時00分
参加キャラクター一覧
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