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\ オーバータイム!/
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◆雪といえば
放課後。寝子島高校。
八神 修
と
七夜 あおい
は帰り支度を済ませて、校門を出るところだった。すると、修の前に白い粒が降ってきた。あおいもそれに気づいて、2人で空を見上げる。
「雪だ!」
「きれい……!」
見惚れていると降る量が少しずつ増えてくる。ひどくなる前に早足で帰ったほうがいいだろうか。修がそんなことを考えていると、あおいがじっと積もり始めた雪を見つめる。
「どうした? あおい」
「かまくら、作れそうだなって」
「かまくらか……良いね」
「手伝ってくれる?」
「もちろん」
修はあおいの提案を快諾した。さっそくスコップを持ってきて、雪を大きなブロックにして積む。それを繰り返して、かまくららしい形を作っていく。
「いい感じだな。あおい、仕上げをお願いできる?」
「任せて」
「じゃあ俺はその間に射撃部の部室から色々取ってくるよ」
そう言って修はその場を離れた。雪は最初に比べるとだいぶ降ってきたが、それでも大雪ではない。しかし部室から出るときには大吹雪になっていた。
(これはヤバいな……!)
部室から持ち出したものを守りつつ、なんとか雪のなかを潜り抜けてかまくらまで戻ってきた。あおいは仕上げを終えて、かまくらのなかに避難していた。修もそこに入ると、入り口を少しだけ狭めて雪の侵入を防ぐ。
かまくらの半面に折ったシートを敷き、もう半面には持ってきた七輪を置いて着火。
「温かくなったね」
これで一安心と気が緩み、まったりした空気が流れる。修が鞄を開けると、ポーチュラカがひょっこり顔を見せた。
「また入ってた」
「ん? あ! ほんとだ!」
「この子、どこでも入ってくるんだよ。勉強中に乗ってきたり、布団に入ってきたり」
「困っちゃうね」
「ほんとにね」
困っているというその顔はどこか嬉しそうだ。チュラは鞄から出るとあおいの掌に乗ってきた。
「温かい?」
「うん、まるでカイロみたい」
修は羨ましいと思ったが、口にはしなかった。それから餅を焼いたり、缶ココアを飲んだりとかまくらを堪能する。入り口から外を見ると、吹雪は止むどころか強くなっていた。
「手、悴んでない?」
「うん、大丈夫」
あおいが見せてくれた手を修は慈しむように触れる。暖を取れているとはいえ、少し冷たい。
「無理はしないようにね」
「ありがとう」
「いつ止むかなあ……」
「どうだろう」
「でも、あおいと一緒ならもう少しこのままでも良いけどね」
修が大事そうにあおいの手を包むと、彼女は優しく微笑んだ。
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あとがき
担当マスター:
星織遥
ファンレターはマスターページから!
この度は、シナリオへのご参加ありがとうございました!
寝子島はすっかり冬ですね。
外を出歩く皆さんにとって、かまくらがまるで
夏のオアシスのようになっていて、不思議な感じがしました。
改めて、この度はありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年05月26日
参加申し込みの期限
2023年06月02日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年06月02日 11時00分
参加キャラクター一覧
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