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(大捕物になったみたいね……)
神奈川県警寝子島警察署刑事課所属、巡査部長の
水槻 清恋
は、しょぼつく目をこすりながら、缶コーヒーの残りを啜った。
ブラインド越しの日がまぶしい。
皓々と輝くディスプレイを、清恋は眺める。
書類作業はあまりはかどらなかった。当直の時間に、たまった書類を片付けようという目論見だったが、見事に外れた。
当直明けの朝はきつい。
一般企業にもまして、警察の夜間業務はハードだ。
犯罪は夜も待ってくれない。
妙な電話がひっきりなしにかかってくることもある。
緊急出動で、いつ呼び出されるかもわかったものではない。
昨晩は宵の口に、奇妙な来訪者――キャリア組、極めつきのペルソナ・ノングラーダ(招かれざる客)――が合ったほかは、特にこれといって事件はなかった。
だからといって、清恋のストレスがなくなるわけでもない。
厄介なキャリアとは早々に関わり合いにならないよう、当直室に引っ込んだが、だからといってのうのうと眠れるはずもない。神経を張りながら、まんじりともしない夜を過ごしたのだ。
ため息混じりに煙を吐き出す。
紫煙がゆっくりと空気に溶けた。
(……キャリアが来るなんて)
警察とて階級社会。
上の都合で仕事なんていくらでも変るものだ。
それにしても、被害者なんてお構いなしに、手前の都合で捜査の陣容が変るのは勘弁して欲しい。
今回の捜査チームに、清恋は編成されていない。
激務の川崎署で辣腕を振るった清恋、戦力外を通告されたわけでは、むろんない。
自分から外してもらっていたのだ。
* * *
「部長。今回の捜査チームから、自分を外していただけますでしょうか」
昨日のこと。
清恋の提案に、部長は目を細めた。
「――君のことだから、何か考えがあるのだろうね」
穏やかな口ぶり。
だが、有無を言わさぬ迫力がある。
「当直ですから」
「そうだね。だが君の腕は、多くの人間が買っている。今回の事件でも活躍してほしいのだが……」
「誘拐事件の捜査で主な面々が出払っていても、事件は容赦なく降りかかってきます」
寝子島は川崎などに比べ、犯罪の件数こそ少ないが、異様な事件に拡大するものが少なくない。
ごく些細なきっかけが、大規模な犯罪につながることも少なくないのだ。
なにやら常識では説明しがたい、奇怪な事件も頻発しているらしい。
清恋はむしろ、そちらに対応すべきだと考えたのだ。
実績のある彼女、部長からの信認も厚い。
さらに今回の件は、警察というチーム全体を考えてのこと。目先の仕事に全てを見失ってしまっては、プロ失格だ。
部長に、許可しない理由はない。
「そうか……気をつけてくれたまえ」
「明日の12時までの勤務になります。なにか緊急の用事があれば連絡を頂ければ」
「一つだけ言っておこう」
「……何か」
「煙草には注意したまえ。徹夜のあとでは、肌荒れのダブルパンチだ」
「……お気遣い、痛み入ります」
* * *
部長の人柄を知らなければセクハラすれすれの発言だが、いざ徹夜してみると、
(確かに……)
肌がひどく荒れている気がする。
鏡で見たわけではないが、隈もひどい有様だろう。
川崎署で散々鍛えられた。一晩や二晩の徹夜でバテるような体力ではない。
(もう少しだ。頑張ろう)
そう思って立ち上がろうとした瞬間、視界がぐらりと揺れた。
(あ、ちょっと……)
徹夜仕事の疲労は、夜間には襲ってこない。
耐えがたい疲労が肩にずんとのしかかってくるのは、朝の光をまのあたりにした瞬間だ。
仕事は12時に交代になる。
(ね、眠くなってきた……いかん、ここで一発カフェインを入れるか)
甘ったるい朝専用コーヒーに、ブラックコーヒーを混ぜる通称「刑事スペシャル」。
徹夜明けの頭をムリに起こす糖分とカフェイン。
一日の限界摂取量まで、一瞬で取ることのできる禁断の飲み物。
それを腹に流し込んで、ついでにメンソールの一本でもきめて、昼間までの仕事に備えよう……。
そう考えて、刑事部屋から出ようとした――その瞬間!
ビ――――――――ッ!
インタフォンがブザー音を発した。
瞬間、清恋は全ての眠気を吹き飛ばす。
事件が、彼女を待っていたのだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
ぱーすぺ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
推理・サスペンス
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年04月21日
参加申し込みの期限
2023年04月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年04月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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