this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
Gペンの付喪神、現る!~霊界漫画雑誌を廃刊から救え!
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
9
つぎへ >>
●カリスマ美人霊界漫画家を救え!
どの雑誌もそうであるように、霊界タソガレーンにも看板作家がいる。
カリスマ美人霊界漫画家として顔出しもしている、雪女の雪緒である。
細面で色白、眉も目もすっとしていて、雪の結晶模様を織り込んだ白い和服がよく似合う。そんな見るからに氷属性な雪緒が描いているのが、熱血少年バトル漫画だというギャップも、人気の一因であったが……。
ひゅおおおーーーーーーー。
謎のGペンの編集者に懇願されてやってきた、霊界漫画家・雪緒の仕事場。
昔話に出てくるような茅葺屋根の古民家の、板戸を開けた
落合 まゆら
と
桜井 ラッセル
は、内側から吹き付けてくる吹雪で一瞬にして真っ白になった。
まゆらは、ぶるぶるっと身を揺すって、身体に張り付いた湿っぽい雪を振り落とす。
「落ち込んだら吹雪が……ベタな漫画表現がリアルになるなんて笑えないわ……」
Gペンのジイさん曰く、雪緒先生は大大大スランプに陥っているらしい。
雪緒先生の作品なくして霊界タソガレーンあらず!
なんとしても雪緒先生に原稿を仕上げてほしい。
ところが、雪女である雪緒先生は、気持ちが落ちると自分の周辺を吹雪かせて極寒の雪山のようにしてしまう体質で、凄腕アシスタントであるクモ吉君すらも倒れてしまい、大ピンチなのだそうだ。
部屋の中を見れば確かに、クモ吉君は部屋の隅に倒れてぴくぴくしており、今にも凍死しそうな有様である。
「駆け出しの声優の卵を捕まえるくらいだから、相当テンパってるみたいだけど、実はあたし、絵の方も得意なんだよね」
まゆらは寝子島アニメーション学院声優科に通っている。
声の仕事を目指しているが、アニメはもちろん好きで、絵も描いたりしてきているのだ。
綺麗めの絵柄で人物なら10~20代の男女が得意。それ以外の年代や、背景動物もそれなりに描けると自負している。苦手なのは機械やロボット系。
「でもイラストが中心で、漫画はあまり描いたことがないんだよね」
「経験がねえのは俺も一緒だし。でも話を聞いて作品読んでみたら面白くてすっかり惚れちまってさ。先生には続き、描いてほしいんで。アシスタント未経験だけど雑用なら何でもやります」
ラッセルは前のめりに雪緒先生に声をかけるが、どん底顔の先生は白目を剥いて室内を吹雪かせるばかりだ。
「と、とりあえずクモ吉さんを介抱しましょうか」
まゆらは気絶しているクモ吉のほうに回り込み、八本手のずんぐりむっくりのからだを抱き起す。
「クモ吉さん、クモ吉さん! しっかり!」
ぺちぺちと頬を叩くと、クモ吉は薄く目を開けた。
「……天使が見える……ここは天国……?」
「天使じゃありません! ジイさんに頼まれてヘルプに来たアシスタントのまゆらです」
「俺はラッセルだ。ほら、気付けにあったかい茶でも飲んで」
まゆらの介抱と、ラッセルから受け取った温いお茶で、クモ吉はまもなく自分で身を起こすことができるくらいまで回復した。
まゆらは、雪緒先生と気心が知れているだろうクモ吉に尋ねる。
「クモ吉さん、先生をなだめるにはどうすればいいですか?」
「雪緒先生はときどき自分に自信がなくなるんです。ほんとうは熱い少年マンガより、心が芯まで冷たくなるような作風だったみたいで……でも、それじゃあ読者がついてこなくて方向転換した過去があるそうで」
「そうだったんですね」
「けど、長年アシスタントをしてきた僕に言わせれば、雪緒先生は外側は氷のようにクールですけど、ハートは熱い方なんです。熱血少年マンガは、雪緒先生のハートそのものなんですよ。雪緒先生が自信を取り戻しさえすれば……」
「わかったぜ」
とラッセルは力こぶを作ってみせる。
「雪緒先生を励ませばいいんだな」
ちょっと待って、とまゆらが制する。
「これほどのどん底マイナスオーラ、ちょっとやそっとでは解消できそうにないわ。とりあえず雪緒先生が人の話を聞ける状態に持っていくことに注力しましょう」
「そうしてもらえるとありがたいです」とクモ吉。
「了解だ。となると……メンタル落ちてるときは、まずは、掃除だな! それからサンドイッチかパスタかなにか、軽食を用意しよう」
<< もどる
1
…
3
4
5
6
7
…
9
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
Gペンの付喪神、現る!~霊界漫画雑誌を廃刊から救え!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年05月05日
参加申し込みの期限
2023年05月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年05月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!