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\ オーバータイム!/
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「はっ!」
四ツ葉乃 キィ
は目を開けた。
身体の自由が利かず、折りたたまれたような体勢だ。
「箱?」
押し込められているのは立方体の箱だと予想できた。
「どうして人の姿に?」
そのせいで非常に窮屈だ。とりあえず、鍵の姿に戻ろうとしたのだが、
「あれ」
戻れない。何度か試したが、上手く戻ることが出来なくなっていた。
「……」
静かだ。外の様子は伺えない。なんとなく思うのは、声を出しても助けてくれる人はいないだろうということだ。試しに鍵が開くイメージを浮かべてみるが、やはり効果はなかった。
「しまわれちゃったのかしら」
倉庫でずっと眠っていた時と同じだ。今度は何年、何十年ここにいることになるのだろう。せめて元に戻りたかった。
この姿でいると、眠りにつけない気がするから。
「誰だか知らないけど酷いよ」
人間の姿で、感情を持たせて、こんなところへ閉じ込めるなんて。
しかし、思うのだ。あの場所にいた時とは違う、と。楽しいこと、嬉しいこと、やりたいことが出来てしまったから。
(ラっちゃん、どうしてるかな)
すっと頬を涙が流れた。
主に会いたい。手元から鍵がなくなった彼は困っているだろうか。それとも本体はいつもの場所にあって、キィの意識だけがここにあるのか。
ここで無理矢理眠るのも悪くないが、できるなら主にもう一度会いたい。そして、文句を言ってやるのだ。
こんな状況だからか、会話を交わしたことがない彼とは話してみたいと思った。
「……助けてよ」
と、その時。
『おい、大丈夫か』
いきなり箱の中に響いてきた少年の声にはっとする。
『もしもし? 助けてって、どうしたんだ?』
ぼんやりして来ていた意識が戻ってきた。とても聞き覚えのある安心する声。
(まさか)
『おーい、大丈夫か?』
「え、ええ。あの、あなたは」
一体どういう状況なのかと。
『かけてきたのはそっち……もしかして番号を間違えた?』
どうやら、電話の相手はスマホで通話をしているようだ。キィの手元にスマホはないので半信半疑だが。
一番気になるのは声の感じが限りなく、自分の主に似ているような。
(ラっちゃん? いや、そんなはずは)
『助けが必要なら警察とか呼ぶか?』
「そ、それは大丈夫」
『え、でも』
「なんとかなりそうだから」
『そ、そうか? まあ、そういうことなら』
「ええ、ありがとう」
そう言った瞬間、目の前が真っ白な光に包まれた。
気付くとそこは見慣れた寝子島で、キィは海辺に佇んでいた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年05月01日
参加申し込みの期限
2023年05月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年05月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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